飛行機での長時間フライト。あなたはどう過ごしますか?
出張や旅行で長いフライトに乗らないといけない時、機内ではどうやって過ごしていますか?できれば寝るのがベストなのですが、寝られない時もありますよね。そんな時、何をすればいいか分からないことありませんか?今回はみんなが長時間フライトで何をして過ごしているかランキング形式でご紹介します!
ランキングの前に・・・
やっぱり寝るに越したことはない。まずは寝やすい環境作りから!
飛行機で寝たいけどなかなか寝られない。。。まずは眠りにつきやすいフライト環境作りから試してみては?寝るための環境作りポイントをいくつかご紹介。
快適なフライトへの道は、予約時から始まります。予約時点で快適な座席を選択することに注力してます。もし選択できない場合は、搭乗当日にできるだけ早く空港へ行き、座席取得を交渉します。
飛行機にはいくつもの機種があり、フライトによってシートマップが異なります。快適なフライトを過ごすためには、席選びから!予約の際に席を指定できる場合、自分にあった席を予約しましょう。あまり立ち上がる必要がなく、ゆっくり過ごしたい方は窓側、隣の人に気を使わず立ち上がりたい・トイレに行きたい場合は通路側がおすすめ。予約時に座りたい席が空いていなかった場合、チェックインでもう一度確認してもらうと空いていたりするので、少し早めにチェックインして聞いてみましょう。
旅の当日の準備も重要です!寝るにしても起きているにしても座り心地が左右する為、首や腰や肩が上手く収まるようにグッズが必要。他に乾燥防止の濡れマスク、アイマスク、あれば耳栓。
首がしんどくなってくるので機内用枕などは必ず持ち込みます。あとは過ごしやすい服に着替えるなどなるべくストレスが軽減されるように工夫するようにしています。
服装や持ち込む物は?
長い旅に備えて、自分が過ごしやすい服装にしましょう。機内ではまくらや毛布が用意されていることが多いのですが、自分にあったまくらや毛布(または羽織るもの)を持ち込むのをおすすめします。アイマスクや耳栓を持参する人も多いようです。
搭乗前に飲み物も!
長時間フライトでは水分補給も大事なので、飛行機に乗る前に買って持ち込みましょう。機内の食事タイムや客室乗務員にお願いすることもできますが、持ち込んでしまえば、客室乗務員を呼ばずに自分が飲みたいときに飲めます(荷物検査では液体を持ち込めないので、検査後に購入してください)。機内が乾燥しているほか、エコノミー症候群(長い間座りっぱなしが原因で足の血液の流れが悪くなり血の塊ができ、それが肺の動脈を閉塞し、死に至ることもある病気)を防ぐためにも水分補給が重要です。
他に出来ることは?
飛行機で眠くなるように、旅の前に睡眠時間を減らし、睡眠不足の状態でフライトに臨む人もいるようです。
飛行機内で寝る準備を!
適量よりちょっと少な目のお酒を飲み、寛いだ気分で映画を観れば、直ぐに眠くなります。
普段寝られない人でも、とりあえず寝てみようと努力する人も多いのでは?まくらや毛布、アイマスクのほか、座席をリクライニングさせて少しでも過ごしやすい体制を整えましょう(リクライニングする際には後ろの人に断ってからしましょう)。
睡眠薬に頼る?
どうしても寝たい場合は、睡眠薬を使うのも良いですが、医師にちゃんと相談してから摂取しましょう。
アルコールは?
アルコールを飲んで眠りを誘う人もいますが、地上で飲むよりも酔いやすいと言われているので注意して飲みましょう。飲みすぎが脱水症状を起こし、エコノミー症候群につながる恐れもあります。
やっぱり何をやっても寝られない!みんなの飛行機内での過ごし方をご紹介!
