広島県内有数の牡蠣の産地「江田島」 の牡蠣小屋&グルメとおすすめ観光スポット

牡蠣の産地で堪能!広島・江田島の牡蠣小屋&グルメとおすすめ観光

瀬戸内海に浮かぶ「江田島(えたじま)」は、広島港から高速船で約30分。陸路でも広島市中心部から車で約1時間とアクセスしやすいことから、「広島に一番近い島」と呼ばれる島です。

江田島周辺は、広島県が指定する清浄海域のひとつで、広島の名産として知られる牡蠣の生産に適した条件がそろっています。生食用の厳しい審査基準をクリアし、牡蠣が育つために必要不可欠なミネラルが豊富。塩分濃度も最適なエリアです。

今回は、そんな江田島の牡蠣を堪能できるグルメスポットを中心に、歴史的な観光名所やお土産、パワースポットをご紹介します。

 

 

江田島へのアクセス

牡蠣の産地で堪能!広島・江田島の牡蠣小屋&グルメとおすすめ観光
江田島湾

広島市や呉市の沖、広島湾に浮かぶ江田島。車で倉橋島を経由して行く方法と、広島港や呉港からフェリーや高速船で行く方法があります。海路を利用すれば、多島美も楽しめるので特におすすめ。瀬戸内ならではの風景をのんびり堪能しましょう。

牡蠣の産地で堪能!広島・江田島の牡蠣小屋&グルメとおすすめ観光
呉港 江田島行きフェリー

江田島島内には、小用港(こようこう)、切串港、中町港、高田港、三高港など、港が複数あり、広島港や呉港との間を多数の便が運航しています。

島内での移動は、バス・タクシーのほか、レンタサイクルやカーシェアを利用できます。

<レンタサイクル&カーシェア貸出し場所>
・小用港、切串港、中町港、三高港、江田島荘 ほか

 

江田島の絶品グルメ! 牡蠣を堪能できるお店

獲れたての牡蠣を食べられる牡蠣小屋「山岡水産」

山岡水産

江田島で獲れた牡蠣を各地に卸す「山岡水産」。ここでは冬になると、牡蠣をむき身にする作業を行う加工場の一角を、期間限定で牡蠣小屋としてオープンしています。1日数組限定で予約を受けており、新鮮な牡蠣をその場で焼いて味わえます。

山岡水産
山岡水産

牡蠣は1個から注文可能。リーズナブルに食べられるのも産地の牡蠣小屋ならでは。

牡蠣を網の上に置いたら、3分程度でパチパチと音が立ちはじめ、磯の香りが漂ってきます。ひっくり返して、ぷしゅっと口が開いたら食べ頃です。席にはタイマーが用意されているので、焼きすぎる心配もありません。

山岡水産

生でも食べられる新鮮な牡蠣なので、やけどには注意しつつも、さっと口に運びましょう。プリプリの食感とともに、濃厚でミルキーな味わいや、牡蠣のエキスたっぷりのスープが口いっぱいに広がります。

山岡水産

店内で提供されるのは牡蠣のみ。飲み物や調味料、おにぎりなどの持ち込みは自由となっています。

そのままでもおいしいですが、いろいろな調味料で味を変えて楽しむのもおすすめ。焼いた牡蠣に日本酒を注いで、牡蠣酒にするのも焼き牡蠣の醍醐味です。

山岡水産

また、店内では殻付き牡蠣とむき身の牡蠣の直売も実施。2,000円以上購入すると、専用の道具で牡蠣をむき身に加工する「牡蠣打ち体験」に無料でチャレンジできます。

牡蠣打ちはコツがいるので、地元の人も滅多に自分ですることはありませんが、やり方はお店の人が丁寧に教えてくれるので、旅の思い出に一度トライしてみては。

住所
広島県江田島市能美町高田3827-1
TEL
0823-45-2344 ※牡蠣小屋の利用は要事前予約
営業期間
11月1日~3月31日 ※繁忙期12月などは休業
営業時間
10:00~15:00
定休日
日曜
アクセス
「小用」港から車で約20分

 

牡蠣の加工工場直営のレストラン「オイスターカフェ江田島」

オイスターカフェ江田島

「オイスターカフェ江田島」は、冷凍牡蠣や冷凍牡蠣フライを製造する工場の3階にあるカフェレストランで、広島県産の新鮮な牡蠣を使った多彩な料理を楽しめます。

白と青を基調としたインテリアやアーティストによるチョークアートがリゾート感を演出していて、大きな窓からは呉や江田島にぐるっと囲まれた穏やかな内海を見渡すことができます。

