東京都文京区の国指定特別史跡・特別名勝「小石川後楽園」で、今年も9月27日（金）から10日間の夜間特別開園が開催されます。ライトアップやプロジェクションマッピング、灯籠流しなど、夜だけの幻想的な眺めが楽しめます。
夜だけの特別な眺めが楽しめる「秋の夜長の小石川後楽園」
東京都文京区の「小石川後楽園」は、江戸時代に水戸徳川家二代藩主・徳川光圀が完成させた大名庭園です。国指定特別史跡・特別名勝にも指定されている同園では、2024年9月27日（金）から10月6日（日）までの10日間、同園2度目となる「夜間特別開園」が開催されます。
昨年度の開催で大好評だった「唐門」や「蓬莱島」のライトアップに加え、今年度はエリアを大幅に拡大。「一つ松」のライトアップも鑑賞可能です。
「松原」から内庭に続く園路の白壁に美しいデザインが浮かびあがる「築地塀」の影絵は今年度も登場予定。さらに、水面に映る姿と合わせると満月のように見えることから名付けられた「円月橋（えんげつきょう）」では、「小石川後楽園」395年の歴史を投影するプロジェクションマッピングも楽しめます。
江戸を感じる伝統芸能公演や幻想的な灯篭流しも！
最終日となる2024年10月6日（日）には、「灯篭流し」も開催。大泉水の水面にゆらめく灯篭の灯りが、この日限定の特別な幻想的風景をおりなします。
また、期間中は毎日「江戸城下のにぎわい」を感じさせる伝統芸能公演も。神田囃子・寿獅子や大江戸玉すだれ、江戸太神楽などの公演を、園内の芝生広場にて日替わりで楽しむことができます。
さらに、「一つ松」周辺や「松原」には、飲食や物販も出店。「幸福」「裕福」「大福」の3つの福を呼び込むと言われる「三福団子」などのグルメや、お土産にもぴったりな和の小物などのショッピングも楽しめます。
期間中の夜間入場に必要な夜間特別鑑賞券は、2024年8月19日（月）から前売販売がはじまります。この機会にぜひ「小石川後楽園」を訪れて、幻想的な夜の大名庭園の風景と江戸情緒を味わってみてはいかがでしょうか。
夜間特別開園「秋の夜長の小石川後楽園」
- 開催日時
- 2024年9月27日（金）〜10月6日（日）
- 開催時間
- 18:00〜21:00（最終入園20:00）
※ご入場には夜間特別観賞券が必要となります。 - 住所
- 東京都文京区後楽1-6-6
- 料金
- 当日券1,100円、前売券900円（いずれも中学生以上から必要）
- アクセス
- 【西門】JR「水道橋」駅西口・「飯田橋」駅東口より徒歩約8分、都営地下鉄大江戸線「飯田橋」駅C3出口より徒歩約3分、東京メトロ東西線･南北線･有楽町線「飯田橋」駅A1出口より徒歩約8分、東京メトロ丸ノ内線･南北線「後楽園」駅1番、2番出口より徒歩約8分
【東門】JR「水道橋」駅西口より徒歩約5分、東京メトロ丸ノ内線･南北線「後楽園」駅2番出口より徒歩約8分
※夜間特別開園中は西門から入園、東門にて退園となります - 詳細
- 夜間特別開園「秋の夜長の小石川後楽園」
