台湾人がおすすめする、台湾旅行で行くべき観光スポット41選

台北のシンボル的存在とも言える「台北101」。名前の由来は地上101階であることからきており、ビルの中には、ショッピングモールやレストラン、オフィスがあります。

高さ約509mにもなる超高層ビルの展望デッキからは、台北市内の景色が楽しめます。また、ライトアップも綺麗で遠くから眺めるのもおすすめです。

「台北101」から徒歩約5分にある「四四南村」は、レトロでおしゃれなエリアです。元々軍人村として使われていましたが、今はカフェや雑貨店として再利用されています。

見どころは、「好丘（ハオチョウ）」というカフェ・雑貨店。Made in Taiwanの良質な食器や小物類などが売られているほか、カフェでは様々なベーグルを焼き上げており、マンゴーなど珍しい味も楽しめます。

台北北部にある人気の夜市。飲食物や衣料品、生活雑貨、遊戯など様々なジャンルのお店が並び、多くの人で賑わいます。

フライドチキンが有名なお店「士林豪大大雞排」や、ふわふわかき氷が人気の「辛發亭」など、見どころ満載。食べ歩きが好きな人は外せないスポットです。

中国美術工芸コレクションとして名高い「国立故宮博物院」。約70万点の収蔵品があると言われており、そのうち約6,000～8,000点が常時展示されています。人気の宝物数百点を除き、3～6ヶ月おきに展示品が入れ替えられます。

翠玉巧彫の最高傑作と言われている「翠玉白菜」や、豚の角煮に似ている「肉形石」が見どころです。

台北最強のパワースポットといわれている「龍山寺」。台北で最も古いお寺で、国家古蹟のひとつです。観光客が訪れるだけではなく、地元民も参拝することが多いんだとか。

縁結びスポットとしても有名で女性に人気があります。

清朝時代の建物が残されている一角です。台湾の伝統的な建築様式と、洋風なバロック様式が作り出すレトロな街並みが広がり、ノスタルジックな雰囲気が漂います。

台北市郷土教育センターでは、剥皮寮の歴史、教育や医療などについてゲームや展示を通して学ぶことができます。

【台湾人スタッフおすすめコメント】
龍山寺の近くにある、古い町並みが楽しめるスポットです。

百年老舗が並び、台北で最も古い問屋街として知られている「迪化街」。歴史ある商店街のレトロな街並みが魅力です。

高級食材、漢方薬、お茶、カラスミ、雑貨など様々な物が売られており、お土産探しにもぴったり。

【台湾人スタッフおすすめコメント】
台湾で有名な縁結びのお寺「台北霞海城隍廟」もここにあります。日本人客が多いので、日本語が話せるお寺のスタッフもいます。

「台湾の原宿」とも呼ばれている「西門町」は、若者の流行発信地として知られています。ファッションショップのほかに、麺類やスイーツなどグルメのお店も多数。

第三級古跡と認定されており、西門町のシンボル的存在でもある「西門紅楼（せいもんこうろう）」は、歴史に関する展示があるほか、カフェやショップも併設しています。

初代中華民国総統の蒋介石（しょうかいせき）を記念に建てられた「中正紀念堂」の敷地内には、蒋介石のブロンズ像や、蒋介石についての展示室などがあります。観光名所として人気ですが、コンサートホールや公園広場なども併設しており、地元の人の憩いの場としても親しまれています。

見どころは、身長や視力、体力などを基準に選抜された兵士たちが行う「衛兵交代式」。旧正月の大みそかや元日などを除くほぼ毎日、9～17時まで1時間毎に行われています。

辛亥革命や抗日戦争などで、国のためにたおれた約33万人の英霊が祀られている追悼施設。大門を通り抜けると、広々とした白い石畳が広がり、その先には赤い屋根の大殿があります。

大門と大殿には、選抜された兵士が守護しています。暑い日でもあまり動くこともなく、その姿はまるでおもちゃの兵隊さんのようです。そんな兵士たちが息をぴったり合わせて行う「衛兵交代式」が人気。9～17時の間の1時間毎、ほぼ毎日行われており、1回の交代式は約20分間です。

