メインストリート西里大通りから徒歩圏内! 宮古島ならではのグルメが味わえる7店

マンゴーやパッションフルーツなどの新鮮なフルーツを使ったスイーツ、名物・宮古そばを始めとする島料理、高級和牛・宮古牛を使った料理など、バラエティ豊富な宮古島グルメ。

今回は、宮古島の繁華街にあるメインストリート「西里大通り」から徒歩圏内にある、宮古島グルメが食べられるおすすめ飲食店7軒をご紹介します!

宮古島へのアクセスと繁華街

宮古島の西里大通り

画像提供/宮古島観光協会

こちらが「西里(にしざと)大通り」。宮古島市のほぼ中心に位置していて、宮古島周辺では最も古い商店街になります。飲食店や土産物屋が軒を連ねる、宮古島のメインストリート。この通りの300メートルほど西に並ぶ「下里(しもざと)大通り」にも飲食店が立ち並び、この2本の大通り周辺一帯が宮古島の繁華街と言えるでしょう。

宮古空港

宮古空港から西里大通りまではリムジンバス宮古空港線「平良(ひらら)行き」で約20分ですが、2時間に1本の本数なので注意が必要。車では10分ほどの距離です。

また、2019年3月に開業したみやこ下地島空港から西里大通りまでは、バス「みやこ下地空港リゾート線」で約30分ですが、昼間はジェットスター成田便の到着時間に合わせた11時の便1本しかない※ので、こちらも注意しましょう。車では25分ほどの距離です。

※月・水・金・日曜日は関西便に合わせた18:50の便もあり。

ランチから夕食まで島料理をたっぷり堪能する!宮古島グルメ

宮古そばや近海マグロ、宮古牛など、宮古島名物を使った料理は要チェック。ここでしか味わえない島料理を味わって、宮古島の思い出に。

外のお店で夕食を食べようと考えている方に気をつけて欲しいのが、「必ず予約しておくこと」。基本的に週末は予約をしていないとどのお店からも「予約でいっぱい」と断られることが多いです。夕食難民にならないように、出かける前に必ず予約しておきましょう。

昭和7年創業の老舗の人気店 「古謝(こじゃ)そば」

宮古島の古謝そば

宮古空港と西里大通りの間の場所にあるこちらは、宮古島で1、2位を争う人気の宮古そば店。伺ったのはオープンしてすぐの11:15でしたが、もうお店の前には行列ができているほど。沖縄らしい赤い瓦屋根の外観が目印です。

宮古島の古謝そば

フローリングの床にテーブルと、おしゃれでカフェのような居心地の良い空間が広がる店内。テーブル席だけでなく、奥には座敷席もあるので、小さい子どものいる家族連れにはうれしいですね。

古謝そばの宮古そば 宮古そば(580円)

伝統的な宮古そばの盛り付けは、麺の下に具材を隠し、上はネギだけ散らしてかけそば風にするもの。ただ、現在では一般的な沖縄そばと同様、麺の上に具材を載せるスタイルのお店が多く、こちらもそのスタイルの盛り付けになっています。

今では少なくなってしまいましたが、地元の人が通う食堂などでは現在でも伝統的な盛り付けの宮古そばを提供するところもあります。

こちらの宮古そばは、かつおダシが利いて、何杯でも食べられそうなシンプルで飽きのこない味わいでした。

ソーキそばセット ソーキそばセット(900円)

宮古そばにじゅーしー(沖縄風炊き込みご飯)、日替わりおかず、もずく、漬物、ドリンク(コーヒー・紅茶・オレンジジュースから選べます)のお得でボリュームのあるセットです。

古謝そば

住所
沖縄県宮古市平良字下里1517-1
営業時間
11:00〜16:00
定休日
水曜日
アクセス
西里大通りより徒歩で約15分、宮古空港より車で約8分

宮古の新鮮な鮮魚や宮古ぜんざいをランチで
「宮古ぜんざいと家めしの店 眞茶屋(まっちゃや)」

宮古島公設市場

画像提供/宮古島観光協会

繁華街の中心地にある宮古島公設市場は、2011年にリニューアル。まだ新しくてきれいな市場内には精肉や鮮魚、青果、土産物などを販売する10数軒の店舗があるほか、観光案内所もあります。

宮古ぜんざいと家めしの店 眞茶屋

この公設市場の2階で営業している「宮古ぜんざいと家めしの店 眞茶屋」では、宮古島の素材を使ったランチや宮古ぜんざいといった甘味などの軽食がいただけます。市場の中にあるお店ながら、明るく清潔感のある店内でゆっくり過ごせるのでおすすめ。

