沖縄の文化に触れ、海を眺めながら暮らすように過ごす「星のや沖縄」、至極の休日へ

美しい海に臨む絶好のロケーションの中で、暮らすように滞在できる「星のや沖縄」。独創的なテーマから生みだす圧倒的非日常を提供する「星のや」の8施設目として、沖縄本島の中部に位置する読谷村（よみたんそん）に、2020年7月1日に誕生しました。日常の喧騒から離れ、沖縄の自然や歴史、文化を感じながら、美しい海とともに過ごした2泊3日の至極の休日の様子を紹介します。

非日常の贅沢な空間で、海を眺めて暮らすように過ごせる「星のや沖縄」

沖縄本島でも珍しい自然海岸が残る読谷地区。「星のや沖縄」は、この自然をそのまま残す形で海岸線に沿うように立っています。100室ある客室はすべてオーシャンフロント。目の前には、イノーと呼ばれる豊かなサンゴ礁に囲まれた海が広がります。

ホテルまでは那覇空港から車で約60～70分。アクセス手段はレンタカーのほか、星のや沖縄行きの有料リムジンバス、プライベートハイヤー（有料・要予約）を利用できます。

深海のような真っ青なレセプション

レセプション棟の入り口ではシーサーがお出迎え。このシーサーは、ホテルのすぐ近くにある「やちむんの里」の礎を築いた陶芸家・大嶺實清（おおみね じっせい）さんの作品。

中に一歩足を踏み入れると、天井が高く真っ青な空間が広がります。自然光が差し込む紺碧の静かな空間はまるで深海のよう。

ここで一息ついたら、スタッフの案内で奥の扉へ。ビクトリアンローズの大きな木の扉は外につながっていて、星のや沖縄のシンボル、「グスクウォール」が現れます。

日常と非日常を隔てる石壁「グスクウォール」

星のや沖縄は「グスクの居館」がコンセプト。「グスク」とは沖縄や奄美諸島に残る史跡のことで、明確な定義はないものの、一般的には有力者の居城や聖域、集落を石壁などで囲った場所とされ、石壁が人々の暮らしを守り、豊かな歴史や文化が育まれてきました。グスクにインスピレーションを受けた高さ4.5mの壁「グスクウォール」が、海岸線と対になるようにホテル全体を囲んでおり、外の世界を忘れさせる独自の世界観を作り上げています。

空が抜けて見える小さな穴は、読谷村の伝統的な織物「読谷山花織（ゆんたんざはなうい）」の模様をかたどっています。風車を表す×、お金を表す○、扇を表す▽が縦に並ぶ、この伝統的な模様は館内の随所に見られます。

ここから「グスクの居館」の世界へ。琉球独特の礼服「ドゥジン」と「カカン」をモチーフにしたユニフォームに身を包んだスタッフが案内してくれます。

海岸に沿って約1kmも続く横に長い敷地内には、客室、庭や畑、「集いの館」と呼ばれるフロント棟、インフィニティプール、ダイニング、スパ、アクティビティが行われる道場などが点在しています。建物はすべて2階までの低層で統一。ホテル内の移動はスタッフがカートで送迎してくれます。

客室までの道を囲む庭には、アセロラ、シークヮーサー、グアバなどの果樹や、ヤシの木、ハイビスカスといった南国らしい花が咲きます。庭の植物の解説などを聞けるアクティビティ「ゆんたく庭めぐり」（10:00～約30分間、参加費無料）も行われているそう。

海がすぐ目の前に！ 全室オーシャンビューの贅沢な客室

土間ダイニングと掘りごたつ式のリビングが特徴的な客室「フゥシ」

この日宿泊したのは「フゥシ」（星の意）という客室。93～94平米と広々としたお部屋で、4人まで宿泊できます。

客室内で存在感を放つのが、大きなテーブルがしつらえられた「土間ダイニング」。食事をしたり、団らんしたり、読書をしたり…使い方はさまざま。大きな冷蔵庫や、インルームダイニングを楽しむサービスで利用するオーブンレンジなどがあり、長期滞在にも最適です。

大きな窓の向こうに美しく穏やかな海が広がり、入り口と海側のガラス扉を開けると、心地よい潮風が通り抜け、より海を身近に感じられました。

土間ダイニングの両サイドにはベッドルームとリビングが。掘りごたつが特徴的な「床座（ゆかざ）リビング」は、紫色の壁紙とカラフルなクッションでコーディネートされ、明るくおしゃれな雰囲気。大きな窓があり、海を眺めながらのんびりくつろげます。