「士林夜市」と並び、台湾の「2大夜市」と称される「饒河街夜市」。約400mの1本道が夜市となっており、松山駅から徒歩約3分とアクセスしやすい立地にあることから、他の夜市と比べてやや観光客向けとも言われています。

グルメや雑貨など、様々な露店が並んでいますが、その中でも「福州世祖胡椒餅」が有名。黒胡椒が利いた豚肉とネギを小麦粉の生地で包んで焼く「胡椒餅」を売っているお店で、台北市内に何店舗かありますが、ここにあるお店が本店です。

日本統治時代に酒造工場として使われていた跡地を改装したエリアです。工場が使われなくなってからは放置状態でしたが、若者が忍び込んで壁画などを描き始め、2005年にアート施設として生まれ変わりました。

カフェやレストラン、ライブハウス、ショップなどもオープンし、アートや流行のスポットとして注目されています。

オフィス街に位置し、MRT行天宮駅の近くにある「行天宮」は、三国志の英雄として知られている関羽が商業の神として祀られています。お参りの仕方が日本とは異なりますが、写真の説明を見て確認したり、観光ボランティアの方に教えてもらうことができます。

おみくじの引き方も違うので、引き方を確認してから引いてみてください。また、引いたおみくじを日本語で説明してくれる方が常駐しているので安心です。

【台湾人スタッフおすすめコメント】
行天宮の近くの地下街には、占い屋さんが集まっており、日本人にも人気があるようです。

地元の人で賑わう「寧夏路夜市」は、他の夜市と比べると規模は小さめですが、グルメの屋台が多いことから、食の夜市として知られています。

牡蠣オムレツや、芋を団子にして揚げた「香酥芋丸」など、B級グルメを楽しみたい方におすすめです。

2010年に「寶蔵巌国際芸術村」としてオープンした芸術村は、アーティストが作業をするスタジオと住居が一緒になった施設です。

ここでは、約3～6ヶ月単位で、世界中から数人のアーティストたちを受け入れるプログラムがあり、芸術村の入口には、滞在中のアーティストや工房の名前が提示されています。アーティストの方の都合が良ければ、話をしたり、作品を見せてもらうことも。

【台湾人スタッフおすすめコメント】
アートが溢れる村！散歩しながら素敵な景色に出会えます。

元々煙草工場として使われていた広い敷地をリノベーションしたエリアです。敷地内には、展示会などのイベントが行われる大きな倉庫があるほか、おしゃれなカフェやレストラン、台湾デザイングッズを売っているショップ、公園もあります。

中には入れませんが、当時のボイラー室も残されており、歴史と最新のデザインやアートが堪能できるスポットです。

「象山」は標高約183メートルの山で、「台北101」をはじめとした、台北市街を一望できるスポットです。「象山自然歩道」が整備されており、いくつかの登山ルートから選んでハイキングを楽しめます。

昼間も綺麗ですが、夜に見られる美しい台北の夜景もおすすめ。

「北投温泉」は、台北市にある有名な温泉街で、電車で気軽にアクセスが可能。青硫黄泉、白硫黄泉、鉄硫黄泉の3つの泉質があります。ローカル感溢れる公共温泉のほかに、旅館やホテルなどで温泉を堪能することもできます。

「猫空」は、台北市の風景を眺めながら茶芸＆茶葉料理を満喫できるエリアです。

猫空へは、「猫空ロープウェイ」でアクセスすることができ、床がガラス張りになったスリル満点のゴンドラもあります。周辺には動物園もあるのでファミリーにもおすすめです。

台北市街からバスで約1時間半の距離にあり、日帰りで楽しめる自然豊かな絶景スポット。ツツジや梅など季節の花々の観賞だけでなく、美しい景色を眺めながらのハイキングや、温泉を堪能することができます。

