江戸時代に整備された五街道のひとつで、東京・日本橋から京都・三条大橋を結ぶ中山道(なかせんどう)。この街道を通る長野県塩尻市に「奈良井宿(ならいじゅく)」があります。奈良井宿は、木曽谷を通る街道部分(木曽路)にある11の宿場町(通称 木曾11宿)のひとつ。奈良井川に沿って約1キロメートルの距離で形成されています。
江戸時代の面影を色濃く残した町並みが印象的で、国から重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。美しい総檜造りの「太鼓橋(木曽の大橋)」など見どころも満載のエリアです。今も昔も人々の営みが続き、情緒ある町並みと現代の文化が融合したスポットが次々と生まれている、奈良井宿。今回はそんな奈良井宿を巡るおすすめの観光モデルコースをご紹介します。
目次
奈良井宿へのアクセス
東京・名古屋方面からのアクセスは、車の場合だと中央自動車道を利用して塩尻ICからは約35分、伊那ICからは約40分です。
電車の場合は、東京からJR中央本線を使って、特急では約2時間40分、JR塩尻駅で乗り換え、JR奈良井駅までは約25分となっています。名古屋からも特急で約1時間30分。JR木曽福島駅で乗り換えて約20分で到着します。どちらも乗り換えは1回のみです。
奈良井宿の歴史探訪と名物グルメを堪能
元塗櫛の製造問屋・国指定重要文化財「中村邸」
かつて、奈良井宿は木曽11宿の中でも宿の数が少なく、大名行列などの際に臨時的に宿として使われていたエリアです。そのため、奈良井宿で商売をしていた人々は、他の仕事を専業にしていたと考えられています。特に盛んだったのは、塗櫛(ぬりぐし)生産で、塗櫛製造問屋のひとつが「中村邸」です。
「中村邸」は1843(天保14)年頃に建てられ、2020年には国の重要文化財に指定されました。屋内は主屋(おもや)と土蔵(どぞう)がある奈良井宿の典型的な町家造り。中庭の先にある蔵には、当時の塗櫛が展示されています。2階からは奈良井宿の町並みを眺めることもできます。
中村邸
- 住所
- 長野県塩尻市大字奈良井311
- 営業時間
- 4月~11月は9:00~17:00、12月~3月は9:00~16:00
※入館はそれぞれ閉館の30分前まで - 入館料
- 大人(高校生以上)300円、中学生以下無料
- 定休日
- 4月~11月:無休、12月~3月:月曜(祝日の場合翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)
- アクセス
- JR「奈良井」駅から徒歩約11分
郷土の味に舌鼓「宿場の味 越後屋」
長野県内の木曽地域や南信州と呼ばれるエリアで特に親しまれている郷土料理のひとつに「五平餅」があります。全国的によく知られているのは、楕円形で串付きのものですが、奈良井宿では丸い平形を提供するお店も多く、この「越後屋」でも奈良井宿型の「五平餅」が提供されます。
「越後屋」特製の「五平餅」(1人前3個350円)はうるち米ともち米を使い、外はカリッと中はもっちりとした食感。「えごまみそ」と「ふきみそ」の2つの味が楽しめます。
築年数約200年の同店は、もともと木曽漆器(しっき)製造業を営んでいました。1973(昭和48)年に食堂を開業し、以来手打ち蕎麦や五平餅、そばおやき、さるなしソフトクリームなど、地元のならではの味を提供しています。
宿場の味 越後屋
- 住所
- 長野県塩尻市奈良井666-1
- 営業時間
- 11:00~16:00
- 定休日
- 不定休
- アクセス
- JR「奈良井」駅から徒歩約5分
- 公式サイト
- 越後屋
宿場町に趣を添える「水場」
