おすすめ工場夜景！ナイトクルーズや撮影に！

室蘭は歴史的にも製鉄がさかんですが、製鉄所のみならず製油所や造船所も集まっており、様々な工場を眺めることができます。ナイトクルーズも人気があり、白鳥大橋のライトアップ（写真上）とともに宝石のような夜景を船上から楽しむことができ、デートやパーティーにもおすすめです。

首都圏近郊で工場が集積する、京浜工業地帯の中心である川崎市。工場も広い範囲で見ることができ、中でも石油工場で余剰ガスを無害化する際に出る炎、「フレアスタック」（写真左下）を見ることができる浮島町や千鳥町のエリアは人気があります。工場夜景を堪能できるバスツアーも定期的に開催されています。

江戸時代より製紙業を中心として発展してきた富士市の工業地域は、日本が誇る富士山とともに工場夜景を楽しむことのできる貴重なエリアです。市制50年を迎える2016年には全国工場夜景サミットの開催地ともなり、「カメラ女子ツアー」が企画されるなどの盛り上がりを見せています。

戦後の高度経済成長期を支えた石油化学コンビナートを擁する四日市では、夜景クルーズが人気です。巨大な構造物が少なく、広範囲に工場が点在するため、船上から奥行きのある夜景を楽しむことができます。駐車場も完備している四日市ドーム前からは、運河に反射する光も堪能することができ、ゆっくり景色を楽しむのに最適なスポットです。

阪神工業地帯に位置する尼崎市は、工場を間近で撮影できるスポットが多いのが特徴です。街中の道路から眺めることのできる、大阪チタニウムテクノロジーズや関西熱化学の工場は人気があります。芦屋まで続く遊歩道、「阪神なぎさ回廊」からは、運河に反射する美しい夜景も楽しめます。

全国有数の石油化学コンビナートを擁する周南地域。徳山駅から徒歩圏内の晴海親水公園は定番の展望スポットです。夜景評論家の丸々もとお氏が手掛けた「工場夜景ハンティング・クルーズ」や工場夜景を楽しめる客室に泊まれる宿泊施設など、夜景とともに満喫できる環境も充実しています。

世界遺産登録も記憶に新しい、官営八幡製鐵所の設置以来、日本の成長を牽引してきた北九州は、日本の工業の歴史を感じるがごとく、煙突や配管などの重厚な構造を間近に望むことができます。近年では、「アイアンツリー」と呼ばれる、カラフルにライトアップされる煙突（写真上）が見ものとなっています。