「軽井沢マリオットホテル」は、グリル料理とワインのディナーに、信州の美味しいものが集まる朝食が人気です。さらに温泉付き客室、愛犬とも滞在できるドッグ対応コテージなど、それぞれの旅のスタイルに応える森の中のプライベートリゾートです。
豊かな自然に抱かれた高原のホテル
日本で最も有名な避暑地・長野県軽井沢。豊かな自然と高原の冷涼な環境に魅了され、多くの旅行者が訪れるリゾートエリア。ハイキングや街歩き、冬にはスキーと、さまざまなアクティビティが楽しめるうえに、信州野菜や千曲川ワインバレーなどに代表される美食の宝庫です。
軽井沢マリオットホテルまでのアクセス
「軽井沢マリオットホテル」までは新幹線で向かうことができます。東京駅から軽井沢駅まで北陸新幹線で約1時間10分。軽井沢駅南口のバスターミナルからは、ホテルの無料送迎バスが運行しています(約15分)。
メインウイングのロビーラウンジ
軽井沢マリオットホテルの宿泊エリアは、こちらのメインウイング、その隣に建つノースウイング、2棟あるペットと泊まれるドッグ対応コテージと、大きく3つに分かれています。
メインウイングは本館の役割で、76室の客室のほかにレストランや大浴場、スパなどが集まる建物です。
1階ロビーにあるラウンジでは、昼はカフェ、夜は17時からワインやカクテルが楽しめます。
ラウンジの向かいには、宿泊者が自由に利用できるワークラウンジがあります。電源完備の一人がけカウンター席やソファ席など、さまざまな過ごし方ができ、ワーケーションにも最適な環境です。
愛犬と一緒に過ごせるドッグ対応コテージ
ドッグ対応コテージの客室は全部で10室あり、大型犬向けやプライベート温泉を備えたお部屋もあります。
こちらは小型犬向けのコテージツイン。ルームサービスにはワンちゃん用のメニューもあるそうですよ。
どのお部屋にも、ワンちゃん用のフードとお水入れ、トイレシート、ミニタオル、コロコロクリーナー、空気清浄機や消臭グッズなどが揃っています。
コテージ各棟にはワンちゃん用のシャワーコーナーも設置されているので、外で思いっきり遊ばせてあげられますね。
客室露天風呂が魅力のノースウイング
メインウイングのすぐ隣に建つノースウイングは、1階は露天風呂、2階はビューバススタイルと全客室が温泉付きでプライベートな時間を満喫できます。メインウイングの温泉大浴場も利用できます。
温泉露天風呂付プレミアルーム
こちらは1階ツインの客室。リビングスペースが畳敷きになっているので、椅子で足をのばしたり、のんびり寝転がったりとリラックスできる造りです。
窓の外は、プライベートのお庭が付いていて外からの視線も気になりません。とても静かで、まるで離れの客室のようです。
リビングスペースの隣がレインシャワー付きのシャワーブース、その奥が露天風呂です。庭があるおかげでシャワーブースも湯船も明るく開放感があります。
ベッドのすぐ横がクローゼット、荷置き台の引き出しに浴衣が入っています。アイロンとアイロン台が備え付けなのが意外と便利でした。
お水とマグカップやグラス、お茶やコーヒーなどがひと通り揃っていて、ロビーにも自販機があります。棚の下にポットや冷蔵庫が備わっているのもうれしいですね。
アメニティは世界のセレブ御用達、男女ともに使えるナチュラルスキンケアブランド「THANN」のソープやシャンプー、ボディクリームなどが用意されています。オレンジ&タンジェリンにスパイスが効いた大人の香りです。
客室には湯かごが用意されているので、こちらに着替えやタオルを入れて大浴場まで持ち歩けます。浴衣の着用は客室内のみなのでご注意くださいね。
軽井沢マリオットホテルの温泉
軽井沢マリオットホテルには、源泉の異なる2種類の温泉があります。
メインウイングの地下1階にある大浴場と露天風呂は、美肌の湯とも呼ばれる「小瀬(こせ)温泉」。