オイスターカフェ江田島
広島県産牡蠣フライ(1,000円)

メニューは、ぷりっとした生牡蠣や焼き牡蠣の食べ比べのほか、牡蠣グラタン、大きな牡蠣がのったトルティーヤピザ、牡蠣と旬野菜を使ったパスタなど、とにかく牡蠣づくし! 牡蠣養殖に適した江田島の牡蠣は大きく、濃厚な甘みが口の中に広がっていきます。

オイスターカフェ江田島
広島県産牡蠣のミルクポタージュ(600円)

牡蠣をベースにしたスープメニューは、ポタージュとチャウダーの2種類。牡蠣をすりつぶして作られる「広島県産牡蠣のミルクポタージュ」は口当たりが優しく、牡蠣の旨みをそのまま感じられます。

そのほか、平日のランチタイムには牡蠣フライ御膳(1,350円/1日15食限定)や、イタリアンのコースメニューなども用意されています。

オイスターカフェ江田島

もともと小学校があった場所にオープンした工場兼カフェレストラン「オイスターカフェ江田島」。事前予約制で、屋上でのBBQや工場見学もできます。

住所
広島県江田島市江田島町秋月2-49-52
営業時間
11:00~17:00(ディナーとBBQは予約制)
定休日
なし
アクセス
「小用」港から車で約8分
公式サイト
オイスターカフェ江田島

 

地元の牡蠣や鮮魚を味わえる「えたじま新鮮市場 amamo」

江田島 あまも

「えたじま新鮮市場 amamo(あまも)」は、新鮮市場と食堂が融合した複合施設で、2024年4月にリニューアルオープンしました。

江田島 あまも

2階の食事処「あまも食堂」には、テーブル席やカウンター席、座敷が。新鮮な魚を使った海鮮丼や、「海上自衛隊第1術科学校(旧海軍兵学校)」がある江田島ならではのカレーセット、焼き魚メニュー、牡蠣料理など、地元の味覚を楽しめます。

江田島 あまも

「えたじま湾刺身定食」(1,600円)も人気ですが、江田島といえばやっぱり牡蠣。粒が大きく、濃厚でクリーミーな旨みと甘みに加え、恵まれた養殖環境のおかげで栄養分も豊富なのだそう。

江田島 あまも
牡蠣のかんかん焼き(約1kg 1,650円/1~3月限定)

牡蠣メニューは、通年で「2種のカキフライ定食」(1,200円)を用意。牡蠣の旬である冬季(1~3月)には牡蠣のかんかん焼きが登場し、食べ放題のフェアも開催されます。地元の新鮮な食材をたっぷり楽しめる魅力的なスポットです。

江田島 あまも
江田島 あまも

そして、1階では江田島の新鮮な牡蠣や魚介類、野菜、お土産などを販売しています。ここに並ぶ鮮魚は漁師から直接仕入れた新鮮なものばかり。魚を1尾まるまる買うと、その場でさばいてもらえます。
※1階の物販コーナーは2025年6月1日より当面の間、営業休止しています

住所
広島県江田島市江田島町江南1-1-37
TEL
0823-27-7266
営業時間
11:30~14:30(あまも食堂)
定休日
水・木曜
アクセス
「小用」港から車で約12分

 

大粒牡蠣フライが地元の人にも人気の「島の台所 旬彩」

島の台所 旬彩

大きな牡蠣フライが食べられる、地元の人にも人気の定食屋「島の台所 旬彩」。ここでは、11月中旬~3月末の期間限定で提供される「カキフライ定食」(1,500円)がおすすめです。

島の台所 旬彩
島の台所 旬彩

厳選して仕入れた牡蠣はどれも大きいものばかり。濃厚でジューシーな食感を味わえます。

また、江田島の食材を堪能できる定番の「旬菜ランチ」(1,000円)、お刺身や天ぷらでボリューム満点の「旬菜御膳」(2,200円)も人気メニューです。

島の台所 旬彩

「島の台所 旬彩」は夜には居酒屋としても営業。旅行者だけでなく、地元の人にも人気のお店なので、早い時間に行くのがおすすめです。

住所
広島県江田島市江田島町江南1-2-16
営業時間
11:00~14:00(13:15L.O.)、17:30~21:30(21:00L.O.)※売切れ次第終了
定休日
日曜・第3月曜
アクセス
「小用」港から車で約15分、またはバス「江南橋」下車徒歩約3分

