尾鷲市のおすすめ観光スポット15選

馬越峠には江戸末期の俳人・可涼園桃乙（かりょうえんとういつ）の句碑が立つ。「夜は花の上に音あり山の水」という美しい句が刻まれている。峠からは尾鷲市街の一部が見渡せるが、ここから天狗倉山への分岐道があり、さらなる絶景を楽しみに行く人も多い。

鳥居横に推定樹齢1000年以上の大きな楠がそびえる。須佐之男命（すさのおのみこと）を祀り、神社の神宝「獅子頭」は、毎年2月1～5日に行なわれる尾鷲ヤーヤ祭りに出御。

賀田湾の入り江にある1000年以上の歴史をもつ古社。神社境内にはクスノキやスギの巨木が立ち、シマクロキなど亜熱帯性と温帯性の植物が混生している。樹叢は県の天然記念物。

尾鷲の市の花ヤブツバキと世界のツバキ725種類が植えられている公園。シーズンには赤、白、ピンクの花が咲き誇る。尾鷲湾が一望できるロケーション、散策にも適している。

尾鷲湾口にある須賀利は、人口300人あまりの静かな漁村集落。路地には昭和の雰囲気が漂い、懐かしい日本の風景が残っている。

かつては修験者の修行場だったという山。天狗倉山には馬越峠から登山道があり、約30分で山頂に着く。山頂には大きな岩（天狗岩）があり、役小角（えんのおづぬ）を祭る祠がある。

江戸時代に土井家が薩摩から移植したという数千本の孟宗竹が立ち並ぶ竹林で、設置されている展望場所から見学できる。入り口にはミニ博物館「お人形の家」がある。

尾鷲湾に面し、干潮時には湾内に浮かぶ弁財島の辺りまでアサリ掘りが楽しめる穴場的海岸。粒の大きな砂利浜もあるのでクマ手があると便利。足洗い場やトイレも完備されている。

毎月第1土曜に尾鷲漁港で開かれる朝市。新鮮な海の幸や干物、地元の野菜などがそろう。弁当やたこ焼きなどの屋台が出るほか、アトラクションやスピードクジなども楽しめる。

尾鷲湾を望む高台に立つ熊野古道伊勢路のビジターセンター。尾鷲檜6549本を使ったモダンな建物は、展示棟、交流棟、研究収蔵棟から成り、熊野を体感できる各種イベントも行う。

尾鷲のコミュニティ活動の拠点のほか、熊野古道を訪れる人たちの観光案内や宿泊情報の提供を行う。休憩場所でもあり、ここに集う地元の人たちとのふれあいも楽しめる。

中村山公園の一角に立つ天文科学館で、雨が多いこの地方ならではの澄みきった大気の中で輝く星を観測できる。金曜と土曜の夜には夜間観望会を開催している。

土井竹林の入り口に立つ私設博物館で、土井子供くらし館とは姉妹館。尾鷲の林業家、土井家の別荘を展示室にしており、日本や世界の人形コレクションを見ることができる。

賀田湾に面して美しい白砂青松が続く三木里海岸のキャンプ場。夏は海水浴や、シーカヤックで賑わう。キス釣り、磯釣りもできる。

尾鷲の沖合、水深415mから12.5kmの取水管により汲み揚げた海洋深層水を、2種類の脱塩方法で処理し、原水と合わせ5種類の深層水にして分水する。地域の交流の場としても親しまれている。