はじめて観戦ガイド!楽天生命パーク宮城へ楽天イーグルスを観に行こう!

「楽天生命パーク宮城」は、プロ野球チーム・東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地です。これまでのスタジアムとは少し違い、スタジアムの内外に約60店もの飲食店が並び、さらに観覧車やメリーゴーラウンドなどの様々なアトラクションもあって、まるでテーマパークのよう。
2019シーズンからはスタジアムの完全キャッシュレス化が始まりました。今回はそんな進化し続ける楽天生命パーク宮城の楽しみ方をご紹介。野球が好きな方はもちろん、試合以外のグルメやイベントを楽しみたい方もきっと満足できますよ。

楽天生命パーク宮城のアクセス・チケット購入

楽天生命パーク宮城

楽天生命パーク宮城へは、仙台駅東口から徒歩約20分。試合開催日にはシャトルバス(大人100円、子ども50円)が運行され約8分でスタジアムに到着します。
電車の場合、仙台駅からJR仙石線で1つ目の「榴ヶ岡(つつじがおか)」駅か2つ目の「宮城野原」駅で下車、徒歩約5~7分とアクセス良好。

観戦チケットはオフィシャルチケットサイト「イーグルスチケット(Eチケ)」などで事前に購入できます。当日券はスタジアムの正面チケットカウンターでも購入できますが、注意しておきたいのが2019シーズンからチケット購入だけではなく、スタジアム全店舗で現金が使えない完全キャッシュレス化が始められた点です。

完全キャッシュレス化で次世代の野球観戦体験

楽天生命パーク宮城は完全キャッシュレス化

スタジアムでの飲食物やグッズ販売などはもちろん、スタジアム外周店舗でも使えるのはスマホのアプリで支払いができる「楽天ペイ」やプリペイド型電子マネーの「楽天Edy」のほか、指定の各社クレジットカードやデビットカード、楽天ポイントと交通系電子マネーとなっています。

楽天ペイのアプリ決済を利用する場合には、スマートフォンにアプリをインストールして利用登録する必要があります。

手軽な支払い方法としてはスタジアムで販売している楽天Edyカードを購入(1枚300〜500円)し、スタジアムに設置されたチャージ機でカードに現金をチャージすれば、スタジアムのどこでも使うことができます。チャージは事前に街のコンビニのレジや、セブン銀行ATMなどでもできます。

スタジアム限定のEdyカードとキーホルダー ※画像はイメージです

すでに楽天Edyカードを持っていればもちろんそれを使えますが、スタジアムで買える7種類の限定デザインカードや、キーホルダー型の楽天Edyも用意されているので要チェックです。
選手やスタジアムが描かれたオリジナルデザインのカードはそれ自体が来場記念のグッズにもなり、熱いファンの中には全種類コンプリートする人もいるのだとか。

驚きは、スタンドを歩き回っている売り子さんもキャッシュレスに対応していること。ピッと数秒で会計が済んでしまうので、わざわざ財布を出す必要もなく試合に集中できますね。

楽天生命パーク宮城の楽天キャッシュレスデスク

「メリットはわかったけれど、知識がなくて上手く使えるのかが不安…」という方も、スタジアムには楽天キャッシュレスデスクがあり、不明点などはこちらで全て解消できるのでご安心ください。
小銭を持つ必要はなくなりますし、売店やグッズショップでは混雑解消につながり、飲食店では衛生面でも安全性が高まるなど、利用者側のメリットは数え切れません。

まるで東北の食の祭典のような充実したグルメ

楽天生命パーク宮城は、野球以外の楽しみが多いことも大きな特徴。そのためかスタジアムには小さい子どもから年配の夫婦まで、様々な年代の人が楽しんでいる様子がうかがえます。そんな幅広い客層を満足させている理由の1つが豊富なグルメです。

スタジアム内外の店舗数を全て数えると60を超えます。しかも、数が多いだけではなく仙台の大人気ご当地グルメである牛たんのお店などもあり内容も充実しています。

楽天イーグルスオリジナルグルメ

特に注目して欲しい商品が楽天イーグルスオリジナルグルメです。「イーグルスからあげ」(500円)、「EAGLES BEER(イーグルスビール)」(各種700円~)、「イーグルスレモネード」(400円)と、ここでしか味わえないものばかり。それぞれにこだわりがきちんとあるのも見逃せません。

イーグルスからあげ

からあげはそのお肉からこだわっています。樹皮や木酢液からできた森林エキスの飼料で育った宮城県産「森林どり」を使い、味付けには特産品である仙台味噌を使っています。1つひとつが大きく食べ応えがあり、大人気メニューとなっています。

「EAGLES BEER」は東北6県それぞれのクラフトビールブルワリーに協力を依頼し、オリジナルビール6種類を作っています。チームカラーにちなんだ田沢湖ビール(秋田県)の「クリムゾンレッドエール」や、苦味が少なくフルーティで女性でも飲みやすい仙南シンケンファクトリー(宮城県)の「ホワイトエール」などが揃っていて飲み比べしたくなります。

EAGLES BEER 選手プロデュースメニュー

EAGLES BEERを買える場所はスタジアムに4カ所あり、その中でもバックネット裏のGATE19隣にあるお店は席数も多いので、試合前の景気付けに一杯いかがでしょう?


