黄金色の絶景！日本国内の美しいススキの名所

秋田県男鹿市の「寒風山」は男鹿半島の付け根あたりに位置する、周りに障害物がない360度の大展望が望めるスポット。9月中旬ごろからはススキの花が咲き始め、山の中腹から山頂まで一面が白く覆われます。風になびく美しいススキが織りなす大パノラマの絶景は必見。

芝生に覆われたなだらかな形状を生かし、回転展望台やゴルフ場なども整備されています。展望台から眼下に広がるススキを楽しむのもおすすめ。

「戦場ヶ原」は、栃木県の「日光国立公園」内にある湿原。10月をすぎた頃からは、一面を黄金色に染めるススキの風景を堪能できます。雄大な男体山（なんたいさん）と風になびくススキのコラボレーションは美しく、この時季ならではの風情を感じられるはず。

野鳥や高山植物の宝庫としても知られ、歩きやすいハイキングコースも人気。ススキ以外の自然も思う存分楽しめるスポットです。

東京都東村山市にある都立の自然公園。約5,000平方メートルある「ススキ原っぱ」では、11月上旬～末ごろまで、陽の光に照らされて白く輝くススキを見ることができます。

また、公園の東側にある堤防からは多摩湖を一望することも可能。四季折々の自然が楽しめるので、季節を変えて訪れる度ひと味違う魅力に出会えそうです。

箱根にある「仙石原高原」は、関東最大級の規模を誇るススキが楽しめるスポット。東京ドーム約4個分にわたって広がるススキの美しい黄金の穂は、箱根の秋の風物詩になっています。見頃を迎える9月下旬～11月上旬は、県内外から多くの人が訪れ、ススキを見ながらの散策を楽しんでいます。

長期間見ることができるススキは、その時々で違った美しさが味わえるのもうれしいポイント。周辺には美術館も多数あり、芸術の秋も一緒に堪能できます。

山中湖と三国峠を結ぶ県道の途中にある絶好のビューポイント。10月下旬に見頃を迎えると、一面のススキ越しに、見上げれば富士山、眼下には山中湖という幻想的な景色が楽しめます。

富士山の裾野に沈む夕日とのコラボレーションも感動的な美しさで一見の価値あり。一面に広がるススキの間を散策するのもおすすめです。（2024年11月末まで、整備工事のため閉鎖中）

静岡・伊豆の「稲取細野高原」には、ススキ野原や相模湾・伊豆七島、見事な山容が見られる絶景ポイントが多数存在します。見頃となる10月上旬～11月上旬は、面積約125万平方メートルの広大なススキ野原と伊豆の自然が一度に楽しめる絶好のタイミングです。

毎年ススキの最盛期に合わせて開催される「秋のすすきイベント」では、イベント広場での催しやスタンプラリー、SNSにイベントの様子をアップして記念品がもらえるイベントなど盛りだくさん。

兵庫県美方郡新温泉町の「上山高原」では、標高約946mの頂上付近で見事なススキ草原が楽しめます。見頃となる9月中旬～10月中旬ごろには一面に広がるススキが神秘的に輝き、まるで銀色のじゅうたんのような景色に。周囲の紅葉とのコラボレーションも美しく、訪れる人を魅了します。

上山高原の山頂までは車で向かうことができるので、ススキに囲まれた道をドライブするのもおすすめ。

約90万平方メートルを誇る関西有数のススキの自生地「砥峰高原」は、兵庫県を代表する観光スポットのひとつ。映画やドラマのロケ地としても注目を集める場所です。9月下旬～11月上旬ごろには、白銀に光るススキが風に揺れる幻想的な風景を見ることができます。

毎年9月に「観月会」、10月には「すすき祭り」が開催。ススキを堪能しながらハイキングコースを歩いて、美しい景色や自然の感動的な光景を楽しんでみては。

「金剛生駒紀泉国定公園（こんごういこまきせんこくていこうえん）」内にある「岩湧山」は、四季折々の様々な植物が見られることから、年間を通じて多くの登山客が訪れます。中でも秋のススキの時期は人気が高く、キトラと呼ばれるススキが山頂一帯を覆い、ふわふわと風に揺れる様子は必見です。