奈良井宿には、6つの「水場」があります。「水場」では、山道を行き交う人々が喉の渇きを潤したり、奈良井宿で暮らす人々が野菜を洗ったり、スイカを冷やしたりと、最近まで地元の人々の生活の場としても活用されていました。1つひとつ造りが違うので、ぜひチェックしてみてください。
水場
- 住所
- 長野県塩尻市奈良井395
- 公式サイト
- 水場
地元の名産と四季折々の味わいをランチで満喫
お食事・甘味処 こころ音
「お食事・甘味処 こころ音」は、2006年に開業し、東京や名古屋など、遠方からも常連客が訪れるという人気の蕎麦屋。毎朝手打ちした、そば粉9割・つなぎ1割の「九一蕎麦」を味わうことができます。「玄そば」には地元の開田高原産のそば粉を8割、残りの2割に塩尻産を使用。香りよく仕上げるために蕎麦を挽くタイミングにも気を配っています。
建物自体は1904(明治37)年に火災にあい、その翌年に建て替えられたものなので、100年以上の歴史があります。テーブル席と座敷があるので、好きな席でくつろぎながらゆったりと蕎麦を堪能しましょう。
「こころ音」では、通年味わえる「とうじそば」(1,500円)と、木曽の名物「すんき漬け」が入った「すんきとうじ」(冬季限定)の2種類を提供しています。店内には、囲炉裏(いろり)も。
キノコや季節の野菜がたっぷりと入ったつゆで、蕎麦をゆがいて食べる「とうじそば」は、長野県と岐阜県の境にある野麦峠(のむぎとうげ)周辺の奈川が発祥とされ、奈良井宿でも古くから親しまれてきた郷土料理。
鰹節や利尻昆布などで出汁をとったつゆや、メニューごとに使い分ける3種類の醤油など、こだわりも満載。とうじそばの〆に白飯とたまごを追加して雑炊にすると、こだわりのつゆを最後の一滴まで残すことなく堪能できます。
お食事・甘味処 こころ音
- 住所
- 長野県塩尻市奈良井368
- 営業時間
- 11:00~14:30(蕎麦が売り切れ次第閉店) ※夜営業は予約にて対応
- 定休日
- 水曜
- アクセス
- JR「奈良井」駅から徒歩約9分
- 公式サイト
- お食事・甘味処 こころ音
風情ある店内で絶品ランチを堪能「嵓 kura」
1793(寛政5)年の創業以来「奈良井宿」のシンボル的存在として知られていた「杉の森酒造」は、2012年に約200年の歴史に幕を閉じ、休眠状態にありました。
しかし、2021年にレストラン「嵓kura」と、酒蔵「suginomori brewery(スギノモリ ブルワリー)」として再生。「suginomori brewery」では、新たな日本酒ブランド「narai(ナライ)」を展開しています。
表玄関から「嵓kura」まで続く小径には、飛び石が敷かれ、植栽との美しいコントラストが古き良き日本を思わせます。
レストランを入ってすぐのスペースには、カウンター席をご用意。1人でも気兼ねなく過ごすことができます。
骨組みだけを残して、それ以外を新品に作り替える方法はとらずに、建物本来の用途や歴史を紐解きながら、さらに100年後にも継承できるよう心を込めて再生された施設です。
店内にあえて残された煙突の一部や、酒米を蒸す窯場、150年前の土壁から、かつてここが酒造りの場所だったことが分かります。ガラス窓を挟んだ奥には、お酒を仕込むための作業場があり、実際の仕込みの様子を眺めることもできます。
金土日のランチタイム限定で味わえる「嵓御膳」(2,900円)は、隣町にある木曽漆器の職人の町・木曽平沢にちなんで、漆塗りの器で提供。季節の前菜6種、旬野菜の寄せ、季節の茶碗蒸し、本日の肉料理など、品数が豊富なことも魅力です。