 

ミシュランガイド広島にも掲載された「にしむら庵」

にしむら庵

『ミシュランガイド広島2013』に掲載された、地元の人にも人気の名店「めん処 にしむら庵」。

利尻昆布と、江田島近海で獲れたいりこ、地元の醤油で作るこだわりの出汁で、手打ちの蕎麦や自家製うどんを堪能できるお店です。

にしむら庵

ここでは、ミシュランガイドに掲載された「カキ天うどん」(760円)がおすすめ。通年で提供しているので、牡蠣のシーズン(11~3月)以外も食べられます。

にしむら庵

もっちりとした食感のうどんと、大きい牡蠣の天ぷらが出汁をほどよく吸って絶品です。

住所
広島県江田島市能美町中町4704-1
営業時間
11:00~14:00
定休日
月曜(祝日の場合は翌日)、金曜(祝日の場合も休み)
アクセス
「小用」港から車で約20分、またはバス「長瀬海岸」下車徒歩約1分

 

江田島のおすすめ観光・グルメスポット

歴史的な建物が残る海上自衛隊「第1術科学校」「幹部候補生学校」

海上自衛隊第1術科学校
海上自衛隊 幹部候補生学校本館(画像提供:海上自衛隊第1術科学校)

「第1術科学校」は、海上自衛隊の専門教育機関で、全国に4カ所あるうちのひとつがここ、江田島にあります。旧海軍兵学校の跡地としても知られ、現在は幹部候補生を養成する教育機関としても機能しています。

構内の一部は一般公開されていて、ガイドによる構内ツアー(所要時間90分)を実施。明治時代から残る歴史ある建造物や、貴重な資料などを見学できます。

「赤レンガ」と呼ばれる幹部候補生学校本館は、明治26年(1893年)に建てられた第1術科学校のシンボル的な建造物で、シンメトリーになっているのが特徴。現在も講堂や候補生の自習室として活躍するほか、映画のロケ地にも使用されています。

海上自衛隊第1術科学校
教育参考館

教育参考館は、先人の遺徳をしのぶ場所として、昭和11(1936)年に海軍士官や財界等からの寄付金によって建てられました。戦後、海上自衛隊の心の教育の場として復活し、海軍や海上自衛隊の歴史に関する資料が約1,000点展示されています。

海上自衛隊第1術科学校
大講堂(画像提供:海上自衛隊第1術科学校)

大講堂は、幹部候補生や第1術科学校の入校式や卒業式といった大切な式典に使用される2階建ての鉄骨レンガ石造の建造物で、約2,000名もの収容能力があります。

赤じゅうたんの先の舞台中央には玉座が。式典時には天皇や皇族が訪れる場所として、建物やあしらいにはさまざまな意味が込められています。

海上自衛隊第1術科学校では、日本の歴史を感じ、歴史的建造物を間近で見る貴重な時間を過ごせます。見学時間内であれば、食堂や売店も利用できるので、江田島を訪れる際はぜひ足を運んでみては。

住所
広島県江田島市江田島町国有無番地
見学日
【平日】11:15~/13:30~/15:15~
【休日】9:30~/11:15~/13:30~/15:15~
※行事等により、見学を中止する場合あり。最新情報は公式サイトを要確認
アクセス
「小用」港から車で約5分、またはバス「第一術科学校前」下車徒歩約1分
公式サイト
海上自衛隊 第1術科学校

 

江田島のパワースポット「ネイビーロード」

ネイビーロード
写真提供:江田島市観光協会

能美に浮かぶ2つの島は、もとはひとつだった島が空襲を受けて2つに分断されたといわれています。赤い鳥居が目印の船霊(ふなだま)社がたたずみ、潮が引くと、船霊社へとつながる幻想的な道「ネイビーロード」が現れます。

多くの時間は海に隠れていて、天候や風向きなどの条件がそろわないと現れないため、見られると幸運といわれるパワースポットです。自然がもたらす不思議な魅力が、訪れる人を魅了します。