ススキを楽しみながら滝畑方面に歩き進むと、大阪府最大の多目的ダム「滝畑ダム（たきはただむ）」も見ることができます。ほかにも「岩湧寺」や「八幡神社」など見どころ満載。

奈良県曽爾村にある「曽爾高原」では、10月上旬～11月下旬にかけて約40万平方メートルの山の斜面がススキに覆われます。倶留尊山（くろそやま）の雄大な姿と、ふもとに広がるススキのじゅうたんが作り上げる景色はなんとも幻想的。特に夕陽に照らされ黄金に輝く様子は、言葉にならない美しさです。

また、「曽爾高原山灯り」の期間中は、お亀池周辺が約200本の灯籠でライトアップされ、ファンタジックな雰囲気に包まれます。

奈良県の葛城山に広がる「葛城高原」は、雄大な自然に囲まれており、大阪平野や六甲山、淡路島、奈良盆地まで見渡せる絶景スポットです。9月中旬～10月下旬にかけ、山頂一面がススキに囲まれた黄金色の大草原を眺めることができます。山々に広がる紅葉と一緒に秋の景色を堪能することも。

ハイキングはもちろん、キャンプ場やロッジもあるのでキャンプを楽しむことができ、自然を満喫するのにぴったり。また、広大な自然つつじ園があることでも有名で、春に訪れるのもおすすめです。

「生石高原」は、和歌山県有田川町と紀美野町にまたがる高原。山頂からは紀泉の山並みや、晴天時には六甲や淡路島までも遠望できる絶景スポット。360度の大パノラマでススキが見られる一大群生地としても知られています。

ゆるやかな道のりで登りやすい「生石ケ峰（おいしがみね）」の山頂も行く価値ありです。夕陽に照らされ神々しく輝くススキと、暮れゆく湯浅湾が織りなす景観は息を呑むほどの美しさ。

島根県にある「三瓶山」は、主峰の男三瓶山（おさんべさん）をはじめ、女三瓶山（めさんべさん）や太平山（おおひらやま）など6つの峰からなる火山。国の天然記念物に指定されているブナの天然林をはじめ、森林や貴重な植物が残る自然豊かなスポットです。秋になると、裾野や山頂などで見事なススキ野原が見られ、多くの人で賑わいます。

いくつもの登山道があり、自然を満喫するにはぴったりのスポット。周辺には温泉もあるので、ススキを堪能した後に立ち寄るのもおすすめです。

国定公園「秋吉台」は、白い石灰岩が点在する日本最大級のカルスト台地。1年を通じて様々な自然美を楽しむことができ、多くの観光客が訪れる人気の観光スポットです。見頃を迎えると「秋吉台カルストロード」沿いの草原をススキが覆い、その景色を眺めながらのドライブやサイクリングが楽しめます。

周辺にはトレッキングコースもあり、散策しながらススキを間近に見ることも。ススキと一緒にカルスト台地を見渡す絶景を堪能できます。

長崎県・平戸の大自然が一望できる絶景パノラマスポット「川内峠」。約30万平方メートルの広大な高原で、特に丘の頂上から眺める景色に圧倒されます。春のつつじ、夏の緑あふれる草原、秋の黄金に輝くススキなど、季節の移ろいと大自然を存分に感じられるスポット。草原一面をススキが覆う風景は、見る人の心を穏やかにしてくれる美しさです。

大分県の「飯田高原」は、「阿蘇（あそ）くじゅう国立公園」内にある広大な高原。ゆるやかな丘陵が続き、牧歌的な風景に癒される自然豊かな場所です。9月ごろからススキが揺れる風景が見られ、秋の訪れを感じられます。

高原内を通る「やまなみハイウェイ（県道11号）」は、ススキ野原の中を快走するような感覚が味わえるドライブスポットです。

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