泉質はアルカリ性単純温泉で、不要な角質や毛穴の汚れを取ってくれる、お肌にうれしい効能が期待できるとか。ノースウイングやコテージ宿泊者も利用可能です。
各ウイングのロビーには、フルーツたっぷりのデトックスウォーターとほうじ茶が置かれていて、大浴場の帰りに思わず手が伸びます。また、翌朝には軽井沢の老舗「ミカド珈琲」が提供されていました。
ノースウイングに宿泊すれば湯めぐり気分
2種類の温泉のもうひとつ、「塩沢温泉」は、ノースウイングの客室でのみ楽しむことができます。こちらはカルシウム-塩化物泉で、保温効果に優れた湯。大浴場の小瀬温泉がさっぱり、ノースウイングの塩沢温泉はぽかぽかの湯上がり感です。ひとつの宿で2種類の湯に入れるなんて贅沢ですね。
信州の美食とワインをディナーで堪能
ラウンジの奥にあるレストランでディナーをいただきます。座席は広々としていて、窓際の席では滝を眺めながらゆったり食事ができます。
日本有数のぶどう生産地であり、上質な国産ワインの産地として知られる長野県。軽井沢マリオットホテルでは、シニアソムリエが厳選した信州ワインを複数取り揃えています。いくつか味わってみたいという方には、3種類のグラスワインが楽しめる「信州Tasting Set」(3,900円)もおすすめです。
地元の厳選素材を中心としたディナーコースは、季節によって変化します。シダーウッドに包んで香り付けしたシナノユキマスは、名物のクルミ味噌をアレンジしたバルサミコソースとキノコを添えて。信州産ランプ肉のグリルは肉質を楽しめる大ぶりカット、赤ワインバターがさらに旨味を引き立てます。
ワインが合うお料理なので、信州ワインと一緒に召し上がることを強くおすすめします!スタッフさんに選んでいただいた2種。柔らかな味わいの長野メルロー(左)と、メルローとカベルネ・ソーヴィニヨンのブレンドワイン(右)。
この日のデザートは秋を感じるモンブランのケーキとアイス、フルーツが乗ったひと皿。こちらもワインが合います。食材はもちろんのこと、ワインまで高品質なご当地産というのは国内ではまだまだ希少な体験。お腹も心も大満足のディナーを堪能できます。
ディナーのあとは、ホテルオリジナルカクテルで大人の時間を
17時からのカクテルタイムには、信州産フルーツやハーブをふんだんにあしらった、オリジナルカクテルがおすすめです。
華やかでフォトジェニックなカクテルは、SNSで自慢したくなるほど。
信州の魅力が大集結の朝食ブッフェ
翌朝は、目覚めとともに朝食へ。ディナーをいただいたメインウイングのレストランが会場です。朝は軽く済ませるつもりが、ブッフェの品数の多さでもう一度目が覚めました。
軽井沢の老舗店「ブランジェ浅野屋」のパンが並び、ヨーグルト、フルーツ、グラノーラの種類も豊富。ライブキッチンでは新鮮な卵でオムレツを作ってくれます。ハーブ入りソーセージやベーコン、サクサクのワッフルにフレンチトーストと、どれもおいしそうで迷ってしまいます。
地元・佐久のコシヒカリを使用したごはんに、温かな焼き魚や、ご当地のお漬物や味噌を使った郷土料理、野沢菜や信州そばもあり、和食派の方もきっと満足されるはず。
ほっこり癒される軽井沢マリオットホテル
温泉に入れて、ワインから郷土料理まで、軽井沢の自然の豊かさを体験できる高原リゾート。マリオットブランドのイメージがアップデートしました。スタッフが朗らかに笑わせてくれ、優しいおもてなしが心に残ります。
皆さんも森の中の軽井沢マリオットホテルを拠点に、のんびり癒される旅を楽しんでみませんか?
軽井沢マリオットホテル
- 住所
- 長野県北佐久郡軽井沢町長倉4339
- アクセス
- JR軽井沢駅よりタクシーで約15分
- チェックイン
- 15:00 (最終チェックイン:24:00)
- チェックアウト
- 11:00
- 総部屋数
- 142室
写真・撮影・文/Junko Saito