赤ちゃんも歓迎の宿・伊豆高原温泉「ルーシーキキ」で初めての子連れグランピング体験【楽天トラベル】

公開日: 2022/06/09

子連れ歓迎のグランピング施設として人気の伊豆高原温泉「ルーシーキキ」。アウトドアリビングに設置されたテントやハンモック、シェフ特製のアウトドア・ブレックファストなど、赤ちゃんや小さなお子さんでも安心してキャンプ気分が味わえると評判の施設です。

ミキハウス子育て総研が赤ちゃんや子連れでも安心して宿泊できる施設を認定する「ウェルカムベビーのお宿」として乳幼児向けの貸出品も充実しているほか、プライベート温泉露天風呂や冷暖房も完備。さらには猫と遊べるお部屋も用意されています。近隣には伊豆シャボテン公園等の観光名所もあり、子連れには見逃せない魅力がいっぱいのこの施設を詳しくご紹介していきます。

伊豆高原温泉　ルーシーキキ

東京駅から約2時間のキッズグランピング施設

海を望む高台の温泉別荘地にたたずむ「ルーシーキキ」は、グランピングとホテルでの快適なステイを同時に楽しめるラグジュアリーな施設。JR東京駅から伊豆高原駅までは特急「踊り子」号で約110分。伊豆高原駅からルーシーキキまでは車で5分です。東京より車利用でも約2時間半で到着できますので、子ども連れでグランピングデビューしてみたいご家族にとってはピッタリの施設です。

ルーシーキキの外観は絵本に出てきそうなかわいらしさ。屋根にキノコが生えていたり、エントランスの屋根が丸みを帯びていたりで、子どもがワクワクするような建物です。

ゲストが到着すると、スタッフが笑顔で出迎えてくれます。ステキならせん階段のあるエントランスを通り抜け、お部屋の中でチェックイン。

ルーシーキキの客室は限定5室で、全室90平米以上のメゾネットスタイル。1階に広々としたアウトドアリビングとインナーリビング、2階に寝室と温泉露天風呂を全室に備えています。

各室ごとにそれぞれ特徴のあるコンセプトルームになっていて、ご希望のお部屋を選ぶことができます。まずはコンセプトルームの中でも人気のある、「キッズグランピングルーム」からご紹介しましょう。

子どもが夢中に！「キッズグランピングルーム」のアウトドアリビング

キッズグランピングルームは503号室と505号室に用意されています。

キッズグランピングルームに入ると、まず目に入ってくるのはアウトドアリビングのミニテント！チェックイン時にはすでにミニテントが設営されていますので、子どもたちはすぐにキャンプ気分に。

ご両親がチェックインしている間、子どもはテントに入ったり、おもちゃで遊んだり、ハンモックでゆらゆらしたり…。

一般のホテルでのチェックイン時のように、フロントで待っている間に子どもがグズることもなく、テント設営に時間がかかって子どもたちが飽きるなんてこともありません。何よりも、キャンプ道具をそろえたりする必要もなく、気軽にアウトドア気分を味わえるのがこの施設の良いところ。

「いきなりキャンプ場でテントで過ごすのはハードルが高いかもしれない」と思っている方や、体温調節の難しい赤ちゃんや幼児連れ家族の初めてのグランピングにはピッタリの施設なのです。

乳幼児向けの貸出品が充実！ホテルステイを満喫できるインナーリビング

アウトドアリビングから一歩インナーリビングに入ると、ぐっと落ち着いた雰囲気に。冷暖房も完備されており、ラグジュアリーで快適なホテルステイを楽しめます。

子ども用の設備や貸出品も充実。客室内には子ども連れでも快適に過ごせるように、スイング機能付ハイローチェアや、バンボ、バウンサーなどの貸出品や、子ども用のスリッパ、サンダル、ストロー付きコップ、子ども用便座、防臭抗菌紙おむつ処理ポットなどもご用意。

安全対策も万全です。テーブルや階段にはコーナーガードが取り付けられ、階段の上下にはベビーゲートを設置。バルコニーの柵には防護ネットが、クローゼットなどの扉にはチャイルドロックも付けられています。

冷蔵庫の中に入っているビールやナッツ、2リットルのミネラルウォーター、さらに子ども用のジュースも全てお部屋代に含まれていますので、お好きな時に自由に飲めます。大人もくつろげるように、ネスプレッソやバルミューダの電気ポットとティーバッグもあります。

飲食物の持ち込みも自由にできますので、子どもの好きなお菓子や、大人用にワインやシャンパンを持ち込めばより楽しい時間が過ごせそう。宿には飲み物の自動販売機や売店がなく、徒歩圏内にコンビニエンスストアもありませんので、事前に用意しておくと良いでしょう。

小さな子どもでも安心の和の寝室と絶景温泉露天風呂

2階部分には落ち着いた和の寝室と露天風呂があります。まだハイハイや歩く練習中のお子さんにうれしい畳敷きです。

家族全員でゆっくり眠れるサイズの敷布団はエアウィーブ、掛け布団は石川県石田屋の高級国産羽毛布団。たくさん遊んだ後でも、快適にぐっすり休めます。

寝室の窓の外には広々とした温泉露天風呂。家族4人でも余裕で一緒に入ることができます。高台に建てられているので視線を気にすることなく、遠くに相模湾を眺めながらリフレッシュ。

泉質は子どもから妊婦さんまで安心して入浴できる、無味無臭のアルカリ性単純泉。主に皮膚病や筋肉や関節の慢性疾患などに良いと言われています。滞在中は24時間入浴可能なので、子どもが眠った後にママひとりで温泉に入ることもできますね。

