美しい軽井沢の森に佇む「プリンスグランドリゾート軽井沢」。西武グループとして約100年もの歴史を持つ軽井沢を代表するリゾートホテルで、いま次の100年に向けて新しい魅力が目白押しです。2021年4月にはリゾート内の「軽井沢プリンスホテル ウエスト」がリニューアルオープンし、新しい客室棟や温泉棟が誕生しました。
今回は「軽井沢プリンスホテル ウエスト」のどんなところが新しくなったのか詳しくレポートします。都会の喧騒から離れて癒される旅にも、ワーケーションにもおすすめ!
自然に溶け込むように滞在。「軽井沢プリンスホテル ウエスト」
「軽井沢プリンスホテル ウエスト」はショッピングプラザやゴルフ場、スキー場などを併せ持つ、軽井沢駅南口正面に広がる一大リゾート「プリンスグランドリゾート軽井沢」のエリア内にあるホテル。
窓から庭園を望むツインルームや木の温もりを感じられるコテージがあり、上質なサービスを受けながら軽井沢の自然に溶け込むように滞在ができます。
近年は「Nature-Link(自然とつながるホテル)」をコンセプトに大規模なバリューアップが行われ、2021年4月27日(火)にフロント・ロビー・ロータリーがリニューアル。さらに客室棟「PREMIUM WING」と温泉棟「MOMIJI HOT-SPRING」が新設され、大きな注目を集めています。
東京から新幹線でラクラク。軽井沢駅より無料シャトルバスあり
軽井沢プリンスホテル ウエストへのアクセスは軽井沢駅より徒歩約13分。軽井沢・プリンスショッピングプラザを抜け、自然を感じながら気持ちよく歩いているとすぐに到着します。
大きな荷物を持っているときは無料シャトルバスでホテルへ。軽井沢駅南口より約30分間隔で運行しており、ブラウンルートなら所要時間は約10分です。
軽井沢駅へは東京駅から北陸新幹線で約1時間強。都心からあっという間に大自然の軽井沢にたどり着きます。
リニューアルされたフロント・ロビーでチェックイン
チェックインは2021年4月にリニューアルされたフロントで。木の温もりあふれるナチュラルモダンなロビーには、長野県や軽井沢にまつわる伝統工芸などが展示されています。
新型コロナウイルス感染症予防策として、プリンスホテルでは「Prince Safety Commitment(プリンス セーフティー コミットメント)」を策定・導入しています。宿泊者は入館時に手指の消毒と検温、チェックイン時に「セルフチェックシート」を記入。そのほか清掃・消毒の徹底など安全で清潔な環境を作り、宿泊者が快適に過ごせる準備を整えています。
軽井沢の自然をお部屋でも感じて。新客室棟「PREMIUM WING」
軽井沢プリンスホテル ウエストにはさまざまな客室がありますが、一押しは2021年4月に誕生した新客室棟「PREMIUM WING」の「デラックス テラス ツイン」。軽井沢の木々の枝や木漏れ日をイメージした客室は、まるで自然の中にいるような心安らぐ空間です。ちなみにデザインのアクセントになっているオレンジは、軽井沢町の町鳥である「アカハラ」のお腹の色。
約39平米のゆったりとした客室はベッド、テーブル&チェア、バスルーム、洗面所、トイレといったレイアウト。テーブル&チェアが置かれたスペースにベッドを2台設置することで、最大4名まで宿泊可能です。一部客室は隣り合う2部屋をつなぎコネクティング利用ができるので、最大8名まで泊まれます。
デラックス テラス ツインは全室約6平米のテラス付き。ホテルの庭園が一望でき、緑を感じながらくつろげます。
「ワーケーションリゾート」として進化している軽井沢プリンスホテル ウエスト。新客室は仕事がしやすい環境が整っており、デスク周辺にデスクライト・複数の電源コンセント・USBポートを設置しています。テラスには防水電源コンセントもあるので、外でも室内でも好きなところで作業が可能。
快適に過ごせるアメニティもうれしいおもてなし。コーヒーは軽井沢にも店舗を構えるミカド珈琲のコーヒーセットが用意されていて、テラスやデスクで自然を眺めながら堪能できます。
バスアメニティはシャンプー・コンディショナー・ボディソープのほかボディローション・入浴剤も。必要に応じて男性用化粧品セット・女性用化粧品セット・子ども用アメニティもリクエスト可能です。
滞在着は2種類。お部屋ではリラックスできるバスローブで過ごし、オレンジ×ブラウンのリラクゼーションウェアは温泉に行く時に便利です。リラクゼーションウェアはパジャマとしてもおすすめ。
