祇園・東山・北白川周辺
清水寺
鮮やかに染まった木々と、国宝に指定されている本堂との調和が見事。清水の舞台から下を覗きこむと、枝を絡ませたカエデの下に渓谷を見ることができます。18時からはライトアップが行われ、寺院と紅葉が秋の夜空に浮かび上がります。
祇園・東山・北白川周辺
南禅寺
約4万5千坪の境内に、300本以上のカエデが植えられています。日本三大門のひとつである三門との対比も見事で、門の楼上に登り上から紅葉を見下ろすことも。三門の裏には大きなイチョウの木があり、黄色の葉が地面を埋め尽くします。
祇園・東山・北白川周辺
高台寺
豊臣秀吉の妻・ねねが創建した寺で、名の通り高台にあるため境内から京都の街を一望出来ます。季節によってデザインが変わる方丈前庭、臥龍池周辺が紅葉の人気スポット。境内南側にある雲居庵では、紅葉を眺めながら抹茶をいただけます。
祇園・東山・北白川周辺
永観堂 (禅林寺)
垣のような岩と赤く染まった紅葉のコントラストが美しい様子から「岩垣もみじ」と呼ばれています。その見事さは京都内でも屈指であり、古今集に「モミジの永観堂」と詠まれたことがあるほど。秋の特別拝観ではライトアップも楽しめます。
祇園・東山・北白川周辺
青蓮院門跡
天然記念物に指定された門前の楠の大木が目印。境内には池泉回遊式の庭園と霧島の庭があり、側の茶室で紅葉鑑賞が楽しめます。夜の特別拝観では大小300の照明を使ったライトアップが行われ、その芸術性が高い評価を得ています。
祇園・東山・北白川周辺
哲学の道
南禅寺から銀閣寺まで続く小径。春は桜の名所として、秋は紅葉スポットとして知られており、道の脇を流れる川の水面に紅葉の色がよく映えます。風情ある雰囲気の中、飲食店や土産物屋に立ち寄りながらゆったりと散策を楽しめます。
祇園・東山・北白川周辺
建仁寺
1202年に栄西禅師が開山した日本最古の禅寺。約3,000本のカエデが植えられ、古今和歌集にも登場するほど、古くから紅葉の名所として知られてきました。三尊石の石組、杉苔、紅葉が互いを引き立て合う様子は、まさにここだけの風景です。
祇園・東山・北白川周辺
東福寺
中国の宋から持ち帰ったとされる「通天モミジ」の名を持つカエデが有名で、本堂と普門院、開山堂を結ぶ通天橋から見ることができます。20万平米以上の広大な境内が赤く染まる様子は圧巻。苔と敷石が市松模様を模した方丈庭園も人気です。
祇園・東山・北白川周辺
泉涌寺
仏殿の傍から泉が湧いたことから名前が付いた泉涌寺。植え込みの緑、白砂と白壁、カエデの赤と黄色が上品に配置された御在所庭園では、洗練された美しさに触れることができます。総門から少し歩いた先を下ると、今熊野の紅葉が現れます。
祇園・東山・北白川周辺
天授庵
南禅寺の塔所として建立された天授庵には2つの庭園があり、本堂の中から眺める枯山水庭園が紅葉スポットとして知られています。苔で縁取られた白砂と紅葉のコントラストが美しく、夜のライトアップでは幻想的な雰囲気を楽しめます。
京都駅周辺
東寺
日本で最も高い五重塔が有名で、唯一残る平安京の遺構として世界文化遺産にも登録されています。京都駅からほど近く、都心部にありながらも境内には豊かな自然が広がっています。池の周りを囲うように葉が色づき、水面にその姿を移します。
京都駅周辺
伏見稲荷大社
全国に約3万社あるといわれる稲荷神社の総本社で、年間約1,000万人が訪れます。朱の鳥居が立ち並ぶ「千本鳥居」が有名で、トンネルのような独特の風景は外国人観光客に大人気。大木が多いため、鳥居の上部を覆うように紅葉が色づきます。
京都駅周辺
醍醐寺
敷地面積は200万坪以上。境内は醍醐、下醍醐、三宝院のエリアに分かれており、紅葉の種類も多彩です。仁王門から続くモミジのトンネルは一見の価値あり。修行道場付近に咲く紫の萩の花、憲深林苑に見る黄のツワブキも秋の風物詩です。
京都駅周辺
渉成園
別名「枳穀邸(きこくてい)」とも呼ばれています。陸奥の名所「塩釜の浦」の風景を模したといわれる印月池から、侵雪橋、縮遠亭を望む景観が素晴らしく、イチョウを中心とした紅葉と相まって訪れる人に風情を感じさせます。
河原町・烏丸・四条大宮周辺
京都御苑
京都御所を囲む約65haを整備した国民公園で、広大な敷地内の紅葉を無料で楽しめます。モミジやカエデはもちろんのこと、凝華洞跡近くのイチョウの巨木が黄色く色づく様子も見ごたえあり。紅葉の季節は、京都御所が一般公開されます。