近海マグロの漬け丼 近海マグロの漬け丼 (1,500円・税別)

宮古島名物と言うと宮古そばやマンゴーなどが有名ですが、実は漁業も盛んで鮮魚もその1つ。特に、マグロやカツオの水揚げが大半を占めます。

こちらは、宮古島近海で獲れたマグロを自家製タレに漬け込んだ漬けマグロ丼。マグロとご飯が別皿で提供されるスタイルなので、そのまま食べたりご飯に載せたりと好みに合わせて食べられます。魚汁と島食材の小鉢4品も付いて、コスパも抜群です。

宮古ぜんざい 宮古ぜんざい(650円・税別)

ランチの後は、宮古島の伝統スイーツはいかがでしょうか。

豆と雑穀を炊き合わせて作る宮古島のおばぁ直伝の宮古ぜんざいは、黒糖の素朴な甘さと色々な食感が楽しめます。サーターアンダギーと、香の物、さんぴん茶がセットに。

「氷ぜんざい」や「白玉アイスぜんざい」など、ぜんざいを使ったアレンジメニューも人気です。

宮古ぜんざいと家めしの店 眞茶屋

住所
沖縄県宮古市平良下里1 宮古島市公設市場2階
営業時間
11:30〜17:00
定休日
不定休
アクセス
西里大通りより徒歩で約3分、宮古空港より車で約15分

幻の高級和牛・宮古牛が手軽に味わえる!
「Tea-da Cafe(ティダカフェ)」

ミヤコセントラルホテル

西里大通り沿いにある、アクセス抜群の「ミヤコセントラルホテル」1階に2018年オープンしたTea-da Cafe。宮古言葉で「ティダ」は太陽という意味で、「降り注ぐ宮古島の太陽の下で太陽な笑顔に出逢えるカフェ」をコンセプトに作られています。

Tea-da Cafe

店内は照明やインテリアにもこだわっていて、木の温もりがあり落ち着ける空間。ランチでは自慢の宮古牛を使ったハンバーガーやサンドイッチが、ディナーでは自家製ピザ、ポテトフライや唐揚げなどのスナックが味わえるほか、ビールやサワーなどのアルコールやソフトドリンクが多数楽しめます。

宮古牛ティダバーガ 980円(ランチのみ) 宮古牛ティダバーガ (980円・ランチのみ)

宮古牛は、宮古地域で生産・育成された非常に希少なブランド牛。宮古島を始め沖縄本島の限られた店舗でしか味わうことができない、幻の高級和牛です。

バンズに挟まれた150グラムもの肉厚パティは、その宮古牛の旨味がしっかり味わえる一品。ソースはサルサ・テリヤキ・タルタルからお好みで選べます。ゴーヤやジャガイモ、玉ねぎのフライも添えられ、大満足のセットです。

Tea-da Cafe

住所
沖縄県宮古島市平良字西里225
営業時間
12:00〜15:00(月曜~金曜)
18:00~22:00(金・土曜)
※営業時間は変動あり
定休日
日曜日 ※定休日は変動あり
アクセス
西里大通り沿い、宮古空港より車で約12分

歌って踊って楽しむ、島唄ライブを毎晩開催! 「郷家(ごーや)」

 

宮古島の郷家

宮古島のメインストリート・西里大通りから1本入った場所にある居酒屋「郷家」。赤い瓦屋根に、緑色の提灯が目を引く外観です。

郷家の店内

宮古島にある居酒屋の中でもかなりの人気店なのですが、100席以上もあるので、ほかのお店が予約で埋まっていても遅い時間なら入れることも。

郷家の島唄ライブ

郷家では、毎晩19:30から、約50分間の島唄三線ライブを開催。地元である宮古島の民謡を始め沖縄民謡も演奏され、スタッフや周りのお客さんと一体となって楽しめます。みんなで踊って楽しめば、宮古島の思い出に残ることは間違いないでしょう。

郷家のサラダビュッフェ

お店で味わえるのは、宮古島の新鮮な野菜や魚介類を使った沖縄料理です。こちらは、お通しの「サラダビュッフェ」。なんとお通し代324円で、宮古島産ベビーリーフやルッコラ、ワカメなど10種以上もの野菜や海藻が食べ放題!

郷家の島のもずく酢 島のもずく酢(410円)

ニンニクとショウガが効いた、沖縄風の味付け。宮古島産の太もずくを使っているので、通常のもずくより太くて食べ応え満点!