サステナブルな取り組みにもご注目。新客室棟「PREMIUM WING」を建設したときに伐採を余儀なくされた樹木で製作されたクラフトが、インテリアとしてアップサイクルされています。
また、省エネルギー・環境保全のために、部屋の清掃や備品の交換などを行わない「エコフレンドリー活動」を実施。2泊以上宿泊するお客さまを対象としており、この活動に賛同した場合、客室料金から500円割引きしてもらえます。
衛生・消毒基準「Prince Safety Commitment」の施策は、もちろん客室でも。徹底した清掃と消毒が施された客室のドアには「Safetyシール」が貼られ、宿泊客の入室前に誰も立ち入らなかったことを明確に示しています。マスクケース・マスク・除菌シートが客室に用意されているため、うっかり忘れてしまった時にも安心。
自然を全身で感じる露天風呂でほっこり。温泉棟「MOMIJI HOT-SPRING」
2021年4月、PREMIUM WINGとともに同時オープンしたのが温泉棟「MOMIJI HOT-SPRING」。大きなガラス窓の内風呂から、露天風呂から、ともに美しい自然を眺めながら温泉を堪能できます。大自然と一体化したような温泉で、夏は新緑が心地よく、秋は鮮やかな紅葉が美しい「もみじ山」が望めます。時にはかわいい野生動物に出会えることも!
泉質は単純温泉(低張性 弱アルカリ性 低温泉)、効能は自律神経不安定症、不眠症、うつ状態など。6:00から23:00まで(最終入館22:30)、軽井沢プリンスホテル ウエストツインルームの宿泊者はいつでも入浴可能です(入湯税 150円)。
「MOMIJI HOT-SPRING」はサウナ・水風呂付き。サウナは熱したストーンに水をかけて水蒸気を発生させ、発汗していくフィンランド式の「ロウリュ サウナ」です。
入浴後はラウンジで一休み。ドリンクを飲んだり、待ち合わせ場所として使ったり、思い思いの時間を過ごせる癒しの空間です。
温泉に行く前は手持ちの携帯電話・スマートフォンから混雑状況をチェック。リアルタイムでの混雑状況と、過去3週間でどの時間が混雑していたかを確認できるので、密を避けて計画的に入浴が可能です。
お部屋で気兼ねなく。夕食はインルームダイニング
気兼ねなく食事を楽しむなら、夕食はインルームダイニングがおすすめです。ホテルのシェフが作る食事を自分の客室で楽しめます。
写真は信州米豚ロース肉と信州ハーブ鶏のグリルがジューシーな「ウエスタンミックスグリルボックス(6,000円・サービス料別)」と、天ぷらやあわびが豪華な「和食弁当(6,000円・サービス料別)」。ほかにもカレーやチャーハンなど充実のメニューです。
夕食後に小腹が空いたらホテル内のコンビニエンスストア「The FARM FamilyMart」へ。店頭のマルシェでは長野県産のフルーツなどが販売されており、客室に持ち帰って食べることができます。お店には軽井沢のお土産やFamilyMartの商品が置かれ、ATMもありとても便利。
長野県は日本の主なワイン産地のひとつで、The FARM FamilyMartでは長野県産のワインも販売しています。客室のテラスでいただく長野県産ワインは特別な思い出に。
選びきれない!信州の恵みをまるっといただく朝食ブッフェ
朝食は2020年7月にオープンした「ALL DAY DINING LOUNGE/BAR Primrose(プリムローズ)」へ。Primroseとは軽井沢の町花「サクラソウ」の英名で、信州・軽井沢の食材を使った料理をたっぷりといただけます。
朝食ブッフェはスタッフが取り分けてくれたり、一人分の小皿で用意されていたりと、自分で盛り付ける必要のないスタイル。トングをほかの人と共用することもないため衛生的です。
オムレツはシェフが一皿一皿、注文ごとに目の前で焼くこだわりの一品。卵は長野県佐久市の農場直営「ちゃたまや」の赤鶏卵「浅間小町」を使っており、プリンスホテルクオリティを感じられる濃厚なオムレツです。
オムレツのほか、信州産赤ワインを練りこんだワインブレッド、信州ハムの食肉マイスター監修による無添加ソーセージやハム、フレッシュな旬野菜のサラダ、長野県産のお米、長野県佐久市の老舗「和泉屋商店」の「三年熟成蔵出し味噌」の味噌汁など、朝から気分が上がるおいしいメニューばかり。