みんなの飛行機内での過ごし方ランキング
最も多かった機内での過ごし方は機内エンターテインメントシステムを利用するでした。多くの長時間フライトには各座席にモニターが付いており、好きな動画やゲームで遊べるようになっています。内容はフライトによりますが、映画、ドラマ、お笑いなどの動画、最近の音楽や漫画まで読めたり、ソリティアや五目ならべなどのゲームも遊べます。機内エンターテインメントで音楽を聞く人は、普段聞かないジャンルを聞いてみると言う人も。映画館にあまり行かない人が機内で映画を楽しむほか、最新の映画や日本未公開の映画を見ることができるのが嬉しいポイントのようです。
回答者の声
・新作の映画を観ることができることはありがたい
・まだ地上・日本で公開されていない物が見られる機会が多いです。
第2位は機内誌を読むでした。普通の雑誌と違い、本屋で見かけることはほとんどないので目を通す人が多いようです。機内誌を読みながら旅行気分を高めるというコメントも寄せられました。美味しいグルメや観光情報が載ってたりするので、メモをして旅行の参考にする人も。
回答者の声
・機内誌はなかなか読めないので、飛行機に搭乗した際は、目を通すようにしています。
・機内誌を読むと飛行機に乗っているなという感じになり旅に出るという気分になります。
・機内誌は写真も綺麗で興味のない情報でも時間つぶしに読むと 案外楽しかったり為になったりする。
飛行機の現在地・フライト情報を見るが3位。機内エンターテインメントのモニターや機内に設置してある大きいモニターで飛行機の現在地や高度を確認することができます。ほかにも出発地や目的地の天気なども見れたりします。
回答者の声
・現在地・フライト情報を見ながら外の景色をみると旅行している実感がわきます。
・現在の位置とスピード、高度がわかるとテンションが上がる。
第4位は紙媒体で本や漫画などを読むでした。最近では電子書籍もありますが、少しかさばりますがやっぱり紙媒体で読みたいという意見も。電池や充電を気にしなくて良いのもポイントのようです。
回答者の声
・デジタル全盛の時代ですが、飛行機の機内では紙媒体の本などを読みたい。
・電子機器用のバッテリーの機内持込などできない場合を考えて文庫本は常備してます。
旅のスケジュール確認・計画をするが5位。旅行先で失敗しないためにも、スケジュール確認が重要なので、飛行機内を有効に使って旅のスケジュールを立てたり確認する人が多いようです。
回答者の声
・同行者との到着後のスケジュール確認等、旅への期待いっぱいの時間として楽しんでいます。
・計画をたてている時間も楽しみが倍増します。
・旅の計画を再確認しておくのも失敗しない旅の対策です。
外の景色を見るが6位にランクイン。普段は雲を見上げますが、飛行機からだと見下ろすことができ、雲海の眺めを楽しむことができます。
回答者の声
・出来る限り窓側席をとり、ずっと窓から下を見ています。景色の変化や雲海など飽きる事がありません。
・雲を上から見る機会は滅多にないので是非写真を撮ってみてください。積乱雲を上から見たり、雨雲を上空から見て地上の雨模様まで見れる事もあります。稲妻なんかは超レアです。是非是非!
スムーズな旅行にはやっぱり事前リサーチが重要です。第7位はガイドブックを読む。行く前に旅行先の情報収集をして行きたいレストランやお店を決めておくと旅先で効率良く行動できます。
回答者の声
・おいしいレストランとかショッピングとか、行きたい場所を飛行機のなかでチェックします。
・旅先のガイドブックを機内で読むのがオススメです。おいしいレストランとかショッピングとか、行きたい場所を飛行機のなかでチェックします。
第8位は電子機器で(携帯、音楽プレイヤーなど)で音楽を聞くでした。好きな音楽を聞いてリラックスしたい人が多いようです。機内エンターテインメントでも音楽を聞けますが、自分の好きなアーティストや曲を聴きたい方は事前に聞きたい音楽を電子機器に入れて行くのがおすすめです。
回答者の声
・私達世代に合う歌謡曲などが、機内設備では数が少なく時間つぶしにはなりにくく、自分の音楽プレイヤーであれば飽きもなく到着まで聞けるからとても便利。
9位は隣の人と会話をするでした。隣の人に話しかけるにはちょっと勇気が必要かもしれませんが、意外にも話してくれたりします。
回答者の声
・隣の席の人が話しやすそうであれば、機を見て話しかけてみると、意外とあちらも暇を持て余していて話が弾んだりします。一期一会で、旅の思い出になったりします。
