混浴温泉の魅力
せっかく旅行に来たのならば、家族みんなで、ご夫婦で、カップル2人で温泉を楽しみたいもの。貸切風呂や家族風呂のある温泉宿も増えてきていますが、広くて開放的な露天風呂に一緒に入ることができるのが混浴風呂の魅力のひとつ。女性が入りやすいようにタオルOKにしていたり湯浴み着の用意のある宿も増えていますが、入浴者同士の気遣いやマナーを守ることも忘れずに楽しみましょう。今までちょっと抵抗のあった方もこのランキングを参考に混浴温泉にチャレンジしてみては?
※このランキングは、楽天トラベルで 「混浴」のキーワードの入った宿泊プランの宿泊人泊数実績のある温泉宿を対象に、お客さまの声の「風呂」評価の点数(5点満点評価)をもとに算出したものです。(混浴風呂の対象として貸切風呂、客室に備え付けの風呂、施設外の風呂は除く)
対象期間:2018年8月1日~2019年7月31日
第1位は、全浴場が100%源泉掛け流しの「岩手 花巻温泉郷 鉛温泉 藤三旅館」。足元から自噴する深さ約1.25mの天然岩風呂「白猿の湯」が混浴になっています。立って入浴することにより、全身にまんべんなく湯圧がかかり、循環器系を整えるほか、血行促進にも効果があると言われる湯。女性専用の時間帯(1日3回)があるので、混浴が苦手な方も存分に温泉を満喫できます。また、川のせせらぎを楽しみながら浸かれる男女別の露天風呂なども魅力です。
(混浴風呂の利用について:女性専用の時間帯あり)
第2位は総ヒバ造りの大浴場「ヒバ千人風呂」が過去にJR東日本のポスターにも起用されたことでも知られる青森県の「酸ヶ湯温泉旅館」。泉質の良さはもちろん、昔ながらの湯治湯の雰囲気にも魅了される宿で、旅館棟と湯治棟を備えています。160畳もの広い浴場には、熱の湯、冷の湯、四分六分の湯、湯滝などの浴槽があり24時間湯浴みが可能。朝と夜には女性専用の時間帯も設けられており、男女別の小浴場も完備しています。
(混浴風呂の利用について:女性専用の時間帯あり)
第3位は「美肌の湯」として知られる玉造温泉の「玉造温泉 湯之助の宿 長楽園」。約1万坪の回遊式庭園が特徴的で、その美しさは米誌の「ジャパニーズ・ガーデン・ジャーナル」日本庭園ランキングにも上位入賞するほど。庭園には休憩処も設けられており、寛ぎながらのんびりとした時間が過ごせます。宿自慢の露天風呂も広々とした約120坪の規模を誇り、開放感たっぷり。大きな湯船で家族やカップルと一緒にのんびりと温泉を満喫してみませんか。
(混浴風呂の利用について:男性用・女性用の湯浴み着あり)
第4位は、四季折々の景色が美しい渓谷沿いに佇む旅館「老神温泉 伍楼閣」。家族やカップルで湯浴みを楽しめる混浴露天風呂「岩鏡」や、全国露天風呂百景に選ばれたことのある「赤城の湯」、バラの花を浮かべた「しぶつの湯」などバラエティ豊かな6つの浴場が揃い、湯めぐりが楽しめる宿です。館内すべてが畳敷きの造りになっており、廊下やエレベーターも裸足で歩ける心地よさで宿泊客からも好評。老神温泉の「湯めぐり手形※1」を購入すれば、周辺宿の湯巡りも堪能できます。
(混浴風呂の利用について:混浴湯浴み着(レンタル:男性150円、女性200円)/ 女性専用の時間帯あり)
※1:湯めぐり手形は、老神温泉の旅館もしくは老神温泉旅館組合で販売しています(大人1,500円、子ども900円)
