1泊2日大阪女子旅モデルコース。賑やかな大阪へ出かけよう！

大阪に遊びに行くなら、1泊2日がおすすめ。1日目はテーマパークで遊んで、2日目は大阪の町に出かけましょう。今回は、大阪在住の筆者が初めての人でも効率よく大阪を満喫できる1日観光プランをご案内します！

定番の道頓堀のグリコは、大阪の中心・なんばの戎橋（えびすばし）から見ることができます。「大阪に来た！」と感じられる場所なので、ぜひ一緒に写真を撮ってください。

戎橋をグリコ側に渡ると、インパクト抜群の巨大看板がずらり！　個性的で写真映えする看板がたくさんあります。カメラを持って見に行きましょう。

くいだおれ太郎は、かつて道頓堀にあった食堂「くいだおれ」の広告塔として、大阪のシンボルとなりました。中座くいだおれビルの入口で元気に太鼓を叩いています。巨大看板の通りで出会えますよ。

道頓堀周辺は、たこ焼きの激戦区。 色んなタイプのたこ焼きがありますが、筆者が自信を持っておすすめするのは「たこ焼道楽 わなか 千日前本店」。なんと「ミシュランガイド 京都・大阪」に3年連続で掲載されたお店です！

※ビブグルマンとして3年連続掲載（公式サイトより）

わなか千日前本店は、よしもと新喜劇で有名な「なんばグランド花月」の隣にあり、戎橋からも徒歩圏内。1階と2階のイートインスペースで、できたてが味わえます。

味付けは、わなか特製フルーティーなソース、沖縄県産釜炊き塩、醤油、ピリ辛ソースから選ぶことができます。わなかのたこ焼きは生地がおいしいので、塩味もおすすめ。今回は、定番のソース味を注文！　出汁が効いた、とろける生地の中にぷりぷりのタコが入っています。アツアツなので、ひとくちで食べるとヤケドするかも。猫舌の人は、半分に割って少し冷ますといいですよ。

なんばは多くの店が集まり、見どころもたくさん。その分人が多く、ゆっくりできる場所を見つけるのが少し大変。そんな歩き疲れたときにおすすめなのが「cafe 太陽の塔NAMBA CITY店」。

カラフルな店内には、座敷席やソファ席があり、ファミリーにも人気です。テラス以外は完全禁煙なのもうれしいポイント。

おすすめは季節のドリンク！　こちらの「トロピカルレインボーソーダ」は、宝石箱みたいにキラキラしていて、出てきた瞬間にため息もの。サイダーの中にフルーツが入っていて、さっぱりとした味です。

程よくミントを効かせて、優しい甘さのムースケーキ。太陽ノ塔では、ケーキやパフェなど豊富なスイーツが楽しめるほか、11:00～15:00までドリンクバー付きのランチメニューも。歩き疲れたときに、とっても癒されますよ。

落ち着いた雰囲気を楽しみたいなら、中之島エリアへ。なんばから御堂筋線で3駅の淀屋橋駅を出ると、水の都、大阪らしい景色に出会えます。 淀屋橋～北浜間の川沿いはオシャレなカフェやお店が並んでいるので、10分ほど川沿いを散歩するのもおすすめ。

北浜エリアには、明治・大正時代に作られたレトロな建物が多く残されています。こちらは中之島のシンボルである、中央公会堂です。大正時代に建設され、国の重要文化財にも指定されています。地下にショップやレストランがあり、中に入ることができます。

北浜駅から徒歩1分ほどの「北浜レトロ」は、2階がカフェ、１階がスイーツや紅茶を販売するショップです。明治後期に建てられたビルを改装し、インテリアはすべてイギリスから買い付けているというオシャレな空間です。

大人気の「アフタヌーンティーセット」は、メニューから好きなケーキ・スコーン・ドリンクが選べる、夢のようなセット！　今回選んだのは「ミックスジュースのショートケーキ」と、お店のオリジナルティー「北浜ブレックファスト」です。

ショートケーキは、生クリームに大阪名物のミックスジュースが入っていて、食べると口の中に幸せが広がります。

北浜ブレックファストはクセのない飲みやすい味で、ミルクティーにするのもおすすめ。紅茶だけで約30種類あるので、店員さんに選んでもらうのも◎。全国からお客さんが集まる超人気店なので、事前の予約をおすすめします。

大阪は、川とともに発展してきた歴史から、「水の都」と呼ばれています。ゆったりと川を行く観光船も、大阪ではおなじみの光景。今回は、数ある大阪クルーズの中から、なんば駅そばの湊町船着場から出ている「落語家と行く なにわ探検クルーズ」に乗ってきました！　