今では台湾旅行の定番スポットとして定着した「九フン」。台湾の昔ながらの町並みを観光しながら、台湾のデザートやグルメが楽しめます。夜には提灯が灯り、幻想的な雰囲気に。

【台湾人スタッフおすすめコメント】
1泊して、九フンの夜景と夜明けの両方の景色を堪能するのもおすすめです。

昔は国際港として発展していた港町。淡水の港からの景色は「東方のベニス」とも呼ばれるほどの美しさ。夕日の名所として知られており、カップルが訪れる人気デートスポットのひとつです。

【台湾人スタッフおすすめコメント】
「紅毛城」と一緒に巡るのがおすすめです。

全長約15kmの平渓線は、新北市北東部の平渓区から瑞芳区を走る路線。昔懐かしい雰囲気が漂う街並みが特徴的です。

旧正月に行われる「ランタンフェスティバル（平渓天燈節）」が有名。その年の願いを書いたランタンを夜空に飛ばす「スカイランタン」を体験することができます。灯されたランタンが夜空を彩る幻想的な風景に魅了され、大勢の観光客が訪れます。

【台湾人スタッフおすすめコメント】
1日券もあるので、平渓線にある「十分」、「菁桐」など好きな駅で乗り降りして観光することもできますよ。

チーズケーキやパイナップルケーキで有名な「日出」が経営しているお店のひとつ。ここではアイスクリームが人気ですが、お土産にもぴったりなチョコレートや台湾茶なども売っています。

元々眼科として使用されていた建物を改装した店内は、まるで西洋風のおしゃれな図書館のよう。フォトジェニックな空間は一見の価値ありです（フラッシュ撮影はご遠慮ください）。

【台湾人スタッフおすすめコメント】
宮原眼科はテイクアウトのみですが、近くにある宮原眼科2号店「台中市第四信用合作社」では、店内で飲食が楽しめます。

日本語で「虹の村」と称される、壁や道がカラフルな絵で埋め尽くされているエリアです。

昔、軍人たちが住んでいた住宅街でしたが、ここに住んでいたおじいさんが退屈しのぎにペンキで絵を描き始め、今ではエリア全体が色鮮やかに。

売店で販売されている、おじいさんの絵を基にしたオリジナルグッズはおみやげにぴったり。マンゴーやクランベリーなど4種の味が1本で楽しめる「彩虹冰」という棒アイスもおすすめです。

雑誌「TIME」の創設者ヘンリー・ルースが、牧師であった父を記念して東海大学のキャンパス内に建設した路思義教堂（The Luce Chapel）。柱を1本も使わず、屋根と壁が一体となっているデザインが特徴的です。

日曜日の礼拝時間以外は大学の授業で使われており、そのほかの時間帯は閉まっているので中に入ることはできませんが、外から見学することができます。

元々は、バードウォッチングスポットとして知られていた「高美湿地」ですが、今は「台湾のウユニ塩湖」として有名なスポット。

特に夕暮れ、干潮時の景色が美しく、夕日が鏡張りの水面に映し出される幻想的な光景を一目見ようと、多くの観光客が訪れ写真に収めています。

「台南孔子廟」は、台湾の孔子廟（儒教の創始者・孔子が祀られている霊廟）の中で最も古いと言われています。

敷地内には、1階は四角形、2階は円形、3階は八角形という、不思議な構造をした「文昌閣」があります。2階は楴潼帝、3階は魁星帝君という神様が祀られており、昔は官僚採用試験の合格を祈願する場所だったそうです。

創業は1932年。約80年の時を経て2014年にリニューアルオープンした人気スポット。

当時の面影が感じられる外観や内装を活かした建物に、台湾の人気グルメやデザイナーズブランドグッズ、ファッションなどのお店が揃っています。

台南エリアで最大級の露店数を誇る夜市で、様々なB級グルメを堪能できます。台北の夜市との違いは、夜市に定休日（営業日）があるところ。曜日によって開催されている夜市が異なり、同じ屋台が次の日違う夜市に出現することも。

