提供:金沢日和
首都圏で話題の『果実園リーベル』が、北陸初出店として、金沢『香林坊アトリオ』にグランドオープンしました。新鮮なフルーツを使用したスイーツや、こだわりの軽食などを気軽に楽しめるお店です。明るくて綺麗な店内で、メニューや色鮮やかな食事を眺めながら、終始ニヤニヤが止まりませんでした。
金沢市の中心部に位置する『香林坊アトリオ』は、ゆったりとした吹き抜け空間に、約25の専門店が並ぶ商業施設です。『果実園リーベル』は、同施設の地下1階にあり、お買い物や街散策中のひと息つける場所として気軽に利用できます。
約58席もある広々とした明るい店内は、カウンター席のほか、テーブル席もあるので、一人でゆっくり楽しむのはもちろん、友人の集いにもおすすめです。
厳選した季節のフルーツをはじめ、色とりどりの果物が鮮やかに散りばめられた人気の「ズコット」や、各種こだわりの「果物ぜりぃ」も販売しています。日本では、フルーツを贈る文化が古くから存在し、喜びや感謝の気持ちを表す方法として根付いているらしいですね。
しかし、わたしのような多くの外国人にとっては、そもそも果物を「贅沢品」「高級品」「贈答品」として位置付けすること自体がカルチャーショックかもしれないです。
大学に入学したての頃、夏休みに台湾で大きいスイカを半分に切って、抱えてスプーンで食べていたという話をしたら、日本人の方によく驚かれました。
わたしもその驚かれ方に驚きましたが、日本の食習慣や食文化、贈答品文化を知っていくにつれ、だんだんその驚かれ方に納得できるようになりました。フルーツに対する考え方で、文化の一端を知ることができるのも、興味深いことですね。
昔の日本では、食事以外の食べ物全般のことを「くだもの」と呼び、「菓子」という漢字を当てたと言われています。江戸時代からは、砂糖や小麦粉などの使用が増えるにつれ甘い加工品を「菓子」、フルーツを「水菓子」と区別するようになったそう。そのため、日本のフルーツは嗜好品として発展していったようです。
時間が経つにつれて、より美味しく美しいフルーツを追求しながら、苺をのせたケーキの王道「ショートケーキ」や、色鮮やかで断面が美しい「フルーツサンド」、プリンのまわりに生クリームやフルーツをのせた「プリン・アラモード」など、日本では様々なフルーツスイーツが生まれました。
『果実園リーベル 金沢香林坊アトリオ店』では、フルーツをふんだんに使用した「フルーツサンド」や「フレンチトースト」をはじめ、見た目も華やかな各種パフェ、ズコット、パンケーキなど、多彩なフルーツスイーツを楽しめます。
食事メニューでは人気の「渡り蟹とトマトクリームのパスタ」のほか、各種パスタや肉料理、カレー、ドリアも充実しています。
「常に身近に果物(フルーツ)を感じていただきたい」との思いから、スイーツ以外のメニューをオーダーしても、サラダに入れたり、付け合わせに用いたりと、フルーツが楽しめるようにこだわっているそうです。
セルフサービスのお水が「フルーツウォーター」となっており、ドリンクバー(※別途料金)では果実園オリジナルブレンドコーヒーや、各種お茶なども楽しめます。なお、カットフルーツやフレッシュ100%ジュースもあります。
『果実園リーベル』のようなフルーツスイーツを中心に様々なメニューを提供するお店は台湾では滅多にないので、大変興味深い時間が過ごせました。フルーツスイーツの世界も、時代とともに進化し続けていますね。みなさんもぜひ立ち寄って、フルーツ尽くしの体験をしてみてください!
果実園リーベル 金沢香林坊アトリオ店
- 住所
- 石川県金沢市香林坊1-1-1 香林坊アトリオ地下1階
- 電話番号
- 076-213-5822
- 営業時間
- 香林坊アトリオに準ずる
- 休業日
- 香林坊アトリオに準ずる
- 席数
- 58席
- 公式サイト
- 果実園リーベル