郷家のラフテーゴーヤチャンプルー ラフテーゴーヤチャンプルー(702円)

普通のゴーヤチャンプルーよりも、甘辛いラフテーの味付けに近いしっかりした味わい。

豪家のラフテーゴーヤチャンプルー

泡盛と黒糖を使って3日間じっくり煮込まれた、ゴロッと大きめのラフテーは存在感大!ラフテーとゴーヤチャンプルーが一皿で両方楽しめてお得です。

郷家の宮古焼きヤキソバ 宮古焼きヤキソバ( 734円)

宮古島名物・宮古そばの麺とだし汁を使い、新感覚の焼きそばにアレンジ。ソース焼きそばよりもさっぱりした味なので、締めでもスルスル食べられそう。

郷家

住所
沖縄県宮古島市平良字西里570-2
営業時間
17:30~22:30(フードLO 21:30、ドリンクLO 22:00)
定休日
不定
アクセス
西里大通りより徒歩で約3分、宮古空港より車で約12分

新鮮なフルーツを味わってひと休み♪ 宮古島スイーツ

マンゴーやパッションフルーツ、パイナップルなど、宮古島で獲れる新鮮フルーツを使ったスイーツをラインナップ。カラフルなスイーツ満載のビジュアルは、SNS映えも抜群です!

フォトジェニックなスイーツを要チェック!
「PAINAGAMA BLUE BOOTH(パイナガマ ブルー ブース)」

パイナガマビーチ

画像提供/宮古島観光協会

いくつもある宮古島のビーチの中で、市街地から1番近いのがこちらの「パイナガマビーチ」。西里大通りのある中心地から歩いて行ける場所にあるため、観光客はもちろん地元民も多く訪れ賑わっています。

PAINAGAMA BLUE BOOTH

「PAINAGAMA BLUE BOOTH」はそのビーチから徒歩約1分という抜群の立地にある、2018年にオープンしたばかりのカフェ。店内からビーチを望めます。

島の食材をまぜた「ちゃんぷるSOFT」や、宮古の食材で地産地消を目指した「宮古ドッグ」などのメニューがあり、テイクアウトも可能。

PAINAGAMA BLUE BOOTHの店内

宮古島の海をイメージした青い壁が印象的な店内は、リゾート感たっぷり。天井からはハンモックが吊り下げられ、ここに座って揺られながらのんびり島時間を味わうのもおすすめ。

ちゃんぷるSOFT トロピカーナパッション ちゃんぷるSOFT トロピカーナパッション(880円)

「ちゃんぷるSOFT」は、宮古島の農家が大切に育てたマンゴーやパッションフルーツ、ドラゴンフルーツなどを自家製ソフトクリームと合わせたカラフルなフルーツ満載のスイーツ。

こちらは、パッションフルーツ、マンゴー、パイナップルと、フルーツが3種もたっぷり入って色々な味が楽しめる、「トロピカーナパッション」。

ちゃんぷるSOFT アイランドドラゴン ちゃんぷるSOFT アイランドドラゴン(880円)

ピンク色のクリームとドライパイナップルで飾られた、見た目の可愛さNo.1の「アイランドドラゴン」。角切りドラゴンフルーツが入っていて、スッキリした後味です。「ちゃんぷるSOFT」は7種以上あり、ほかに紫芋や雪塩キャラメルを使ったフレーバーなども。

宮古牛パティドッグ スタンダード 宮古牛パティドッグ スタンダード(1,020円)

こちらのカフェではスイーツだけではなく、「宮古ドッグ」や「雪塩ポテトフライ」などのメニューもあり、しっかり食事もできます。

「宮古牛パティドッグ スタンダード」は、宮古牛を使ったオリジナルパティや宮古島で獲れた新鮮な野菜を、こだわりのバンズにサンド。宮古牛の旨味がたっぷり味わえる、定番人気の一品です。

PAINAGAMA BLUE BOOTH

住所
沖縄県宮古島市平良字下里247-2
営業時間
9:00〜19:00(18:30LO)
定休日
不定
アクセス
西里大通りより徒歩で約15分、宮古空港より車で約12分

宮古島の豊かさをジェラートで満喫! 「RICCO gelato(リッコ ジェラート)」

RICCO gelato

こちらも中心エリアにあり、人通りの多い下里通りに面した「RICCO gelato」。宮古島の「豊かさ=イタリア語でリッコ」をジェラートにして表現することをコンセプトに、イタリアで修行したオーナーがオープンした人気ジェラート店です。

RICO gelatoの店内

店内はソファーが置かれたり漫画も置いてあったりとくつろげる雰囲気。夜9:00以降でも、地元の人がジェラートを味わいに続々と訪れていました。

RICCO gelatoのジェラート

ショーケースの中には、「泡盛レーズン」や「塩ちんすこう」、「雪塩」など、宮古島ならではの素材で作られた、色とりどりのジェラートが10種以上揃い、どれにしようか目移りしそうです。