観戦しながらご飯をしっかり食べたいという方には、選手プロデュースメニューがおすすめ。お弁当に監督や選手の大好物や思い出の味をふんだんに盛り込んだものや、「則本昂大 炎の直球カルビ丼」(900円)といった選手のイメージに合わせたグルメなど、バリエーションも豊富!早い段階で売り切れることが多い大人気商品なので、試合開始前にゲットしておきましょう。

スタジアムなのに観覧車!スポーツクライミングまで!

レフトスタンド後方にある「スマイルグリコパーク」も見逃せません。その充実度はここを目的にスタジアムに訪れる人もいるのではないか、と思えるほどです。

楽天生命パーク宮城のスマイルグリコパーク観覧車
スマイルグリコパーク観覧車からの楽天生命パーク宮城の眺め 観覧車からの眺め

最も人気があるのは観覧車。メジャーリーグにはスタジアムのそばに観覧車が置かれているところはあったそうですが、一体化しているというのは世界初!スタジアムを高いところから一望する機会は、なかなかありません。貴重な体験ができますよ。

イーグルスクライミング

他にもメリーゴーラウンドや本場イギリスから持ち込まれた2階建てのロンドンバス、さらに「イーグルスクライミング」という高さ6mのスポーツクライミングの壁まであります。

スマイルグリコパークから野球観戦

また最も驚きなのが、スマイルグリコパークからでも野球が観戦できる点です。レフトスタンドの少し後方部分にはなりますが、試合の熱狂を感じるには十分です。ビジョンカーもあるので、人工芝に座ってスタンドの歓声を聴きながら試合中継を眺める、なんて観戦スタイルも可能です。

入園料は500円(子ども300円)。試合の観戦チケットを持っていればなんと無料!試合開始の3時間前にオープンするので、存分に楽しむことができます。

観戦用から普段使いまで!豊富なグッズショップ

最大級の規模を誇る楽天生命パーク宮城のチームショップ

ファンにとって重要なのが、球団のグッズですよね。楽天生命パーク宮城はチームショップが12球団の中でも最大級に広い設計となっていて、観戦用から普段使いまで様々なグッズが並んでいます。

楽天生命パーク宮城のチームショップ店内

初めての来場で何を買えばいいのかわからないという方に、特に人気の3商品をご紹介。
(1)「MyHEROユニフォーム」 (2)「MyHEROタオル」 (3)「キャップ」は、鉄板グッズとなっています。

キャップだけでもバリエーション豊富

キャップ1つを取ってみてもカラーやデザインのバリエーションが豊富で、どれにするか迷ってしまいそう。

チームショップのタオルは全選手分が揃う

選手の背番号や名前が入ったタオルやユニフォーム。一般的には人気の選手のものだけが作られますが、なんとここでは全選手分が揃っています。好きな選手のグッズがなくてがっかり、なんてことは起こらないのです。ファンとしてはうれしいですね。

また、店内を歩いていると選手の顔写真を印刷したハンガーなどユーモアあふれるグッズも目を引きます。ユニフォームとセットで購入して部屋に飾ってみてください。

チームショップのお土産コーナー

また、ビジターチームのファンにはうれしいお土産も充実。仙台の名物であるずんだを使ったものや牛たん味のお菓子など、仙台観光の記念に買って帰りたくなる品ばかり。チームショップ限定のパッケージもあり、通常のお土産よりも喜ばれること間違いなし。

なお、グッズの一部はオンラインショップでも購入できます。

外野席だけでも10種類以上!様々な角度とスタイルで観戦

ここからはおすすめの観戦席についてご紹介していきます。楽天生命パーク宮城では、観戦席に様々な選択肢を用意してお客様の好みで選べるようにしています。
例えば外野席だけでも10を超える席種があり、選手を間近に観たい人、子連れでゆっくり楽しみたい人など、それぞれのニーズに適したシートが用意されているのです。

楽天生命パーク宮城「セブン-イレブン・ピクニックボックス」

その中でもおすすめのシートがライトスタンドにある「セブン-イレブン・ピクニックボックス」(最大10人、推奨5〜6人)。人工芝が敷かれたボックス席で、寝そべりながらでも観戦できるところが大きな魅力です。

楽天生命パーク宮城 外野芝生自由エリア

他にもレフトスタンドの「外野芝生自由エリア」は階段状に人工芝が敷かれて、くつろいで試合を楽しむことができます。

さらにその前方のフェンス際にある「外野レフトホームランボックス」は、他のところよりもフェンスが少し低く、ホームランが入りやすい設計になっています。実際、ここにホームランボールが入ることは多く、人気の席の1つとなっています。

 

2013年以来の日本一を目指す東北楽天ゴールデンイーグルス。そのホームスタジアム「楽天生命パーク宮城」には、様々なアイデアと仕掛けがあふれ、野球以上のお楽しみが満載です。野球好きも、そうでない人も、仙台観光と合わせて次世代の野球観戦を味わってみませんか?

 

取材・撮影・文/岡本大樹

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