・隣の人がお持ちのいろいろな情報を聞くことが出来、又オススメのポイントを聞く事出来る。
ストレッチ・少し体を動かすが10位。トイレのために席を立ったついでにストレッチをする人が多いようです。長い間座りっぱなしも疲れるのでストレッチをしますが、エコノミー症候群にならないためにとう理由をあげた人も。
回答者の声
・エコノミー症候群にならないよう,2時間に1回程度はストレッチや機内を歩くようにしています。
・ギャレーでストレッチをしながら、キャビンアテンダントといろいろと話をする。旅の情報を得たり、いろいろと楽しい。
・起きている間は足の上げ下ろしなどをこまめに行っておくと、足のむくみの緩和になる。
【その他の回答】
TOP10のほかには、かさばる紙媒体の本ではなく電子書籍やタブレットを持ち込むと回答した人が多かったです。タブレットに自分が読みたい本や見たい動画を入れられるメリットのほか、機内エンターテインメントシステムが故障していたり、なかった場合に備えて持ち込む人もいるようです。機内食やお酒を飲みながら飛行機の時間を楽しむというコメントも多く寄せられました。CAと会話を楽しむ人や、折り紙や手紙を書いたりする人も。仕事や勉強、携帯やパソコンのデータ整理など、フライト時間を有効に使う過ごし方もあります。
回答者の声
・資格試験などの勉強があれば、ここぞとばかりに集中してやります。
・長距離の場合は 比較的新しい映画が観れるので 吹替と字幕の2回観て英語の勉強をしています。
・機内エンターテインメント設備が故障していることに時々出くわします。私は、タブレットに映画や番組を入れて、自分専用のビデオタイトルを楽しんでいます。
・好きなお酒を飲んで空を見下ろす、眺める。
・CAさんに現地の情報を聞くのがお勧めです。
・日本から外国へ行く時は折り紙を折りためておくと、ちょっとしたときに役に立ちます。私は道を教えてくれた人にあげたり、チップを置くときに一緒に置いたりします。
・機内で葉書をいただき、友人に手紙を書く。到着後に即投函することで帰国した時に届いているという嬉しさがある。
快適なフライトを過ごすためのアドバイス
電子機器の充電は搭乗前に。コンセントが使えるかどうかはわかりません。
ノイズキャンセラのヘッドホンを持参すると静かでとても快適。
機内で快適に過ごす為に、必要な物を小さな袋、バッグ等にまとめておく。着席したらそれらをすぐに用意する。トイレを気にしなければ、窓側の席は荷物を壁側に置けるから便利。
快適なフライトを過ごすために、いくつかのアドバイスをご紹介!機内エンターテインメントシステムが故障している時や無料サービスが少ないLCCを利用する場合に備えて、事前に暇つぶしを用意することが大事だという意見が寄せられました。タブレットでもいいですし、本でもいいので、機内エンターテインメントシステム利用のほかにできるものを準備しておきましょう。最近ではコンセントが付いているフライトが多くみられますが、使えなかったり、ない場合もあるので、電子機器を使う予定であれば、事前に充電するのも忘れずに。静かに快適に過ごすため、ノイズキャンセリングヘッドフォンを持参するという声も多かったです。バックから何度も物を出し入れしないくていいように、機内で使うものをまとめてシートのポケットなどに入れておくのもおすすめです。
他の乗客への配慮もお忘れなく
夜間に本を読む場合、機内の読書灯では隣りの人に迷惑がかかるので、小型のLEDライトを持ち込みます。
足元の狭いエコノミークラスでは、必要なものは全てバッグから出しておき、シートポケットなどに入れておくとあとでゴソゴソ動かなくても済みます。
他の乗客へ迷惑をかけないよう心がけましょう。大きな音を立てたり、必要以上に動きまわったりするのは控えましょう。自分が起きている時でも、周りには寝たい人もいる事を忘れずに。
快適な旅をするには席選びから乗るまでの準備も重要です。できるだけ眠りにつきやすい環境を作って旅に備えて寝るのが理想ですが、寝られない場合には様々な過ごし方があります。今回はアンケート結果をもとに、飛行機内の過ごし方をご紹介しましたが、是非次のフライトでいくつか試してみてください。
※このランキングは、2017年7月21日~7月30日に行った「長時間フライトで起きている間は、機内で主にどう過ごしているか」についてのアンケート結果をもとに算出しています。(回答者数:3,800人)