ベッドルームで印象的なのが紅型（びんがた）の壁紙。紅型とは、琉球の時代に生まれ、独自の染技で育まれてきた沖縄の染物のこと。オリジナルのデザインで、山羊や月桃（げっとう）といった沖縄で馴染みのある動物や植物をモチーフに、読谷村に伝わる伝説や風習を描いています。

ベッドルームの窓辺には、海に向かってワークスペースが設けられていて、仕事をしたり、旅の計画を立てるのもよさそうです。

ベッドルームの奥には、広々としたクローゼットとダブルボウルの洗面台、そして海をイメージした青いタイルのバスルームがあります。

洗面台の引き出しを開けるとアメニティがずらり。読谷村に咲く月桃を配合したオリジナルのフェイスマスク、クレンジングから美容液までそろったスキンケアセット、シークヮーサーのバスソルトも用意されています。スキンケアセットは肌と環境にやさしい上質な天然由来成分で作られた「LIRIo（リーリオ）」のもの。上品な香りに癒やされます。

到着したら、さっそく着心地抜群の滞在着に着替えてリラックス。ホテル内はこの滞在着で過ごすことができます。移動に便利なオリジナル巾着は持ち帰りOKなので、旅の思い出に。薄紫のパジャマはコットン100％で柔らかく、極上の眠りを演出してくれます。

「ネスプレッソ」が導入されているのもうれしいポイント。読谷村で古くから受け継がれている織物「読谷山花織」のコースターや、現代やちむんを通して、古陶の美しさを伝える壹岐幸二（いき こうじ）さんのカップやお皿など、さまざまな沖縄の工芸品も実際に使うことができます。

そして、ふと客室内を見渡して、テレビがないことに気付きます。「夢中になるという休息」をコンセプトとする「星のや」では、日常を忘れてゆったりとした時間を過ごしてほしいとの思いから、客室にテレビを置いていません。刻々と表情を変える海をぼーっと眺めていると、日常を忘れて、日々の疲れがほどけていくのがわかります。

海を目の前に眺めるテラスを備えた客室「ハル」

星のや沖縄には全4タイプの客室があり、「フゥシ」ともう1タイプ、「ハル」（畑の意）もご紹介しましょう。

「ハル」は広さ88～94平米で、土間ダイニングとベッドルームに分かれています。宿泊は4人まで。

土間ダイニングは畑に面しており、緑が美しく映えます。

このお部屋の特徴は、海に向かって突き出た「テラスリビング」。潮風を感じながら、ソファーに座って、ずっと海を眺めていたくなる心地よさです。

また、ベッドルームの一角にはデイベッドが置かれ、お部屋の中からも海の絶景を満喫できます。

「フゥシ」も「ハル」も贅沢なつくりでありながら、ほっと落ち着く空間で、日常から離れた特別な暮らしを叶えてくれます。

沖縄古来の風習「ぶくぶく茶」のおもてなし

お部屋でひと休みしたら、沖縄古来の風習である「ぶくぶく茶」をいただきに道場へ。毎日15:00～16:30の間、ぶくぶく茶をふるまうアクティビティ「海辺のひととき」が開催されていて、無料で楽しめます。

赤瓦の屋根に縁側をそなえた平屋の沖縄らしい建物が道場です。正面には芝生、その奥に海が広がります。ここではさまざまなアクティビティが行われ、滞在中、沖縄の文化を体験できます。

「ぶくぶく茶」は航海の無事を祈って旅人にふるまわれていたそう。今では限られたカフェやホテルでしか体験できません。炒り米湯とさんぴん茶を泡立て、マカイ（沖縄の言葉でお椀のこと）でもてなしてくれます。

泡の上にのったナッツと炒り米の香ばしさ、さんぴん茶のすっきりした味わいが口の中に広がります。きなこと塩のちんすこうとともにいただくと、旅の疲れがほぐれていきます。

海辺のひととき

時間

15:00～16:30

場所

道場

料金

無料

予約

不要（同時利用人数の制限あり）

ラウンジ「集いの館」では沖縄ならではのドリンクやお菓子の無料サービスが

「集いの館」はフロント、ラウンジ、ライブラリーを兼ねた場所。コーヒーやさんぴん茶、シークヮーサージュースと、時間帯に合わせたハーブティーが用意されています。この日の午後は、ハイビスカス&レモングラスのハーブティーがリラックスを促してくれました。カラキという琉球シナモンを使ったサブレ、紅いもを使用した焼菓子の「紅ぽてと」も無料でいただけます。

