提供:ことりっぷ
2023年5月、ヤシの木が並ぶリゾート感たっぷりの熱海・親水公園からすぐの場所に、創作和食店「ハレのヒ」がオープン。野菜がごろごろ入った豚汁を始めとして、見た目も愛らしいスイーツ、手作りにこだわったおばんざいなど、心がほっと温かくなる逸品がそろいます。ランチやティータイム、気ままな1人飲みまで、幅広いシーンで活躍できますよ♪
海が目の前。リゾート感あふれるロケーション
ヨットハーバーを見ながらお散歩するのが楽しい「親水公園」
熱海駅から車で約10分。熱海サンビーチに隣接した「親水公園」から歩いて1分の場所に、「ハレのヒ」はあります。キラキラと輝く海に、青い空。周囲には、ゆったりとスローな時間が流れています。
お店があるのは、熱海市渚町の国道135号線沿い。シンプルモダンな外観に、玄関先の白い暖簾が風にはためき、清潔感を感じさせます。
心からくつろげる店内
お料理担当の山田さんと接客担当の纐纈(こうけつ)さん
「ハレのヒ」を切り盛りするのは、仲良し女性の2人組。ビブグルマンに選出されたことがある、東京のとんかつ屋さん「いわい」(旧店名のもと家)で15年以上修行した経験を持つ山田さんと、熱海市内の宿泊施設で接客スキルを磨いた纐纈(こうけつ)さん。
女性オーナー2人が放つ、のびやかな空気にほっと癒されます。
広い窓からは海が見え、明るく開放的。思わず「ただいま」と言いたくなる、優しい雰囲気がいっぱいです。聞けば、大工さんをしている山田さんのお父さんが、リノベーションを行ったのだとか。小ぢんまりとしていながらも、居心地が良いのは、娘さんを想うお父さんの愛情がそこかしこに感じられるから。
晴れた日には、ぜひテラス席へ。心地良い海風が頬をなで、のんびりリゾート気分に浸れます。
ランチに人気の「お魚フライ&メンチ定食」
「お魚フライ&メンチ定食」(1400円)
営業時間は、お昼から夕方までと、夜の2部制。お昼から夕方にかけては、お得な定食がそろいます。おすすめは、地元で獲れるアジをメインにした魚フライと自家製メンチカツ、小鉢2品、ごはん、お店自慢の豚汁がセットになった、盛りだくさんの「お魚フライ&メンチ定食」。
オーダーを受けてから、粉をつけて揚げる身の厚い立派なアジフライは、サクサク&ふっくら。アジのうま味を十分に感じられます。また人気のメンチカツは、サクッとジューシーな仕上がりに。お肉にしっかり味がついているから、そのまま食べてもおいしい♪
麦味噌仕立ての具だくさん豚汁
そして豚汁は、お肉や野菜がごろごろ入って具だくさん。麦味噌ならではのやわらかい甘さや香りが、野菜やお肉から出るうまみやコクを引き立て、ひと味違う豚汁になっています。
定食の汁物は、基本、すべて豚汁。食べれば、心も体も芯から温まります。夜はお酒を飲んだ後のシメに、豚汁を注文する人も多いのだとか。
海を見ながら食べたい、くまさんアイスもなか
「くまさんアイスもなか」(200円)
またテイクアウトメニューが充実しているのも、「ハレのヒ」の魅力。見た目も愛らしい「くまさんアイスもなか」は、パリパリっとした最中の皮と、ひんやり濃厚なバニラアイスが絶妙にマッチします。
テイクアウトして、ぜひ海を見ながら召し上がれ♪気分が上がりますよ。
熱海名産“橙(だいだい)”を使った名物グルメ
「熱海のだいだいソースで食べるとりから」(780円)、「熱海産だいだい特製サワー」(750円)
熱海の夜を楽しむなら、熱海生まれの柑橘類「橙(だいだい)」を使ったお酒で乾杯♪一口飲めば、さわやかな香りとほどよい酸味があり、リフレッシュできます。
お酒に合う一品でおすすめなのが、「熱海のだいだいソースで食べるとりから」。カリッと揚がった唐揚げは、そのまま食べても良し。オリジナルの橙ソースをかけても良し。橙ソースをかければ、キリッと効いた橙の酸味が、口の中をさっぱりとしてくれますよ。
大迫力の花火も、室内で優雅に鑑賞
店内から見える花火の大きいこと!
夏だけに限らず、1年中楽しめる熱海海上花火大会。こちらのお店は、花火の打ち上げ場所から近く、大きな窓から花火を見ることができます。
19:00~21:00まで提供している「花火大会限定の松コース」(3980円)
花火大会の当日は、席のチャージ料、料理8品、ワンドリンク付の「花火大会限定コース」があります。おいしい料理とお酒を飲みながら、目の前で打ち上がる大輪の花火を見られたら、最高に贅沢な時間になりそう。花火大会の混雑を気にせず、快適な環境で過ごせる点も良いですね。
ランチでも、ティータイムでも、夜の時間でも。いつもの日常をちょっぴり晴れやかにしてくれる「ハレのヒ」で、楽しいひと時を過ごしてくださいね。
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
文:安藤美紀