和食から洋食まで選びきれないほど魅力的なラインナップです。
快適に仕事ができる環境。軽井沢の自然の中ワーケーションを
ワーケーションリゾートを目指す軽井沢プリンスホテル ウエストは、客室以外でも仕事ができる環境が整っています。2021年3月には野村不動産のサテライト型シェアオフィス「 H¹T(エイチワンティー)」と提携し「軽井沢プリンスホテル コワーキングルーム by H¹T」がホテル内に誕生。 H¹T会員のほかホテル利用者も利用でき、ホテル利用者の料金は半個室もあるオープン席が1時間500円、Web会議も可能な個室が1時間1,000円です。
軽井沢プリンスホテル ウエストではワーケーションを応援するプランを多数販売しており、「テレワーク&ブレジャープラン」は「軽井沢プリンスホテル コワーキングルーム by H¹T」の3時間分の利用がついたプランです。ほかにもレストラン・ラウンジでの割引特典、4月上旬~11月下旬はレンタサイクル利用無料、軽井沢プリンスホテルゴルフコース(9H)1日1回プレー無料など大充実の特典付き。仕事を頑張り、リフレッシュも全力で楽しむワーケーションを叶えてくれます。
ハーマンミラーコラボ。オフィス家具付きワーケーションコテージ
ワーケーションで軽井沢プリンスホテル ウエストに訪れるなら、「ハーマンミラーのオフィス家具で快適ワーケーションプラン」もおすすめ。2021年5月12日(水)~10月25日(月)の期間限定プランです。
このプランでは大自然を望むコテージ内に「ハーマンミラー社」の製品を設置。柔軟に背もたれが動く「セイルチェア」、人間工学に基づき姿勢維持をサポートする「CBSフローモニターアーム・CBSオーリンモニターアーム・CBSラップトップマウント」、立ちながら作業ができる「ハイテーブル」など、快適な家具を体験しながらワーケーションができます。
ハーマンミラーのオフィス家具付きコテージは全2室。1室1人〜3人利用可能なので、1人でも家族とでも滞在できます。
三世代旅行に。4室のツインルーム付き「プリンスコテージF」
軽井沢の大自然を余すことなく堪能できる客室が「コテージ」。軽井沢の自然の中に佇む戸建てのコテージでは、木の温もりに包まれた癒しの滞在を満喫できます。さまざまなタイプがある中で一番広いコテージが8名様用の「プリンスコテージF」です。95平米もあり、特に三世代旅行にうってつけ。
コテージ内にはベッドが2台置かれたツインルームが4室あり、それぞれユニットバス・洗面所付き。
みんなで集まりたい時には中心にあるリビングルームで団欒を。大きな窓やテラスから軽井沢の自然を感じつつ会話を楽しめます。
ゴルフにツリートレッキング。大人も子どもも楽しいアクティビティがたっぷり
広大なプリンスグランドリゾート軽井沢内には、宿泊しながら楽しめるアクティビティがたっぷり。ワーケーションのリフレッシュにゴルフをしたり、子どもと一緒にツリートレッキングやジップラインを楽しんだり、遊び方は十人十色。冬は「軽井沢プリンスホテルスキー場」でスキーもできます。
帰りは「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」でお買い物
旅の最後は「軽井沢プリンスホテル ウエスト」から歩いてすぐの「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」でお買い物。有名ファッションブランドのアウトレット、インテリア、アウトドアなど約240ものお店が並んでいます。信州の食材を使った飲食店や信州・軽井沢の特産品が買えるお土産店もありますよ。
都心からアクセス便利で、自然とつながり滞在できる「軽井沢プリンスホテル ウエスト」。家族旅でも、女子旅でも、ワーケーションでも、どんなスタイルの旅でも満足できる魅力が詰まっています。リニューアルした軽井沢プリンスホテル ウエストで、上質な軽井沢温泉旅に出かけてみてくださいね。
軽井沢プリンスホテル ウエスト
- 住所
- 長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢1016-87
- アクセス
- 軽井沢駅南口徒歩約13分、8:30~21:00時の間 約30分間隔にて無料シャトルバスを随時運行。
- 客室数
- 395室
- 駐車場
- 有り 459台 1泊1台につき1,000円
関連記事
取材・撮影・文/小浜みゆ