地場野菜や地元食材をふんだんに使い、地域に根付いた食材・食文化を熟知した友森料理長ならではの味わいが楽しめます。
ドリンクは日本酒「narai」のほかに、信州の地酒やクラフトビール、塩尻産ワイン、ソフトドリンクといったメニューが揃います。
嵓 kura
- 住所
- 長野県塩尻市奈良井551
- 営業時間
- 11:30~14:30(L.O.13:30、ランチコース最終スタート12:45)
※「嵓御膳」は金土日曜のみ、但し事前予約制のランチコースでは他曜日でも提供可 - 定休日
- 不定休
- アクセス
- JR「奈良井」駅より徒歩約5分
散策の合間におすすめのモダンカフェ
cafe コナヤ
築100年以上の町家をリノベーションし、2020年にオープンした「cafe コナヤ」。店先や店内には古道具が展示販売されています。また、着物のレンタル(3,800円)も実施しているので着物姿で「奈良井宿」を散策したいという人にもおすすめです。事前予約なしでも貸出可能ですが、あらかじめ予約しておきたい、または詳細を知りたい人は電話でご確認ください。
店舗前のショーケースには、りんご飴やチョコバナナなどが並び、まるで縁日に訪れたようなワクワクした気分に。そのほかにも、手軽に味わえるテイクアウトメニューが充実しています。
広々とした店内は、海外から輸入したアンティーク家具が置かれ、ゆったりとした雰囲気。テラス席ではペット同伴での利用も可能です。
テイクアウトした商品を持ち込んで利用できる2階席は、通り沿いに面したカウンター席も用意され、宿場の風景を眺めながらのカフェタイムが楽しめます。食事メニューだけでなく、ソフトドリンクやアルコールメニューも注文可能です。
味噌ベースの甘辛味に、クルミの香ばしさがアクセントとなる「五平餅」(テイクアウト400円、イートイン500円)は、同店でもっとも人気のメニューです。
長野県の塩尻市や松本市の名物として知られる「山賊焼き」。通常の「山賊焼き」は鶏の一枚肉を揚げますが、「cafe コナヤ」の「一口山賊焼き」(テイクアウト600円、イートイン800円)は、名前の通り食べやすい一口サイズ。店内では「一口山賊焼き定食」(1,380円)も味わえます。
デザートで人気なのは、ストロベリーソースやチョコソース、キャラメルソース、抹茶など、多彩な味が楽しめる「ソフトクリームサンデー」(テイクアウト各500円、イートイン各600円)。ソフトクリームには、長野県駒ケ根の特産品「すずらん牛乳」100%の「すずらんソフト」を使用しています。
cafe コナヤ
- 住所
- 長野県塩尻市奈良井613
- 営業時間
- 土日祝9:00~18:00(季節により変動あり)
- 定休日
- 月~金曜 (季節により変動あり)
- 電話番号
- 080-9687-5706
- アクセス
- JR「奈良井」駅より徒歩約3分
宿場カフェ いずみや
先祖から代々、住み継いできた築約180年の建物を利用した「宿場カフェ いずみや」。
店内には囲炉裏を囲むソファ席と、通りに沿って配置された席が用意されています。囲炉裏の上の開放的な吹き抜けを横切る梁(はり)や、土壁など、大切に住み継がれてきた趣ある空間が広がります。
オーダーが入ってから一杯ずつ丁寧にハンドドリップするコーヒーは、スッキリとクリアな味わい。町歩きの後にぴったりの「いずみや町歩きブレンド」(550円)や、期間限定で提供する「シングルオリジンコーヒー」(豆によって価格変動)などから選べます。
自家製スイーツはすべて期間限定で提供。2023年3月取材時のスイーツは、チーズケーキは表面をこんがりと焼き上げた「抹茶バスクチーズケーキ」(620円)でした。ほろ苦い抹茶と濃厚チーズの2つの層のマリアージュが楽しめる逸品です。