ライブラリーには沖縄にまつわる本が充実しており、自由に読むことができます。プールとその先の海を眺めながら、ゆったりとしたソファーでお茶をしたり、本を読んだり、くつろぐのもおすすめです。

夕日をバックに沖縄の伝統芸能を堪能

空の色が移り変わる夕暮れ時、集いの館でくつろいでいると、「宵の座」が始まりました。毎日18:30から約20分間、歌三線や琉球舞踊、琉球空手の演武が日替わりで行われ、沖縄の伝統芸能に触れることができます。

この日は、琉球古典音楽の四大流派のひとつ「安冨祖流（あふそりゅう）」の師範による歌三線の演奏。独特の抑揚と節回しや手様が特徴的。初心者にもわかるよう、誰もが知る歌を織り交ぜながら、子どもから大人まで楽しませてくれます。

宵の座

時間

18:30～18:50

場所

集いの館

料金

無料

予約

不要

絶景！ インフィニティプールから続く海に沈む美しい夕日

集いの館の目の前には海に向かって約40m続くインフィニティプールが広がります。奥のほうは140cmの深さがあり、泳いでいるとまるで海や空と一体になったような感覚に。夕暮れ時には、夕日が水面を赤く染めます。

手前の深さ10cmの浅いエリアにはチェアが置かれ、服のままでもプールを楽しめます。足を浸けてみると、水はほんのり温か。加温式のため、1年中、24時間入れるのはうれしいポイント。

穴場は右手の一番奥。自然海岸と水平線に日が沈んでいく絶景が見えるそう。沖縄の海と空と風を感じながら、サンセットを眺めるのはなんとも贅沢な時間。夕暮れのあまりの美しさに言葉を失ってしまうほどでした。

日が暮れて、ライトアップされた静かな夜のプールはまた違った表情を見せてくれます。

プール

深さ

10～140cm

利用時間

24時間（日没後は子ども利用不可）

備考

子ども用ライフジャケット・アームリングの無料貸出、集いの館にタオルの用意あり

夕食は客室で気ままに楽しめる「ギャザリングサービス」を

さて、お部屋に戻って夕食です。好きなタイミングで、好きなものをお部屋でいただける「ギャザリングサービス」を選択しました。シェフが下準備まで済ませた状態の料理を客室の冷蔵庫に入れておいてくれるので、あとはオーブンレンジやIH調理器で仕上げるだけ。好きなときに、できたての料理を楽しむことができます。

メニューは前菜からメイン、デザートまで、沖縄料理、洋食、中華などバラエティ豊かな内容で30種類以上。「旬魚のブイヤベース仕立て」はIHクッキングヒーターで10分ほど温めます。「3種の貝の泡盛蒸し」は5分ほど温め、フィルムを広げると、泡盛とバターと貝の香りが一気に食欲を刺激します。

ジーマーミ豆腐、もずく酢、油味噌を添えた「島らっきょう浅漬け」、柑橘のさっぱりした味わいの「グルクンの南蛮漬け シークヮーサー風味」といった小鉢料理、「島スタイルの野菜サラダ」、「旬魚のカルパッチョ タオルミーナ風」など、調理不要のメニューも充実しています。

20分ほどで準備完了。プライベートな空間で、潮風を感じながらゆっくりと味わう食事は格別です。

いろいろな料理を楽しみたい人は、おすすめのメニューを組み合わせたセットメニューを選ぶものいいでしょう。「和食セットメニュー」（16,940円／2名分のボリューム）は、ラフテー、沖縄の魚を使った「3種のまぜまぜお造り」、4種類の小鉢料理、沖縄風雑炊の「ぼろぼろじゅーしー」、マンゴープリンなど10品を味わえます。

ギャザリングサービス

時間

16:00～18:00の間に客室にお届け

予約

当日16:00までに要予約

■DAY 2■
朝食はダイニングで優雅に

翌朝は朝焼けとともに起床。窓を開けて、コーヒーを入れ、ゆったりとした時間が流れます。昨日とは違った表情の青々とした海におもわずにっこり。身支度を整え、朝露に濡れた庭を散策しながらダイニングへ向かいます。

ダイニング内は、天井が高く開放的な空間に、青と白を基調にしたモダンなインテリアが並びます。

カウンターには南国らしいフルーツやハーブがブレンドされた色とりどりのジュースが。グリーンの「ミドゥリ」はライム・シークヮーサー・ミント、赤い「ハナ」はアセロラ・ライチ・トマトをブレンド。カルピス・バタフライピー・レモンをブレンドした紫色の「ムラサチ」は酸味とほどよい甘さが目覚めの体に染み渡ります。

