関西国際空港第1ターミナルの新国際線出国エリアがオープン！注目店舗も続々【楽天トラベル】

公開日: 2023/12/11

2025年の大阪・関西万博に向けて大規模なリニューアル工事が進められている関西国際空港で、第1ターミナルビルの新国際線出国エリアが2023年12月5日にオープンしました。

注目の免税店やレストランも多数オープンし、搭乗の直前まで充実したショッピングや食事を楽しめます。

日本の国際空港では最大級のウォークスルー型免税店

新しい国際線出国エリアは、南北に分かれていた出国審査場を中央に集約することで、多くの搭乗客がスムーズに出国手続きを進められるようになりました。また、免税店をはじめ、ファッションやグルメ、ホビーなど合計27店舗が軒を連ねます。

このうち、総合免税店「KIX DUTY FREE」は、出国審査場から搭乗口までの動線上にあり、日本の国際空港では最大級となるウォークスルー型の免税店。香水・化粧品、酒、たばこ、菓子類の4ジャンルがそれぞれ異なるデザインでゾーン分けされています。

訪日観光客もターゲットに、空港免税店では初登場となる老舗酒造メーカーの商品や、国内外のさまざまなブランドが取りそろえられます。

KIX DUTY FREE

場所: 関西国際空港第1ターミナルビル2階・国際線出国エリア内
営業時間: 6:30～24:15（フライト状況で変更の可能性あり）
取扱商品: 香水・化粧品、酒、たばこ、菓子類

「KIX DUTY FREE」内では、スキン＆マインドブランド「BAUM」が空港内初となる免税店をオープン。店頭のディスプレーには商品の木製パーツと同じオーク（ナラ）が使われ、空港内でも樹木の心地よさやぬくもりを感じられる空間を演出しています。

免税店限定のセット商品も、数量限定で販売されています。

KIX DUTY FREE SHOP　BAUMコーナー

営業時間: 7:30～24:30（フライト状況で変更の可能性あり）

ブランド店から話題のグルメまで……搭乗前の時間を目いっぱい楽しもう

関西国際空港・新国際線出国エリア「ルイ・ヴィトン」 — LOUIS VUITTON / Daici Ano

「KIX DUTY FREE」の先には、「プラザエリア」と雰囲気が異なる4つの空間「Moodエリア」が広がり、有名ブランドや話題の飲食店などが数多く出店しています。

「ルイ・ヴィトン」は、国内の空港免税店として3店舗目、関西では初となるショップをオープン。カーブを描く斬新なシースルーのファサードが特徴的な店舗には、トラベルラゲージやレザーグッズ、プレタポルテ、シューズ、ファインジュエリー、アクセサリー、フレグランス、書籍に至るまで、多彩なラインナップが並びます。

ルイ･ヴィトン関西国際空港店

営業時間: 8:00～20:00（空港の運用状況で変更の可能性あり）

グルメでの注目は、予約困難な大阪の寿司名店「鮓きずな」が手掛ける、ハンバーガーのようにワンハンドで楽しめるおにぎりバーガー。

「OnigiriBurger 関西国際空港本店」では「究極の和の味」をテーマに、厳選した地元産のお米とノリを使った全10種のメニューがそろいます。なかでも、神戸牛肩ロースステーキをぜいたくに挟んだ「侍”SAMURAI” 神戸牛ステーキバーガー」は、関西国際空港本店のオープンを記念して作られた特別メニューで、1日55個限定で販売されます。

OnigiriBurger 関西国際空港本店

営業時間: 6:30～24:45、23:45L.O.（フライト状況で変更の可能性あり）

お土産のショップとしては、兵庫・芦屋発の洋菓子ブランド「アンリ・シャルパンティエ」などがオープン。同店の代表的な商品であるフィナンシェは、2021年に「世界で一番売れているフィナンシェ」（2021年イプソス社調べ）にも選ばれていています。

店頭に並べられる商品は全て関西国際空港限定の特別パッケージになっていて、縁起の良い金色や、京都町家をモチーフにしたデザインは海外の人にも喜ばれそうです。

アンリ・シャルパンティエ　TASTE OF KANSAI 関西旅日記

営業時間: 6:00～24:15（フライト状況で変更の可能性あり）

また、第1ターミナルビル2階の一般エリアにも新たな飲食店が続々登場しています。2023年12月1日には、「ホテルラ・スイート神戸ハーバーランド」直営のスイーツ＆ベーカリーショップ「ル・パン神戸北野」や、イタリアンカフェ「COLOSSEO」、「大阪天満すし処西屋」、秘伝のタレに漬け込んだハラミやタンを楽しめる「元気商店」の4店が一挙オープン。同じエリア内では「とんかつ和幸恵亭」も2024年2月頃から営業開始する予定です。

1994年の開港以来初となる大規模リノベーションで、大きく生まれ変わる関西国際空港。今後も2026年秋にかけて、新たな保安検査場や商業施設が順次整備されていく計画です。関西と世界をつなぐ国際ゲートウェイがどのように姿を変えていくのか、まだまだ目が離せません。