豊かな時間を過ごせる滋賀県のカフェ5選〜里山の和菓子の里から琵琶湖を望むおしゃれなお店まで〜

豊かな時間を過ごせる滋賀県のカフェ5選〜里山の和菓子の里から琵琶湖を望むおしゃれなお店まで〜

提供:ことりっぷ

 

琵琶湖の水などの条件に恵まれ、お米や銘柄牛、伝統野菜、加工品など、豊かな食を育んできた京都のお隣・滋賀県。今回は琵琶湖のまわりを中心とする滋賀県内のカフェをまとめてご紹介します。湖のほとりや城下町の中心部、森、里山などロケーションもすてきな場所ばかり。極上の和菓子や洋菓子、パン、発酵食をお供にゆったり過ごしましょう。

 

【東近江】ゆったり過ごせるギャラリー&カフェ「genzai」

【東近江】ゆったり過ごせるギャラリー&カフェ「genzai」 築200年を超えた近江商人屋敷を改装。すっきりとした赤と白の暖簾が目印

全国各地に近江商人を送り出した東近江・五個荘。商人たちはこの地に本宅を残したため、今も多くの屋敷が残っています。そんな商家を改装したギャラリー&カフェが「genzai(ゲンザイ)」。地元を中心とする作家の展示を行い、それらの作家さんたちの器や布小物などが並ぶショップや、器として使っているカフェスペース「喫茶ゲンザイ」もすてきです。

 

「うちの鶏のエッグトースト」。パンは卵のサイズに合わせて地元のパン屋さんに特注している

「喫茶ゲンザイ」は商家の和の雰囲気も残すナチュラルな空間。大きなテーブルや縁側、座布団などさまざまな席で、思い思いに過ごせます。湧き水とサイフォンで淹れたコーヒーや庭で飼っている鶏の卵を使ったスイーツなど、ここだけのメニューでひと息つきましょう。

 

 

【近江八幡】「ラ コリーナ近江八幡」の「バームファクトリー」

【近江八幡】「ラ コリーナ近江八幡」の「バームファクトリー」 バームクーヘンが埋め込まれたような建物が「バームファクトリー」。中央の部分がオープンテラスになっている

JR近江八幡駅からバスで10分の場所にある、たねや・クラブハリエのフラッグシップ店「ラ コリーナ近江八幡」。森のように緑豊かな場所に、自然への感謝や人と人のつながりなどへの思いを込めたユニークな施設が次々とオープンしてきました。

 

しっとりとした「バームクーヘンmini」に生クリームを添えてさらに美味しく

2023年にオープンしたクラブハリエ最大規模の店舗には、工場をガラス越しに見られる「バームファクトリー」を併設。創業当時から大切にしている丁寧な手づくりの工程や歴代パッケージなどを間近で見られます。2階にはセルフスタイルの「バームクーヘンカフェ」があり、焼きたての「バームクーヘンmini」を、ドリンクとセットで楽しめます。

 

 

【大津】6万3000坪の“和菓子の桃源郷”「寿長生の郷」

【大津】6万3000坪の“和菓子の桃源郷”「寿長生の郷」 苑内にあるお食事&甘味処「梅窓庵(ばいそうあん)」。窓越しに一面の梅林を望める

京都のお隣で琵琶湖の南西に位置する大津市の「寿長生の郷(すないのさと)」。全国にお店を持つ和菓子の「叶 匠壽庵(かのう しょうじゅあん)」が手がける施設です。のどかな野山の散策や収穫体験、お茶やお菓子、食事などを通して、和菓子の世界を楽しめます。

 

「梅窓庵」のメニューのひとつ「抹茶クリームあんみつ」。白蜜であっさりいただく

「お菓子の原点は農にあり」という考えのもと、山を開墾して和菓子の原材料を育てているこちら。6万3000坪にもおよぶ広大な敷地には、食事や甘味を楽しめる「梅窓庵」や、本格的な茶の湯を体験できる「清閑居」、和菓子やさんのパンを楽しめるベーカリー&カフェ「野坐」など、豊かな地元の食でひと息つけるスポットがいくつもあります。

 

 

【長浜】発酵の深い味わいにうっとり♪「湖のスコーレ」

【長浜】発酵の深い味わいにうっとり♪「湖のスコーレ」 ミナペルホネンが手がけた施設のロゴをかたどったテーブルと中庭に気分もゆったり

国内有数の米どころであり、郷土料理の鮒寿司や、味噌、醤油、甘酒、日本酒など、お米や米糀を生かした発酵食品づくりがさかんな滋賀県。琵琶湖の北東の城下町・長浜にある「湖(うみ)のスコーレ」は、発酵をテーマにストア・ギャラリー・喫茶室・発酵スタンド・醸造室・チーズ製造室・体験教室・図書印刷室で構成された、体験型商業文化施設です。

 

フレッシュな旬の食材と発酵食の旨みが重なった深い味わいに魅了される

ギリシャ語で学校を意味する名前の通り学びや体験も充実したこちら。喫茶室では発酵食を気軽に楽しめます。県内の生産者から届く食材と、施設内で製造したチーズや味噌、甘酒などを組み合わせたメニューが揃い、心まで元気になれそう。

 

 

【彦根】琵琶湖のほとりで美味しいパンを♪「ジュブリルタン」

【彦根】琵琶湖のほとりで美味しいパンを♪「ジュブリルタン」 湖のすぐそばというロケーションに白亜の建物がよく似合う

琵琶湖の東のほとり、カフェもあるパン工房「J’oublie le temps(ジュブリルタン)」。フランス語で“時間を忘れる”という意味を持つクラブハリエのパン工房です。こだわりの酵母をじっくり発酵させ、オーブンや石窯で香ばしく焼き上げたパンが揃います。

 

選りすぐった素材の味わいを大切にしたメニューが揃う

南欧のような真っ白な建物は1階がショップ、2階がカフェとテラス。カフェでは美味しいパンを使った料理を朝からブランチでいただけます。季節の果物がたっぷりのフレンチトーストや名物のスコーンにたねやのあんこをはさんだサンドなど、スイーツやデザートも充実。琵琶湖の眺めと、湖を渡る風を楽しみながら心地よく過ごせます。

 

 

いかがでしたか?
今回は、過去に「ことりっぷweb」で紹介した中から、滋賀県内のカフェをまとめてご紹介しました。メニューや営業時間、定休日などの情報は、各記事の公開時点のものですので、事前に確認しておでかけしてくださいね

 

文:文/高柳涼子

 

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