朝食は、「琉球朝食」「シチリア朝食」の2種類のセットメニューから選べます。この日は「シチリア朝食」をチョイス。

地中海のハーブ・フェンネルなどが美しく盛り付けられた「シチリア風サラダ」は、塩とオリーブオイル、人参ドレッシングをお好みで。メインのお皿は、イタリア風オムレツのフリッタータの上にポーチドエッグがのせられ、なんとも芸術的。この日のスープ、白インゲンのスープはとってもやさしいお味でした。

パンには、パイナップル・シークヮーサー・紅いもと沖縄らしいジャムが添えられています。フルーツも沖縄らしい盛り合わせ。ドラゴンフルーツにはちみつを垂らすと、ほどよい甘さに。サンゴの海を眺めながら、南国ならではの料理を堪能していると、至極のリゾートにいる幸せを実感できました。

朝の浜辺を馬と歩む乗馬体験

お腹が満たされたら、ホテルの目の前のビーチで乗馬ができるアクティビティに。読谷村にはかつて、琉球王国で最大規模の馬場が存在したそう。また、速さではなく美しさを競う琉球競馬も盛んに行われていたのだとか。星のや沖縄では、昔から親しまれてきた美しい乗馬の形を参考にした贅沢な乗馬体験が叶います。

初心者でも、乗馬クラブのスタッフが乗り方から手綱の引き方、曲がり方などを丁寧に教えてくれます。青い海と心地よい風を感じながら馬と砂浜を歩くのは、とても優雅な体験でした。

朝凪よんなー乗馬

時間

8:00、8:30、9:00、9:30（乗馬体験時間約20分）

料金

6,050円

予約

前日17:00までに要予約

身長・体重制限

身長130cm以上、体重 女性70kg以下、男性80kg以下
雨天時中止

隣接する「バンタカフェ」は海辺の特等席

乗馬のあとは、星のや沖縄のすぐ隣にある国内最大級の海カフェ「星野リゾート バンタカフェ」に。レセプションからは歩いて2～3分、お部屋からレセプションまではカートで送迎してもらうこともできます。

海を見渡す崖の上から浜辺へ続く敷地内には、大屋根デッキ、海辺のテラス、岩場のテラス、ごろごろラウンジの4エリアが。お気に入りの場所を探して、ドラマチックな景色と沖縄らしいスイーツやドリンクを楽しめるのが魅力です。

入ってすぐのところにあるのが、水平線を見渡せる「大屋根デッキ」。かわいいピンクのイスはサンゴをイメージしたもの。ここでフードやドリンクを購入できます。

浜辺へ続く散策路の途中にある「海辺のテラス」は、海を一番近くに感じられる人気No.1のエリアです。

「岩場のテラス」は植物と大きな岩に囲まれた秘密基地のような場所。ここからビーチに出られ、潮が引いているときは、ビーチを歩いてホテルまで戻ることもできます。

4エリアの中で唯一、室内にある「ごろごろラウンジ」。水平線を一望する大きな窓に沿ってテーブルがあり、テーブルの下には電源も。エアコンを備えた快適な空間で、ごろごろくつろいだり、PCを持ち込んでワーケーションにもよさそうです。

バンタカフェの人気メニューが、ぶくぶく茶にアイデアを得た「ぶくぶくジュレソーダ」（1,000円）。レモングラスが香るソーダに、マンゴーやハイビスカス、すみれなどのカラフルなジュレが浮かび、上にはふわふわの泡が。絶対に写真を撮りたくなるかわいさです。

沖縄のソウルフード「ポークたまごおにぎり」（700円）や、ゴーヤがのった「うちなーピザトースト」（900円）などランチにうれしいメニューも充実しています。

星野リゾート バンタカフェ

営業時間

10:00～日の入り後1時間（日の入りにてラストオーダー）、土日祝は8:00～

琉球空手の体験プログラムで心も体も健やかに

13:00からは琉球空手を体験しに、道場へ向かいます。初心者や女性でも心配無用。基本の型から空手の心得まで、空手歴65年の師範・新城清秀さんがレベルに合わせて教えてくださいます。

空手は沖縄発祥の武術で、自己研鑽の手段として磨かれてきました。本来は護身術であり、向き合うのは自分自身。基礎の型を習い、集中して体を動かしていると、気持ちのいい汗が流れます。1時間のプログラムが終わると、心も体もすっきり！

