提供:ことりっぷ
大阪の南海電鉄なんば駅直結のスイスホテル南海大阪、そのフロントがある6階に「ザ・ラウンジ」があります。こちらで提供しているアフタヌーンティーは月替わり。その月のテーマに合わせたセイボリーとスイーツ、スコーンがお重型のスタンドに並んでいます。引き出しを開けると、どんな料理に出会えるのか期待が高まります。紅茶のティービュッフェ付きなのも人気の理由のひとつ。ホテルのラウンジで特別感あるアフタヌーンティーが楽しめます。
毎日13時~ハープの生演奏が行われる優雅な空間
パープルとブルーを基調とした落ち着いたインテリア
フランスを本拠地とし、世界規模で展開するホテルチェーン・アコーホテルズのブランドのひとつがスイスホテルズ&リゾート。日本国内にあるスイスホテルは、ここスイスホテル南海大阪のみになります。6つのレストラン&バーがあり、そのひとつが「ザ・ラウンジ」。
ラグジュアリーホテルですが、自家製ケーキやコーヒー、紅茶を提供する「ザ・ラウンジ」はカフェ感覚でカジュアルに利用できます。
テーマごとに毎月替わるアフタヌーンティー
アフタヌーンティーディライト平日4950円、土日祝5450円
こちらのアフタヌーンティーは月替わり。2022年2月1日~28日までのテーマは「ストロベリー&スイスチョコレート バレンタインアフタヌーンティー」。
お重が付いたスタンドが印象的で一番上にはセイヴォリーが並ぶお皿があり、お重の上にはスイーツが並びます。お重の1段目の引き出しにはまた別のスイーツとセイヴォリー、2段目にはスコーンとジャム類が隠れています。
スイーツはホワイトチョコレートのロリポップ、ラズベリークランチムース、ハートフィナンシェなど計7種
今月の主役はいちごとチョコレート。7種あるスイーツはどれもいちごとチョコレートを使っています。飽きさせないよう味に変化を持たせていて、ビターなチョコレートでつくったプリンにはいちごのあまずっぱさが際立つクッキーを添えていたり、ミルクチョコレートのタルトにはパッションフルーツの酸味を合わせています。
またキャラメルベリーシュークリームは、チョコレートとキャラメルをあわせたカスタードクリームが入っていて、キャラメルのほろ苦さがアクセントになっています。
パテドカンパーニュ 、チキンオープンサンドウィッチ、イチゴサンドウィッチ、スパイシースイスチョコレートフォカッチャ、バーベキューポークパフ
まるでスイーツのようなビジュアルのセイヴォリーは5種。グラスに入っているのは鶏レバーと豚ミンチで作るパテドカンパーニュ。いちごのソースをそえ、ほうれん草のシートをのせています。スイーツみたいにかわいいオープンサンドは、チキン、カリフラワーのムース、3種(バジル、サフラン、ビーツ)のマヨネーズをトッピング。口のなかでいろんなフレーバーのハーモニーが楽しめます。
コッペパンでつくるいちごのサンドイッチはローストしたアーモンドがアクセントに。ほかホテル内にあるチャイニーズレストラン「エンプレスルーム」で作るチャーシューのパイ包み、スパイシースイスチョコレートフォカッチャがあります。
スコーンはプレーンと月替わりの2種。ソフトな食感で、割ると小麦の香りがふわっと広がります。月替わりはドライストロベリーとミルクチョコレートを刻んで生地といっしょに焼き上げたもの。自家製のクロテッドクリーム、ストロベリージャム、はちみつ、好きなものといっしょにいただきましょう。
紅茶好きは見逃せないTWGのティービュッフェ
真っ白な陶器のポットに入ったTWGの紅茶が9種
アフタヌーンティーに付くドリンクは、シンガポール発の紅茶・TWG Tea(ティーダブリュージーティー)。紅茶好きが憧れるラグジュアリーティーブランドです。飲み方は2パターンあり、9種類のプレミアムTWGティーブッフェまたは好きな紅茶1種類のポットサービスから選べます。
気になるラインナップは、香りが豊かで飲みやすいと人気のイングリッシュブレックファーストのほか、フレンチアールグレイ、ニューヨーコブレックファースト、ロイヤルダージリン、シルバームーンティー、レッドジャスミン、ホワイトスカイティー、ミルクウーロン、ノンカフェインの9種。
お気に入りを見つけるためにあれこれ飲み比べができるし、好きな茶葉が決まっている場合は、席に座ったままゆっくりポットでいただくのもいいですね。
なんば駅直結という好立地ですが、場所はホテルの6階なので穴場。都会の喧騒から逃れて、ほっとくつろぎたいときにぴったりです。手が届くとびきりの贅沢を味わってください。
文:西 倫世 撮影:保志俊平