「奈良井ブラウンパフェ」(1,600円)は、奈良井宿の町並みや自然の中にあるブラウンをイメージして作られたメニュー。パフェも季節によってテーマが変わるため、訪れるたびに異なるパフェを味わうことができます。
この日のテーマは「withシトラスミックス」。オレンジレアチーズケーキやレモンクッキー、オレンジシャーベットなど、計14種類のパーツで構成された、さわやかなパフェが提供されました。パフェは期間だけでなく数量も限定されているメニューなので、気になる人は開店直後の訪問がおすすめです。
宿場カフェ いずみや
- 住所
- 長野県塩尻市奈良井201
- 営業時間
- 11:00~16:00
- 定休日
- 不定休 ※詳細は公式サイトを参照
- アクセス
- 奈良井駅より徒歩約11分
- 公式サイト
- 宿場カフェ いずみや
木曽の職人が手掛けた名品や、地酒・レアなワインを楽しむ
心を豊かにする一点と出合う「漆アート 花筏」
奈良井宿のお土産を購入するのにぴったりなのは「漆アート 花筏(はないかだ)」。
お店で扱う商品で特に注目したいのは、手挽きの「お六櫛(おろくぐし)」です。長野県の伝統工芸品である「お六櫛」ですが、中でも手挽き櫛を手掛けられる職人はごくわずか。
その繊細な職人技は、思わず見惚れてしまうほど。ほかにも、店内には木曽の漆器など、職人が丹精込めて作り上げた名品が並びます。
木曽の平沢に工房を構える野口義明さんが手掛ける「木曽漆器」。艶消し塗りで仕上げられ、使うほどに味わいが増す逸品です。写真下右端は店主がデザインした「漆アート 花筏」オリジナル商品。
入口すぐには、1996年の開業時から使われている思い出の円卓が置かれています。上に並べてあるのは、すべて「漆アート 花筏」オリジナル商品で、底の高台の部分が緩やかなカーブを描き、持ちやすさにもこだわった摺り漆塗りの「背高汁椀 花筏」をはじめ、どれも材や形状など、こだわりの商品ばかり。
店主が「これひとつあると豊かな気持ちになれる一点でありたい」という想いをもって選んだ、心を豊かにしてくれる名品と出会えるお店です。
漆アート 花筏
- 住所
- 長野県塩尻市奈良井579
- 営業時間
- 10:00~17:00(季節によって変動あり)
- 定休日
- 不定休
- アクセス
- 奈良井駅より徒歩約5分
- 公式サイト
- 漆アート 花筏
地物商品が豊富に揃う「笹屋酒店」
現在は3代目の店主が営み、酒屋として100年近く営業を続ける老舗「笹屋酒店」。長野県産はもちろん、木曽や塩尻産の品を特に豊富に揃えた土産選びに最適のお店です。
日本酒は「木曽の地酒4銘柄」と呼ばれる「木曽路」、「中乗さん」、「七笑」、「かけはし」はもちろん、先ほどご紹介した「narai(ナライ)」も購入することができます。
「中乗さん」で有名な「中善酒造店」が手掛ける「善吉」など人気のお酒や、地元に足を運ばなければ手に入らない貴重な品などに出会えることも。
ウイスキーの品揃えも充実。長野県宮田村にある「マルス信州蒸溜所」で作られた「マルスウイスキー 信州」や、特約店だからこそ購入できる「岩井トラディション」をはじめ、知る人ぞ知る銘酒が揃います。
奈良井宿のある塩尻市は、ワインの名産地としても有名です。全国的にもメジャーな「五一わいん」や「信濃ワイン」、「井筒ワイン」のほか、「サンサンワイナリー」や「いにしぇの里葡萄酒」、「Domaine KOSEI(ドメーヌ コーセイ)」といった新進気鋭のワイナリーまで幅広く取り揃えてあります。塩尻ワインに興味はあるけれど、どこで購入してよいかわからないという人にもおすすめです。