島の手習い ～琉球空手～

時間

13:00～（約60分間）

場所

道場

料金

4,840円

予約

要

年齢制限

10歳以上

体を動かしたあとは、スパで心身を解きほぐす

乗馬や空手で体を動かしたあとは、お部屋で少しゆっくりと過ごし、そして、夕方からはスパへ。星のや沖縄のスパでは海や植物など、沖縄の自然の力を取り入れたメニューを用意。極上の癒やしに導いてくれます。

今回体験したのは「月」（約90分、26,620円）のコース。最初にカウンセリングで今の身体の状態を確認し、施術箇所や内容を決めていきます。

状態に合わせて、トリートメントに使用するオイルも選びます。提案されたのは月桃。月桃は、琉球王朝時代から薬草として生活に取り入れられてきた植物で、沖縄では日常的に親しまれています。

月桃ともち米粉を練り上げて蒸した月桃玉を使った施術や、呼吸のリズムに合わせたオイルトリートメントなどを受けていると、全身が温かさに包まれます。身体をゆったりとほぐす至福の時間。トリートメント後には月桃のハーブティーをいただき、さらにリラックスできました。

他には国家資格を持ったセラピストによる指圧マッサージがあり、男性に人気だそう。2人用の個室もあるので、カップルでの利用もおすすめです。

星のや沖縄 スパ

時間

14:30～22:30（最終受付20:00）

メニュー例

オイルトリートメント90分 19,360円～

予約

要

2日目のディナーはダイニングで琉球×シチリアの料理に舌鼓

2日目の夕食はダイニングに行ってみることに。夜のダイニングでは、沖縄の食材とシチリア料理の技法を組み合わせた「琉球シチリアーナ」をコースで味わえます。コースには、ヘチマとナスのカポナータや、シークヮーサー風味のシチリア名物・ライスコロッケなどが入った前菜の盛り合わせ、沖縄の県魚・グルクンと旬野菜のスパゲティなどが。

美しい海と温暖な気候に囲まれた南イタリアのシチリア島は、地理や歴史的な背景からイタリア本土にはない独特の食文化を築いています。沖縄と類似する点が多く、沖縄の食材を組み合わせることで新たな魅力を引き出しています。

ダイニング 夕食

時間

17:00～20:30L.O.

料金

15,730円

予約

要

ディナーには、バンタカフェに併設するグリルレストラン「オールーグリル」もおすすめ。夕刻の海を眺めながら、薪の直火で焼き上げるステーキやシーフードなどが味わえます。

星野リゾート オールーグリル

時間

ランチ12:00～14:30L.O.
ディナー17:00～20:30L.O.

予約

ランチ 可、ディナー 要

お部屋への帰り道、宵闇がグスクウォールの読谷山花織の模様をくっきり浮かび上がらせていました。また、夜の敷地内は灯りを最小限に抑えているので、美しい星空を見ることもできます。

■DAY 3■
滞在最後の朝食は沖縄の食材をたっぷり堪能

滞在最終日の朝食は、ダイニングで「琉球朝食」をいただきます。「琉球サラダ」には、宮古ゼンマイにオオタニワタリ、ゴーヤの塩もみなど地元の野菜がいっぱい。月桃の葉に包まれた蒸籠には、泡盛で魚のうまみを引き出す煮物・マース煮とゆし豆腐。コリコリとした食感のミミガーのお刺身、ラフテー、沖縄の炊き込みごはん・ジューシーと、沖縄の食をしっかり堪能できました。

星のや沖縄でのステイもおしまい。チェックアウト時、フロント横にあるショップでお土産選び。一番人気はオリジナルの「えあちんすこう」。スタッフが食べ比べて作ったこだわりの一品だそう。その他、客室でも使われているやちむんのカップや読谷山花織のコースター、沖縄各地の作家の器などが並びます。気に入った一品を連れて帰れば、使うたびに星のや沖縄での思い出がよみがえりそうです。

「星のや沖縄」は、忙しすぎる日々に少し疲れたとき、グスクの中の贅沢でゆるやかな時間に浸って、心身ともにリセットできる場所でした。美しい海と心のこもったおもてなし、さまざまな沖縄の文化体験を通して、忘れられない思い出ができるはずです。またここに戻ってこようと思わせてくれる、最上級の大人の休日を過ごしに、「星のや沖縄」に出かけてみませんか？

星のや沖縄

住所

沖縄県中頭郡読谷村儀間474

アクセス

那覇空港より車で約1時間

駐車場

無料（100台、予約不要）

チェックイン

15:00（最終チェックイン24:00）

チェックアウト

12:00

宿泊予約

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撮影：福羅広幸　取材・文：三鷹花子