屋内にはシャワーブースも用意されており、ベビーバスや子ども用バスチェアー、子ども用シャンプー、ベビー用全身泡ソープなども完備。

大人用のシャンプーやコンディショナー、クレンジング、化粧水、オイルなどは植物性石けんや天然油脂を使った「LEAF & BOTANICS」の製品が準備されています。赤ちゃんや子どもとふれ合うことも多い、お母さんの基礎化粧品への配慮も万全です。

肌触りのいい大人用の部屋着と、子ども用浴衣(3歳〜)も用意されています。

「キッズプレイルーム」はおもちゃがいっぱい

キッズグランピングルーム以外のコンセプトルームもご紹介しましょう。

506号室は室内外で遊べるおもちゃが常時8点以上そろった「キッズプレイルーム」となっています。テントよりおもちゃがご希望の場合におすすめです。

アウトドアリビングにはキッチン付の小さな赤い屋根の家が置かれています。ぬいぐるみ型チェアやワゴンいっぱいのおもちゃ、野外でのおままごとに子どもたちは夢中！

新しいおもちゃに出合うと、子どもは自由な発想で新しい遊び方をどんどん生みだします。大人がびっくりするような子どもの成長が見られるかもしれません。

ハンモックやタープも張られていますので、こちらでもグランピング気分を味わえますよ。

2階の寝室の壁紙は北斎の「冨嶽三十六景神奈川沖浪裏」。キッズグランピングルームと同様に、温泉露天風呂とシャワーも完備しています。

大人や大きなお子さんも楽しめるコンセプトルームも

おしゃれなテントが映える「グランピングルーム」

角部屋の501号室にある「グランピングルーム」は、102平米と広く大きめのテントが設営されており、小学生などのお子さん連れや大人だけのグループでも楽しめるお部屋となっています。

露天風呂にはチェアも置かれており、眼下に海や島を眺めながらプチ足湯として利用することも可能です。

落ち着いた雰囲気の「リラクゼーションルーム」

502号室の「リラクゼーションルーム」は、落ち着いた雰囲気で大人のまったりステイにおすすめです。

JBLの防水ポータブルスピーカーも用意されていますので、露天風呂やアウトドアリビングで好きな音楽を聴きながら、心ゆくまでのんびり過ごすこともできます。

お部屋食でリラックスして味わう豪華なディナー

ディナーは姉妹館の高級料理旅館「お宿うち山」で10年間副料理長を務めた羽田一洋シェフが作る、伊豆山海の旬の幸を使った全11品の新作懐石料理がいただけます。

おいしさと豪華な食材を使った匠の技を少しでも感じてもらうために、一例をご紹介します(季節ごとにメニューや品数が変わります)。

食前酒は温州みかんワイン。先付は新鮮な雲丹と花弁百合根があしらわれた、うすい豆腐。前菜6種に、大きな柔らかい蒸し鮑が入ったお椀、伊豆名産の金目鯛や平目などのお造り、強肴（しいざかな）は和牛ヒレ肉の炭火焼き2種のソース山葵添え。凌ぎは、サクッとした食感に旨味ジュレが添えられた甘鯛松笠揚げ。そして、海老真薯の炊き合わせと筍の炊き込みご飯、磯海苔の赤出汁、香の物。デザートは苺のパフェです。

一品ずつ、スタッフが頃合いを見て出してくれます。繊細で深い味わい、新鮮な食材、品数の多さと量に大満足。

3歳以上のお子さんは、「お子様ランチ」もオーダーできます。伊勢海老のフライやハンバーグなど大人の懐石料理に同じようにとても豪華。メインはロイヤルコペンハーゲンなどのステキなお皿に盛り付けてくれますが、お茶碗や取り皿は子ども用のものを準備してくれます。フォークやナイフも小さな子どもが喜ぶようなかわいいもの、飲み物はストロー付カップで提供してくれるので、安心です。

小学生の子どもは基本的に大人と同じメニューが宿泊プランでセットになっていますが、上記のお子様ランチに変更することもできます。希望される方は、予約時にリクエストしてみてください。

「お子様ランチではボリュームがありすぎる」という1歳から未就学のお子さんには、無料でご飯とお味噌汁、飲み物を用意してくれます。おかずは大人の方の料理を取り分けしたり、別に茶碗蒸しや焼き魚などの単品を予約したりすることができます。

離乳食やミルクの用意はありませんが、食器の貸し出しやベビーフードの温め、食器の洗浄などには快く応じてくれますので、気軽に相談してみてください。

お部屋食が基本というのは、子ども連れ旅行にはうれしいポイント。子どもが食べ終えたら、目の届くところで自由に遊ばせてあげることもできます。周りを気にすることなく、大人もリラックスしながら味わえますね。

小さなお子さんがいるママやパパにとっては、ゆっくり懐石料理を楽しむ機会はあまりないのでは。日頃頑張っているパートナーへのプレゼント旅行としてもおすすめです。

ディナーの後はナイトグランピングや露天風呂を楽しもう

ディナーの後はアウトドアリビングでナイトグランピングを楽しみましょう。子どもが夜に外で遊ぶのは、ちょっぴりドキドキワクワク。テントの中でぬいぐるみと遊んだり、寝転んだり、安全な電気式のランタンを灯したり、星を探したり、たくさん初めての体験をさせてあげられます。子どもがキャンプに興味がありそうだと分かれば、次はステップアップして本格的なキャンプにチャレンジできるかも。夢が広がりますね。

大人はゆっくりとソファに座り、グラスを傾けながら子どもの成長に目を細めるのも良い時間になることでしょう。