笹屋酒店
- 住所
- 長野県塩尻市奈良井381
- 営業時間
- 9:00~18:00
- 定休日
- 火曜
- アクセス
- JR「奈良井」駅より徒歩約8分
ぜひ訪れたい奈良井宿のイベント&祭りをチェック
奈良井宿アイスキャンドルまつり
例年2月3日の節分の日に開催される奈良井宿の「アイスキャンドルまつり」では、約2,000個のアイスキャンドルに灯がともり、宿場内を幻想的に彩ります。駅周辺に設置される地蔵に見立てた200個のアイスキャンドルへの一斉点火式や、終了間際に打ち上げられる花火も見どころのひとつです。
奈良井宿アイスキャンドルまつり
- 会場
- 奈良井宿内
- 開催日
- 毎年2月3日 ※18:00~20:30まで歩行者天国
- アクセス
- JR「奈良井」駅から徒歩約3分
- 公式サイト
- 奈良井宿アイスキャンドルまつり
木曽漆器祭・奈良井宿場祭
奈良井宿では、毎年6月の初旬に塩尻市楢川地区(贄川・木曽平沢・奈良井)で行われる「木曽漆器祭」と同時に「奈良井宿場祭」も実施します。
宿場祭りのメインイベントは、江戸時代に毎年京都の宇治から江戸まで徳川将軍家御用のお茶を運んだ行列を再現した「お茶壷道中(おちゃつぼどうちゅう)」。
この行列は、正午頃に奈良井宿の中心部である長泉寺(ちょうせんじ)を出発し、宿場内から木曽の大橋までを一巡します。役人、御女中などに扮した、往時を思わせる見事な行列の人々は必見です。
木曽漆器祭・奈良井宿場祭
- 会場
- 漆器祭は平沢と奈良井宿内、奈良井宿場祭は奈良井宿内
- 開催日
- 6月初旬(例年第1金・土・日曜)
※2023年は6月2日、3日、4日に開催され、お茶壷道中は3日(土)に実施予定。
2024年以降の情報は公式サイトを参照 - アクセス
- 土・日のみ奈良井・平沢間の無料シャトルバスを運行 ※情報は公式サイトを参照
- 公式サイト
- 木曽漆器祭・奈良井宿場祭
奈良井鎮(しずめ)神社例大祭
奈良井宿内にある「鎮(しずめ)神社」は、もともとは豪族・中原兼遠(なかはらの かねとお)によって群馬県西部と長野県東部の境にある「鳥居峠」に建立され、1582年に現在の地に移されたとされています。奈良井宿に流行した疫病を鎮めるために、千葉県にある「香取神社」から経津主命を勧請し、祭祀したことが祭りの起源として伝えられています。
毎年8月12日の昼過ぎに、裃(かみしも)姿の若い男性たちが、鎮神社で囃子(はやし)を奉納したあと、通り囃子を演奏しながらゆっくりと宿場町を北の方角に向かってくだって行きます。屋台をひいたり、神輿を担いだりと祭りの賑わいに合わせて、各家には簾(すだれ)や提灯(ちょうちん)が下がり、この時だけの特別な趣が味わえるのも魅力です。
奈良井鎮神社例大祭
- 開催日
- 例年8月12日(宵祭りは8月11日)
- 開催場所
- 奈良井宿内
- 公式サイト
- 奈良井鎮神社例大祭
奈良井宿は、JR奈良井駅から約1キロメートルの道のりの中に見どころが凝縮されているため、徒歩で散策するには絶好のスポットです。川止めや海難の恐れがないことから、かつては参勤交代や姫の輿入れなどに利用されていました。そんな歴史から「姫街道」としても知られる中山道を含め、奈良井宿の町並みや文化を体感しに訪れてみてはいかがでしょうか。
おすすめ観光モデルコース マップ
宿泊 - 奈良井宿周辺のホテル・旅館
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取材・文/児玉 さつき 撮影/Piro Photo Works
※記事内の料金はいずれも2023年3月時点の価格です