規模の大きい「花園夜市」は、基本的に、木曜日、土曜日、日曜日に開催されています。

17世紀にオランダ人によって建設された軍事要塞「ゼーランジャ城」の跡地。当時の建物はなく、城壁や基盤が少し残されているのみです。

敷地内には、オランダ時代から現在の安平にまつわる史料が展示されている「史跡記念館」や、展望台があり、展望台からは、半円堡遺跡や安平の街を見渡せます。

元々は、イギリス商社の倉庫として使われていたレンガの建物が廃墟となったスポット。ガジュマルの木に覆われた姿はまるで『天空の城ラピュタ』の世界のよう。見学ルートが整備されており、建物の周辺だけではなく中からも見学可能なので、ちょっとした冒険気分が味わえます。

西洋絵画、彫刻や動物の標本など様々なコレクションが展示されており、大人から子供まで楽しめる総合博物館です。展示は常設展のほかに、定期的に展示内容が変わる特別展も展開。館内にはカフェやギフトショップも完備しています。

「蓮池潭」周辺には中国風の建物がいくつかありますが、龍と虎の2つの塔で構成された「龍虎塔」が有名です。開運効果があると言われている人気パワースポットで、龍側から入って、虎側から出る順路となっています。中に入ると、階段で5階まで登ることができ、蓮池潭の周辺を見渡せます。

世界的にも美しい地下鉄の駅として知られている「美麗島駅」。直径約30m、面積約660平方メートル、約4,500枚のステンドグラスが輝く「光のドーム」は、通行人が思わず足を止めてしまうほどの美しさ。

1日に3回（金曜は4回、土日曜は5回）行われている光のショーも一見の価値ありです。

【台湾人スタッフおすすめコメント】
「世界で最も美しい地下鉄の駅」のひとつとして選ばれるほど駅のアートが見事！

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高雄の街中に位置する「三鳳宮」。釈迦如来や観音菩薩をはじめとした、様々な神様が祀られています。廟としては珍しい2階建てとなっており、装飾も見事。

夜は、境内の赤い提灯が灯され、幻想的な雰囲気を味わうことができます。

元々、高雄港の倉庫として使われていた場所を再利用し、今は展覧会やオブジェが展示されているアートスペース。巨大ロボットや人間型オブジェなど、インパクト抜群の芸術品が目を楽しませてくれます。

エリア内には、大規模な鉄道ジオラマやミニトレインが楽しめる鉄道博物館「哈瑪星台湾鉄道館」もあります。

高雄の仁武郷から高雄港まで流れる約16キロメートルの川です。川に架かる高雄橋と中正橋の間は遊歩道が整備されているので散策が楽しめ、周辺のカフェに立ち寄って休憩することもできます。

夜は周りの建物の光が輝いてロマンチックな雰囲気が漂う、人気デートスポットでもあります。

【台湾人スタッフおすすめコメント】
クルーズがおすすめです！

赤レンガの作りが美しい「打狗英国領事館」は、19世紀に英国人によって建てられた古い洋館。西子湾を望む高台に位置し、日本統治時代は高雄海洋観測所として使われていました。

館内には、領事館や高雄の歴史についての展示があるほか、本格的な英国式のアフタヌーンティーが楽しめる「古典玫瑰園（ローズハウス）」もあります。

【台湾人スタッフおすすめコメント】
夕日の名所として知られています。

8階建てのおしゃれな図書館。シンプルなデザインですが、光の透過率が高く、緑に溢れており、静かで快適な空間となっています。

屋上にある見晴らしの良い庭園からは、高雄85ビルや高雄港を一望できます。夜は、建物自体が美しくライトアップされます。

川岸にある、サイクリングや自然などが楽しめるスポット。高屏大橋と旧鉄橋の間に位置する「旧鉄橋湿地公園」は、多数の人工池があり、様々な魚類や鳥類が生息しています。

昔使われていた鉄橋の修復工事を行って完成した「旧鉄橋空中歩道」からは、周辺の湿地など豊かな自然を一望できます。