楽天グループ株式会社は、「楽天 2023年 ゴールデンウィーク お出かけ&アウトドアグッズトレンド」を発表しました。今年のゴールデンウィークは、女性ひとり旅やグルメ満喫旅がトレンドになりそうです。
国内旅行が好調!女性ひとり旅が拡大傾向に
「楽天 2023年 ゴールデンウィーク お出かけ&アウトドアグッズトレンド」は、「楽天市場」における約3.9億点の商品の購買動向や、旅行予約サービス「楽天トラベル」における大型連休(ゴールデンウィーク)に向けた旅行などの予約動向に基づき、2023年の大型連休のお出かけおよびアウトドアグッズのトレンドを予測したものです。
楽天トラベルのデータでは、今年のゴールデンウィークの国内宿泊予約は、4月29日から5月7日までの9日間がピークで、旅行需要は前年同期比約1.4倍と堅調に回復しています。その中でも、「女性ひとり旅」の予約泊数が前年比約1.6倍に拡大しており、都市部の人気アーティストの音楽ライブなど対面型イベントの復活がその背景にあります。また、ひとり旅向け宿泊プランの増加や旅程の柔軟性、コロナ禍での密避け生活から一人行動への慣れも、女性ひとり旅の増加の要因となっているとみられます。
一方で、子連れの「ファミリー旅行」も前年比1.44倍に拡大。旅行先トップ3には、千葉県の舞浜・浦安エリア、沖縄県の恩納村・名護エリア、大阪府の大阪駅・梅田エリアがランクインし、特に大型テーマパークに近いエリアに人気が集まっています。
宿泊プランでは、自由に飲食を満喫できるプランが人気を集めています。「ビュッフェ」を含んだ宿泊プランの予約泊数は、前年同期比1.78倍に伸び、幅広い旅行者の層から支持されています。さらに、「オールインクルーシブ」を含んだ宿泊プランの予約泊数も前年比約2倍に増加。滞在中の食事や軽食、ドリンクが追加料金なしで楽しめるプランが受け入れられ、宿泊構成別では、男女2名が全体の約5割を占め、その人気をけん引しています。
ビュッフェを再開する宿が増え、プラン数が増加したことや、コロナ禍で人気を集めた宿を満喫する滞在スタイルの継続的な人気が、宿泊施設でのグルメを重視する傾向の背景にあるとみられます。
自宅の庭や近隣の公園で手軽にアウトドアを楽しむ「お手軽アウトドア」の需要も増えており、アウトドアチェアや屋外用ソファ、アウトドアテーブルなどの売れ行きが拡大しています。ポータブル電源やプロジェクター、防水スピーカーなどのエンターテインメント関連商品も好調で、自然に囲まれた環境で映画や音楽を楽しむ「シアターキャンプ」が増えることが予測されています。
今年のゴールデンウィークは、女性ひとり旅やグルメ満喫旅、お手軽アウトドアやシアターキャンプなどのトレンドを楽しんで、思い出に残る旅行を計画してみてはいかがでしょうか。