創業元禄7年の老舗旅館「積善館(せきぜんかん)」。高台に佇む「佳松亭」と、国の登録⽂化財にも指定されている「山荘」が第5位にランクイン。両方の建物にも浴場があるほか、廊下やトンネルで繋がった「本館」の温泉も利用することができます。本館には、国の登録有形文化財であり大正ロマンの雰囲気が感じられる「元禄の湯」と、利根川の青石を埋め込んで作られた野趣あふれる混浴風呂「岩風呂」を完備。趣の異なるそれぞれ浴場で、名湯「四万温泉」の湯を満喫できます。
(混浴風呂の利用について:男性専用・女性専用の時間帯あり)
第6位は上信越高原国立公園内、標高約1,800mに位置する「万座温泉 万座プリンスホテル」。万座の自然を大パノラマで眺められる「こまくさの湯」に混浴露天と男女別の露天風呂を設けています。目の前に広がる壮大な景観は開放感抜群。夜には、都会では体験できない満天の星を眺めながら湯を楽しめます。内風呂の「ななかまどの湯」からもガラス越しに景色が楽しめるほか、女性は屋根付きの専用露天風呂「しゃくなげの湯」でもくつろぎの時が過ごせます。
(混浴風呂の利用について:専用のレンタルバスタオルあり(宿泊者100円、日帰りの方300円))
第7位は、古来より「3日入れば、3年風邪をひかない」といわれる名湯・白骨温泉に佇む「白骨の名湯 泡の湯」。宿自慢の約70坪の混浴露天風呂では、季節や天候によりミルククリーム色やコバルトブルーなど、様々な色合いに変化する白濁の湯が楽しめます。草花が芽吹き山桜を眺める春、緑の木々が爽やかな夏、紅葉の秋、雪見の冬、四季折々で風情の異なる風景も魅力。炭酸ガスを含有した硫黄泉の湯に浸かって、くつろぎのひと時を過ごしてみませんか。
(混浴風呂の利用について:女性は専用の湯浴み着あり)
第8位は水上温泉郷、利根川の最上流エリアに位置する「宝川温泉汪泉閣」。宝川の渓流沿いの大自然の中に建つ一軒宿で、4つの井戸からは毎分1,800リットルもの源泉が湧き出ており、合計約470畳の大露天風呂が常時掛け流しで贅沢に楽しめます。広々とした大露天風呂は3つの混浴風呂と女性専用風呂があり、渓流と一体化したかのような湯浴みが魅力。夜の露天風呂では、星空を眺めながらゆったりとした時間が過ごせます。
(混浴風呂の利用について:男性用・女性用の湯浴み着あり)
第9位は「層雲峡温泉 層雲峡観光ホテル」。層雲峡の中ほどにある大雪山系最大の温泉街に位置する宿です。北海道の中でも最大級の広さを誇る約200坪の大露天風呂「宇旅璃(うたり)」が名物で、専用湯衣を着用して家族やカップルで一緒にくつろぎの時を過ごせます。温泉は、加水なしの源泉100%掛け流し。男女別の露天や大浴場も完備しています。温泉街から黒岳ロープウェイに乗ることができ、スキーの拠点にも最適。新緑や紅葉など四季折々の絶景も見逃せません。
(混浴風呂の利用について:男性用・女性用の湯浴み着あり / 女性専用の時間帯あり)
第10位は、和歌山の人気温泉地に佇む「白浜温泉 浜千鳥の湯 海舟」。趣の異なる豊富な浴場を備えており、2種類の源泉をかけ流しで楽しむことができます。混浴露天風呂は海岸に一番近い位置にあり、眼前に海を見渡す設え。太陽にきらめく大海原はもちろん、家族やカップルで茜色の夕景を眺めるのもおすすめです。気兼ねなくくつろぎたい方には3種の無料貸切風呂も好評。宿での湯めぐりを満喫してみませんか。
(混浴風呂の利用について:男性用・女性用の湯浴み着あり)