北海道「道の駅」1泊2日でめぐるグルメ旅　新千歳～知床ルート

北海道には美味しいグルメが揃う、個性的な「道の駅」がたくさんあります。自家用車やレンタカーでゆったりドライブをしながら、立ち寄ってみてはいかがでしょう。

1泊目は新千歳空港から占冠村（しむかっぷむら）、2日目は厚岸（あっけし）を通って知床方面へ。「道東ルート」の道の駅をたっぷり満喫できる、モデルコースをご紹介。獲れたての海の幸や、地元の野菜を使ったカレー、コケモモを使ったソフトクリームなど北海道ならではの道の駅グルメを堪能しましょう。

新千歳空港から車で約1時間とアクセスしやすい場所にある「自然体感しむかっぷ」。占冠村（しむかっぷむら）の特産品はもちろん、富良野、美瑛、旭川など上川管内エリアの観光パンフレットが揃い、最新の観光情報が手に入る場所として地元民も足を運んでいる道の駅です。この土地の新鮮な牛乳で作られたバターやチーズを使ったメニューが揃う「ミルクキッチンふらいぱん」や、近隣のトマム周辺で栽培されたそば粉を用いた料理が人気の「十割そば青巌峡（せいがんきょう）そば」など、バラエティに富んだレストランが充実しています。

↓車で約1時間40分↓

レストランや野菜の直売などはもちろん、旧馬鈴薯原々種（ばれいしょげんげんしゅ）農場として使われていた建物を移築した豆の資料館「ビーンズ邸」や「開拓記念館」といった無料で入場できる施設も併設されていて、一日いても飽きない場所です。レストランでは農家直送の新鮮な野菜や地元の鶏肉を使ったカレーが人気。無料のレンタルサイクルもあるので、中札内の自然を感じながらサイクリングをするのもおすすめです。

↓車で約2時間↓

旧ふるさと銀河線陸別駅舎内にある道の駅内には、宿泊施設「オーロラハウス」、陸別の開拓史を学べる「関寛斎（せきかんさい）資料館」などがあります。物産館では陸別町内で獲れた鹿肉や山菜、行者にんにくを使った加工品が人気です。1番の人気は廃線になったふるさと銀河線の乗車や運転体験ができる「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」。道内はもちろん、日本各地から鉄道ファンが集まっています。

厚岸（あっけし）の特産品として全国的に人気が高いカキを、獲れたての新鮮な状態で購入できる道の駅。2Fにある魚介市場ではその日に入荷したカキを炭火焼で食べられます。厚岸はカキのほかにも魚介類が豊富。アサリやカニ、サケ、サンマなど北海道の海の幸が季節ごとに並びます。レストラン「エスカル」も和洋ジャンルを問わずの海鮮メニューがたくさんあり、さまざまな味付けのカキを味わえます。

↓車で約2時間↓

釧路と北見を結ぶ道東観光の重要地点となる美幌峠（びほろとうげ）にある道の駅。2Fの「美幌峠レストハウス」からの眺めは北海道ドライブをするなら一度は見ておきたい絶景。屈斜路湖（くっしゃろこ）や硫黄山といった景色を望めます。人気の「あげいも」はこの場所を訪れる人の大多数が買い求める人気メニュー。美幌産のキタアカリを使用し手作りしている名物品です。レストランではズワイガニを使った「カニラーメン」や「かにめし弁当」もあります。

↓車で約1時間↓

オホーツク海や知床半島を一望できる道の駅。冬には「流氷観光砕氷船（りゅうひょうかんこうさいひょうせん）」の発着所となるため、多くの人で賑わっています。オホーツク海の新鮮な海の幸や農産物が購入できる「フードコートキネマ館」では「網走ザンギ丼」など地元の特産品を使用した料理や網走産の牛乳でできた濃厚なソフトクリームが人気。網走の人気スポット「オホーツク流氷館」や「博物館網走監獄」に立ち寄る前にここで情報を収集しましょう。

↓車で約1時間半↓

世界自然遺産として人気の高い知床の玄関口にある道の駅。変わりやすい知床エリアの天気や温度、道路状況、観光船の運行情報など、最新情報を発信する掲示板の前はいつも大賑わい。日によっては20回以上更新することもあります。売店では地元産の珍味や魚介、レストランでは海鮮丼や鹿肉を使った鹿肉バーガーも名物です。

※この記事は、「楽天トラベル」で過去に公開した以下の記事を一部再構成したものです。
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