そのほか季節限定で、春は「あまおうのミルフィーユ」や「ミント」、夏は「すいか」や「クリームチーズパイン」、秋冬は「和栗」などのフレーバーが味わえます。

食材は島の農家の方から直接仕入れるなど徹底的にこだわっているそう。

ジェラート トリプル カップ ジェラート トリプル カップ(550円)

今回は、彩のカラフルな「マンゴー」「紫芋」「泡盛レーズン」の3種を選択。どれも甘さ控えめで、濃厚な素材そのものの味がするのに後味はすっきりです。

+50円で、店内で手焼きされたコーンも選べます。「コーヒー」(350円)や「パッションフルーツソーダフロート」(640円)といったドリンクと一緒に、贅沢なカフェタイムを堪能してください。

RICCO gelato

住所
沖縄県宮古島市平良字下里550
営業時間
10:30〜21:30、月曜 10:30〜19:00
※冬季は変動あり
定休日
火曜日
アクセス
西里大通りより徒歩で約3分、宮古空港より車で約12分

マンゴースイーツからお土産まで! 「島の駅みやこ」

島の駅みやこ

宮古島唯一の国道390号沿いにある、「島の駅みやこ」。大きな看板があるので、遠くからでもすぐ見つけられます。

宮古島の食材や特産品が幅広く販売されているほか、スイーツや宮古そばなどの軽食も味わえます。空港よりも地元ならではの商品が買えるので、帰る前に立ち寄りたいスポット。

島の駅みやこの店内にあるテラス席

店内にあるテラス席では、宮古そばやマグロカツバーガー、マンゴーを使ったスイーツなどが販売されていて、ベンチに座ってゆっくり味わえます。

マンゴージュース マンゴージュース (300円)

宮古島産のマンゴーを100%使用したジュース。まるでマンゴーそのものを食べているかのような、濃厚な果実味溢れる甘さが味わえます。

マンゴーソフト マンゴーソフト(600円)

たっぷり盛られた生マンゴーの上に、雪塩ソフトクリームをトッピング。ジューシーな生マンゴーと濃厚なマンゴーソース、すっきりした甘さの雪塩ソフトクリームが相性抜群。宮古島マンゴーのおいしさをたっぷり堪能できます。

ほかにも、ひんやり・しゃりしゃりしたフローズンマンゴーの食感がたまらない「しゃりしゃりマンゴー」(515円)や、宮古島名物の雪塩を使った「雪塩ソフトクリーム」(大380円・小280円)などのスイーツもあり見逃せません。

農産物・加工品直売所「島まっちゃ」

併設の農産物・加工品直売所「島まっちゃ」では、地元の契約農家が持ち寄った獲れたての野菜やフルーツのほか、宮古島の特産品や加工品、お菓子、泡盛などが販売されています。

宮古島のマンゴー

取材日の7月初めはマンゴーの旬の時期だったこともあり、自宅用から箱入りの贈答用まで所狭しとマンゴーが並んでいました。島バナナやパッションフルーツなども販売されていたので、旬の時期のフルーツならここで購入できます。

宮古島名産の「雪塩」

宮古島名産の「雪塩」を使った商品も、塩そのものから塩を使った食品やスイーツまでズラリ。島とうがらしや黒糖といった、定番調味料も数種類揃っています。

サーターアンダギー

沖縄ドーナツ「サーターアンダギー」数種類など、手作りのお菓子コーナーも。どれもリーズナブルで種類も豊富です。

島の駅みやこ

住所
沖縄県宮古島市平良字久貝870-1
営業時間
9:00〜20:00、10〜5月 9:00〜19:00
定休日
アクセス
西里大通りより徒歩で約20分、宮古空港より車で約10分

ビーチやドライブはもちろん、南国ならではの宮古島グルメも楽しんで

マンゴーやパッションフルーツなどのフルーツを使ったスイーツや、宮古そばや宮古牛などのグルメが楽しめる宮古島。今回は西里大通りから歩いて行ける繁華街周辺のお店をご紹介しましたが、少し離れたエリアにも雰囲気の良い島カフェや、橋を渡った離島では名物のタコを使った島料理が味わえるお店もあります。

宮古島を訪れたらビーチでのアクティビティや離島へのドライブのついでに、ぜひ宮古島ならではの素材を使ったグルメも楽しんでみてくださいね。

取材・撮影・文/西尾悠希

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