ネイビーロード
写真提供:江田島市観光協会

ネイビーロードを歩く際は、湿った砂浜や滑りやすい岩場があり、潮位によっては長靴や軍手があると安心。

また、徒歩約3分の場所には、日帰り利用可能な温泉施設「えたじま温泉」もあるので、併せて美肌の湯に浸かっていくのもおすすめです。

住所
広島県江田島市能美町中町1265
アクセス
「中町」港から徒歩約13分

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まるでジブリの世界! 絶景スポット「三高山(砲台山)」

江田島 三高山(砲台山)

瀬戸内海国立公園に属す沖美町にある標高401.8mの「三高山(みたかやま)」。目の前に広がる瀬戸内海のきらめきと多島美、広島市近郊の街並みが見渡せる絶景スポットです。

江田島 三高山(砲台山)
江田島 三高山(砲台山)

明治時代、陸軍の拠点であった広島や海軍のある呉・江田島の守りをかためるため、三高山に砲台が建てられました。西日本最大規模とされる総面積約198,000平米の広大な敷地には、弾薬庫や機械設備庫といった石造り・レンガ造りの当時の建物跡が残されています。

江田島 三高山(砲台山)

ですが、これまでに一度も砲台が使われることはありませんでした。現在の砲台跡は、ツルや緑に覆われて自然と一体化し、まるで『天空の城ラピュタ』の世界に迷い込んだよう。山頂までの道には約90種類もの花木が生息し、四季折々の豊かな自然を楽しめるので、ドライブや森林浴におすすめです。

住所
広島県江田島市沖美町是長
アクセス
「三高」港から車で約20分

 

夏には海水浴やマリンアクティビティも楽しめる!

江田島 海水浴場・マリンアクティビティ

江田島の周りは美しい海に囲まれ、島内にはビーチが点在しています。夏には海水浴をはじめ、SUPやカヌー、ウェイクボードなど、マリンアクティビティも楽しめます。

 

自家焙煎のコーヒーのお店「コーヒーロースト セレーノ」

コーヒーロースト セレーノ
コーヒーロースト セレーノ

約40種類から選んだ珈琲豆を好みに合わせて焙煎してもらえる「コーヒーロースト セレーノ」。コーヒー好きにおすすめの立ち寄りスポットです。

コーヒーロースト セレーノ
コーヒーロースト セレーノ

珈琲豆を購入すると、焙煎している間にコーヒーを1杯サービスしてくれる、うれしい心遣いも。

コーヒーロースト セレーノ

手作りケーキやホットサンドなどの軽食もあるので、ティータイムにもおすすめです。

住所
広島県江田島市能美町鹿川2151-1
営業時間
10:00~17:00
定休日
水・木曜
アクセス
「小用」港から車で約20分

 

世界一のオリーブオイルに注目!「江田島オリーブファクトリー」

江田島オリーブファクトリー
江田島オリーブファクトリー
江田島オリーブファクトリー

「江田島オリーブファクトリー」は、テラス席のあるレストラン、地域のよい品を扱うショップ、オリーブ加工場を併設した複合施設です。

広島のオリーブブランド「安芸の島の実」のアンテナショップとして、オリーブ栽培と収穫、商品の加工、飲食や販売までを一貫して行っています。

江田島オリーブファクトリー

ショップでは、広島県産オリーブを使用したオリーブオイルをはじめ、江田島・呉の名産品や広島土産もそろいます。

広島県産オリーブをぜいたくに使用したエクストラバージンオリーブオイル「安芸の島の実 江田島搾り」は、本場・イタリアのコンテストで世界一に輝いたほか、数々の国際的な賞を受賞した逸品です。

広島県産の乾燥牡蠣をオリーブオイルで漬けた「広島牡蠣オリーブオイル漬け」もお土産にぴったり。パスタやサラダなどに使ってもそのまま食べてもおいしい人気商品です。

江田島 オリーブファクトリー
ちりめんじゃこと水菜のピザ(1,530円)
江田島 オリーブファクトリー
レストランテラス席

レストランでは、オリーブオイルをふんだんに使用したピザやパスタなどのイタリア料理を味わえます。テラス席もあるので、目の前に広がる海を眺めながら食事を楽しむのもおすすめ。

また秋には、加工場でオリーブオイルの搾油作業を見学することも。収穫されたオリーブがオリーブオイルになるまでの工程を見学してから、料理をいただくのもここならではの体験です。

住所
広島県江田島市大柿町大君862-3
営業時間
平日 11:00~16:00(15:00L.O.)
土日祝 11:00~18:00(17:00L.O.)
定休日
月曜(祝日の場合は営業、翌日休業)
アクセス
「小用」港から車で約20分

