周遊の旅はまず、沖縄の玄関口・那覇空港からスタート。自動車での移動が主流の沖縄では、バス網も発達。高速バスに路線バス…と色々種類がありますので、現地ではお間違えなく!沖縄美ら海水族館や琉球村など、人気の観光施設や飲食店を網羅したOkinawa FunPASSを事前に購入しておくと便利です。
沖縄の海を体感し学び遊ぶ 海のテーマパーク
12:00 沖縄美ら海水族館
「沖縄の海との出会い」をテーマに、沖縄の海を浅瀬から黒潮の流れる沖合、さらには深海までを再現した「沖縄美ら海水族館」。全長約8.5mもの巨大なジンベエザメやナンヨウマンタが悠々と泳ぐ圧倒的スケールの「黒潮の海」大水槽をはじめ、水族館周辺ではイルカショー「オキちゃん劇場」やイルカを間近で観察できる「イルカ観察会」も人気です。ウミガメやマナティなどの海の仲間を見学できる施設や、海の生き物について学べるプログラムも充実。1日中楽しめます!
沖縄美ら海水族館
- 住所
- 沖縄県国頭郡本部町字石川424
- 開館時間
- 夏期(3月~9月)8:30~20:00(入館締切19:00)
通常期(10月~2月)8:30~18:30(入館締切17:30)
- 入館料
- 大人1,850円、高校生1,230円、小・中学生610円、6歳未満無料
- 休館日
- 12月の第1水曜日とその翌日
- アクセス
- 「記念公園前」バス停より徒歩約5分
沖縄の原風景が残るフクギの並木道を歩く
15:30 備瀬のフクギ並木
本部町の備瀬集落では、約250戸ある家々を囲むように数千本にも及ぶフクギの並木が続き、昔懐かしい景観をつくっています。白砂を敷き詰めた細い路地裏を歩けば、生い茂る濃緑の葉のトンネルが延びてとても幻想的。赤瓦の民家や山羊小屋などもあり、雰囲気を盛り上げてくれます。フクギは琉球王朝時代に植えられたもので、台風から家を守るための防風林。集落内には約2万本のフクギがあり、中には樹齢300年を数えるものもあるそうです。
備瀬のフクギ並木
- 住所
- 沖縄県国頭郡本部町字備瀬
- アクセス
- 「備瀬入口」バス停より徒歩約4分
春に桜、夏には蝶が舞う 絶景のグスク
10:20 今帰仁(なきじん)城跡
本部半島の森の中、万里の長城を思わせる石積の城郭が美しい曲線を描いています。世界遺産にも登録されている今帰仁城跡は、別名「北山城」とも呼ばれ、北山・中山・南山の3つの大きな勢力が争っていた三山時代(1400年頃)、北山を支配する按司(あじ=領主)の居城とされました。首里城にも匹敵する規模を誇り、沖縄屈指の名城ともいわれています。城内からの眺めは美しく、城郭の曲線と緑、碧い海の向こうに伊是名や伊平屋島の島影を見ることもできます。
今帰仁城跡
- 住所
- 沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊5101
- 開園時間
- 通常期間(1~4、9~12月)8:00~18:00(最終入場17:30)
夏期延長期間(5~8月)8:00~19:00(最終入場18:30)
- 観覧料
- 大人400円、小中高生300円、小学生未満無料(今帰仁村歴史文化センターとの共通券)
- 定休日
- 無休
- アクセス
- 「今帰仁城跡入口」バス停より徒歩約15分
オリオンビール工場見学で出来たて生ビール
14:00 オリオンハッピーパーク
オリオンビール名護工場の見学施設「オリオンハッピーパーク」では、おいしいビールが完成するまでの工程をガイドの説明と自身の五感を使いながら見学することができます。見学後にはもちろん試飲タイムも! 出来たてのビールと地元食材を使った料理が味わえるレストラン「オリオンビール園・やんばるの森」や、昭和40年代の「まちやぐぁ」を再現したギャラリー、オリオンオリジナルグッズを販売するショップも楽しみのひとつです。
オリオンハッピーパーク
- 住所
- 沖縄県名護市東江2-2-1
- 見学時間
- 9:20~16:40(20分間隔で全23回あり)
- 定休日
- 年末年始、指定休業日
- 入館料
- 工場見学無料
- TEL
- 0980-54-4103(予約優先)
- アクセス
- 「名護城入口」バス停より徒歩約6分
赤瓦の古民家が並ぶ集落で沖縄文化体験
10:00 琉球村
古いものでは築200年以上という古民家をはじめ、国・登録有形文化財が8つも保存されている昔ながらの集落を再現した、沖縄の文化・芸能・自然を見て体感できるテーマパークです。手びねりシーサーづくりや織物、三線教室、サーターアンダギー作りなど、さまざまな体験メニューも豊富に揃っています。また、エイサー演舞や島唄ライブなどのアトラクションや、年中行事に関するイベントも開催。隣接の「きじむなぁ食堂」では、沖縄そばやタコライスなどの沖縄料理が味わえます。
琉球村
- 住所
- 沖縄県国頭郡恩納村字山田1130
- 営業時間
- 9:00~18:00(最終入園受付17:30)
- 入場料
- 大人1,200円、小人600円(6歳~15歳)、6歳未満無料
- 定休日
- 年中無休
- アクセス
- 「琉球村」バス停より徒歩すぐ
15の工房をめぐりお気に入りの器を見つける
13:00 やちむんの里
沖縄の焼物は「やちむん」と呼ばれています。読谷村の緑豊かな場所に、いくつもの大きな赤瓦の工房や登り窯が点在する陶工達の集落「やちむんの里」があります。1972年に人間国宝の故金城次郎氏が移り住んだのを機に、80年に4人の陶工が巨大な9連房の登り窯「読谷山焼共同窯」を築いたのがやちむんの里の始まりです。さらに、読谷山焼の各工房で修業した4人の窯元が共同で運営する「読谷山焼北窯」も誕生。現在では15の工房と琉球ガラスの稲嶺盛吉氏の工房もあり、多くの観光客ややちむん好きな人々が訪れています。
やちむんの里
- 住所
- 沖縄県中頭郡読谷村字座喜味2653-1
- 営業時間
- 9:30~18:00(店舗・工房により異なる)
- 定休日
- 不定休、年末年始
- アクセス
- 「親志入口」バス停より徒歩約10分
※この記事は、「楽天トラベル」で過去に公開した以下の記事を一部再構成したものです。
運転なしで楽しむ よくばり沖縄
※掲載内容は公開時点のものです。ご利用時と異なることがありますのでご利用の際は公式ホームページなどでご確認ください。