なんばを出て、90分で大阪の中心を一周する「落語家と行く なにわ探検クルーズ」。案内役は、笑顔がすてきな落語家の林家染太さんです。

昼に見た中之島の中央公会堂も、ライトアップされて違った雰囲気に。案内役の染太さんが、大阪にまつわるトリビアを教えてくれて、ただ景色を見ているだけより数倍楽しい！　何より、都会の真ん中を船でゆったり渡る気分は最高です。

落語家さんの話術や芸が見られるのも「落語家と行く なにわ探検クルーズ」だからこそ。南京玉すだれを楽しんでいるうちに、夜の道頓堀へと船は進んでいきます。

昼とは雰囲気が違う、輝くグリコの看板が見えてきました。「この角度でグリコが見られるのは、船に乗っている人か、道頓堀に飛び込んだ人だけ！」と、染太さん。なんばで下船したら、夜のネオン街も忘れずに見て行ってくださいね。

「落語家と行く なにわ探検クルーズ」は、大阪に住んでいる私も知らなかったトリビアが満載で、90分あっという間に過ぎてしまいました。すごく楽しいので、おすすめですよ！

大阪といえば、ソース二度漬け禁止の串カツ。行ってみたいけど、女子だけで入れるのか心配……。そんなあなたのために、安くておいしくて、女子飲みにもおすすめの店を紹介します。

そのままやってきたのは、夜の新世界。大阪メトロ動物園前駅またはJR新今宮駅から、なにわのシンボル「通天閣」を目指します。まわりは串カツのお店ばかり！

観光客で賑わう通りから路地に入ると、おすすめの串カツ屋さん「カドヤ」があります。なんと、串カツ全品80円！　カウンターとテーブルが数席の、まさに「地元の店」という感じ。なのに、初めて入ってもリラックスできる、ウェルカムな雰囲気です。

さっそく、盛り上がることまちがいなしの「チンチロリンハイボール」を注文しました。サイコロを振ると出た目によって「無料・半額・メガジョッキ」になるという大サービスメニューです。

メガジョッキは通常のハイボールと比べ、迫力の大きさ。「飲めない」と思ったら辞退もできますので、安心してチャレンジしてくださいね。

串カツはサクサクの薄い衣と、サラッとしたソースの相性がバツグンで、何本でも食べられそう。

揚げ出し豆腐はお出汁がおいしく、150円とは思えないボリューム！　大阪発祥のB級グルメどて焼きも、新世界に来たならぜひ食べて欲しい1品です。

なんと、こちらのカドヤの名物チーフ・熊谷さんに「楽天トラベルを見ました」と言うと、串カツだし巻き2本をサービス！！　これはもう、カドヤに行くしかないですね。

※カドヤのチーフ、熊谷さんにお声がけください。
※無料サービスは2018年11月30日まで。

大阪は、カラフルな景色やおいしいごはんはもちろん、人情も味わえる町です。セルフィ―ではうまく景色が撮れない！　と思ったら、地元の人にお願いしてバンバン写真を撮ってもらいましょう。大阪パワーで、元気になること間違いなしです。

最後に、大阪観光の交通費や施設の入場料がお得になる1日パスをご紹介。

今回の大阪旅に利用したのが、このエンジョイエコカード！　Osaka Metroと大阪シティバスが1日乗り放題で、600円（平日は800円）と超リーズナブル。主要観光施設30ヵ所の割引もついています。交通費をできる限り抑えたい人に、とても便利なカードです。

Osaka Metro・大阪シティバスのほか、私鉄の指定沿線も乗車できる１日パス。また、観光スポット35ヵ所以上が入場無料になり、飲食店・ショップで使えるクーポンも。大阪を遊びつくしたい人におすすめです。

深さ9ｍの大水槽でジンベエザメが見られる、人気スポットの海遊館。入館料（2,300円）と、Osaka Metro・大阪シティバスの乗り放題がセットで2,550円になります。海遊館に行くなら、絶対おすすめ！

関西空港となんばを約40分で結ぶ、特急ラピートの乗車券（1,430円）と、Osaka Metro・大阪シティバスの1日パスがセットになったきっぷです。関西空港から大阪市入りする人におすすめです。

大阪の主な観光地は、すべて電車でまわれます。最初に1日パスをゲットしておけば、毎回きっぷを買わなくていいですし、割引もあって便利です。今回紹介したところは、大阪在住の私が本当におすすめできるスポットばかり。テーマパークとセットで楽しんでくださいね。

取材・撮影・文／ヒトミ☆クバーナ
大阪周遊パス、OSAKA海遊きっぷ、ようこそ大阪きっぷ画像／Osaka Metro提供

※掲載内容は公開時点のものです。ご利用時と異なることがありますのでご利用の際は公式ホームページなどでご確認ください。