 

巨大な鬼が出迎えてくれる「島の駅 豆ヶ島」

豆ヶ島
豆ヶ島

入り口にある巨大な鬼が目を引く「島の駅 豆ヶ島」は、地元の人に親しまれている「徳永豆腐店」のアンテナショップです。

同店の「鬼壺豆腐」が江田島の名物豆腐として広く知られています。壺型の容器に入った見た目には普通の豆腐ですが、口にするとびっくりするほど辛い! 辛いものが好きな方はぜひ試してみてください。

豆ヶ島

店内にはさまざまな種類の豆腐が並び、江田島の郷土料理「大豆うどん」などが食べられるイートインコーナーもあります。

豆ヶ島

そして、自分で好きなだけ盛れる「豆乳ソフトクリーム」も。甘さ控えめで、たくさん盛ってもペロリと食べられます。

豆ヶ島
豆ヶ島

そのほか、デザート感覚で食べられる「福豆腐」などかわいい豆腐にも注目です。

住所
広島県江田島市大柿町飛渡瀬601-13
営業時間
11:00~16:00
定休日
火曜(祝日の場合は営業、水曜休業)
アクセス
「小用」港から車で約15分

 

併せて巡りたい! 江田島周辺の観光スポット 

広島といえばここ!世界遺産「嚴島神社」

嚴島神社
画像提供:広島県

江田島から少し足をのばして、宮島の「嚴島神社」へ行くのもおすすめ。瀬戸内海にそびえたつ朱色の鳥居は、一度は見ておきたい景観です。海上に浮かぶ神秘的な姿が評価され、1996年に世界遺産に登録されました。

広島港からは宮島行き高速船が運航。また、4~11月の土日祝には、江田島対岸の呉港からも宮島への高速船が運航しているので、小用港から呉港を経由すれば、江田島から宮島へスムーズにアクセスできます。

住所
広島県廿日市市宮島町1-1
営業時間
1~2月、10月15日~11月30日 6:30~17:30
※1月1日は0:00~状況判断、1月2~3日は6:30~18:30
3月1日~10月14日 6:30~18:00
12月 6:30~17:00
料金
大人300円、高校生200円、小・中学生100円
アクセス
【宮島まで】JR「宮島口」駅、広島電鉄「広島宮島口」から高速船で約10分
「広島港」から高速船で約32分
「呉港」から高速船で約45分(4~11月の土日祝のみ運航)
【嚴島神社まで】「宮島桟橋」から徒歩約10分
公式サイト
嚴島神社

 

戦艦「大和」を建造した呉の歴史をたどる「大和ミュージアム」

大和ミュージアム
10分の1戦艦「大和」左舷(画像提供:大和ミュージアム)

呉市にある「大和ミュージアム」では、戦艦「大和」を建造し、日本一の海軍の工場がある街として栄えた呉の歴史をたどることができます。

2026年3月までリニューアル工事のため休館中ですが、駅を挟んだ反対側の「ビューポートくれ」内に仮展示室「大和ミュージアムサテライト」がオープンしていて、零式観測機の実物大模型や貴重な資料などを展示しています。

平和の大切さや科学技術の素晴らしさを学べるので、戦艦に詳しくない人でもぜひ足を運びたい施設です。

住所(サテライト)
広島県呉市中通1-1-2(ビューポートくれ内)
営業時間
展示室・ミュージアムショップ 9:00~18:00(展示室入館は17:30まで)
料金
一般500円、高校生300円、小・中学生200円
定休日
火曜(祝日の場合は開館、翌日休館)
※ 4月29日~5月5日、7月21日~8月31日、12月29日~1月3日は無休
アクセス
JR「呉」駅から徒歩約5分
公式サイト
大和ミュージアム

 

掲載スポットMAP

 

江田島は広島市内から約1時間でアクセスできる島です。フェリーに乗って、瀬戸内の景色を楽しみながら行けるのも魅力。地元で獲れた牡蠣や多島美の風景、島の歴史を堪能しに出かけてみませんか。

 

取材・撮影・文/アンドウミク(オイスターカフェ江田島、えたじま新鮮市場 amamo、海上自衛隊第1術科学校、ネイビーロード、三高山)
その他 取材・文/三宅美保 撮影/桐林和美

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