提供:日本海テレビ
島根県にある「奥出雲多根自然博物館」は宿泊可能な博物館。ナイトミュージアムでは、ライトアップされた恐竜やプロジェクションマッピングの映像演出、夕食には恐竜モチーフのごはんも楽しめます!
奥出雲多根自然博物館
島根県東部の山あいの町、奥出雲町にあるこちらの博物館、なんとナイトミュージアムも楽しい!かつ、泊まれる博物館なんです!日中も開館していて、宿泊者は日中も夜間も入館することができます。
博物館は1階と2階が展示スペースとなっており、様々な時代の恐竜や化石をみることができます。
館内の様子
エントランスでは大きなアロサウルスがお出迎え。
ティラノサウルスの頭骨もあり、大きさにも骨の表情にも、年月を越えた迫力を感じます。
キラキラとした鉱物のエリアもあります。
2階には海をテーマにした展示物が。魚、アンモナイトなどなど、聞いたこともないような生命体もあり、博物館の魅力にどっぷりとつかることができます。
博物館の印象としては、割とコンパクトでふつう・・・と感じるかもしれません。
ナイトミュージアム前に…博物館の夕食「恐竜プレート」
ナイトミュージアムは19時から入館開始なので、それまでにお風呂と夕食をすませます。お風呂は、道を挟んで向かいの銭湯「佐白温泉長者の湯」が利用でき、宿泊者は銭湯のチケットをいただけます。(滞在期間中は何度でも利用可能)
小さい子連れファミリーには、施設内の大浴場・小浴場もオススメ。利用時間の制限はありますが、家族単位で使用することができるので、家族風呂のように安心してお風呂に入ることができるかと思います。
お風呂でさっぱり汗を流したら、待ちに待った夕食です。長男は、恐竜プレートを注文!(事前に予約注文しています)
恐竜の形をした卵焼きに、恐竜の足型のごはん、骨付きのお肉、デザートのゼリーもおいしそう!
大人は、奥出雲舞茸鍋をいただきます。奥出雲の新鮮な野菜と、きのこ類、奥出雲ポークを贅沢にしゃぶしゃぶ・・・
野菜もおいしい、きのこもおいしい、お肉もおいしい!!!ツヤツヤの奥出雲産仁多米も言うことなし!すみません、ご飯をおかわりしてお腹がぱんっぱんになるまでいただきました。
博物館で食べられるとは思えないほど、充実した食事内容に驚いちゃうかもしれません!
メインイベント「ナイトミュージアム」
お腹が満たされたところで、いよいよ、メインイベントのナイトミュージアムのはじまりです!
19時になったら1階の受付でルールを確認。懐中電灯と、博物館クイズの用紙をもらって、いざ冒険へ出発です!
入口の暗幕をめくり、薄暗い館内に入っていきます。
ライトアップされた恐竜、プロジェクションマッピングの映像演出、恐竜の鳴き声や足音の演出など、昼間の博物館とはまったく異なる雰囲気が楽しめます。
書かれた問題用紙を見ながら、あーでもない、こーでもないと、問題を解いていきます。(これが意外と難しいんですよ)
全てが終わったら受付に戻ります。その場で採点してもらい、合格点だったら景品をゲット!全問正解だと特別な景品もあるようですよ♪
ティラノサウルスの部屋
ワクワクした時間を終え、部屋に帰ります。
今回は、恐竜だらけの「ティラノサウルスの部屋」に宿泊。ボーイズ(鳥取初心者パパ含む)たち大興奮!壁には恐竜のシルエット、鏡の上、壁にも恐竜の絵が飾られています。恐竜のフィギュアもいたり、恐竜大好きっ子にはたまらない空間です!
恐竜ルームはいくつかあり、2段ベッドの部屋や、私たちが宿泊したシングルベッドが3つ並んだトリプルの部屋もあります。今回は部屋を予約時、子どもがベッドから落ちないように、事前にお願いして、ベッドをつなげていただきました。
ティラノサウルスの部屋、トリケラトプスの部屋、ブラキオサウルスの部屋などなど、恐竜ルームは人気なようなので、早めの予約をオススメします!
朝食も博物館で!
朝食は、洋食か和食かを選ぶことができます。大人は和食、子どもたちは洋食をいただきました。朝ごはんもしっかりと食べ、一日のエネルギーをチャージです!
ちなみに、博物館は1~2階、その上が宿泊施設、食事処は最上階なので、博物館の見学から、食事、宿泊まで同じ建物で完結できます!子連れにとってはありがたいですよね!
普段はなかなか体験できない夜の博物館!ぜひ島根に体験しに来てみてはいかがでしょうか?
奥出雲多根自然博物館
- 住所
- 島根県奥出雲町佐白236-1
- 営業時間
- 午前10:00~午後4:00
- 定休日
- 毎週火曜日(祝祭日と重なる場合は、その翌日)、年末年始(12月30日~1月3日)
- 問い合わせ
- 0854-54-0003
- 公式・関連サイト
- 奥出雲多根自然博物館
※この記事は、2023年8月7日に日本海テレビ「na-na」で公開された記事を転載したものです。