提供:ことりっぷ
個性豊かな7つの外湯めぐりが楽しい兵庫県・城崎温泉。情緒漂う温泉街に、最近では素泊まりの宿やレストランなどが続々オープン、アートやカルチャーの発信地として感度の高いスポットも誕生しています。
そこで今回は、時代とともに少しずつ変化する城崎温泉を象徴するようなおしゃれなカフェをご紹介。湯めぐりの途中に、モーニングやランチにと旅に彩りを添えてくれるスポットばかりです。
文学の街で立ち寄りたいブックカフェ「短編喫茶Un」
城崎温泉駅から歩いて2分、温泉街につながる駅通りに佇む「短編喫茶Un」。平安時代から歌に詠まれ、志賀直哉をはじめ多くの文人に愛された文学の街にふさわしい、ブックカフェです。約3000冊の短編小説が揃い、自由に本が読め購入もできます。
1階にあるカフェでは、新食感の「生バターどら焼き」やドリンクを提供。自宅のような落ち着ける空間でくつろぎながらいただきましょう。
足湯に癒やされながらスイーツを「お芋とカヌレ 城崎足湯カフェ」
JR城崎温泉駅から歩いてすぐの場所にある「お芋とカヌレ 城崎足湯カフェ」。店内には通常のテーブル席に加えて、足湯を楽しめる席を用意。ほどよい温度のお湯につかりながらスイーツを楽しむという、贅沢なひとときを過ごすことができます。
店名にも入っているお芋スイーツは、その時期特においしいさつまいもを使用。焼き芋チーズケーキやお芋チップなど5種以上のメニューがそろいます。「焼き芋ンブランソフト」は、濃厚な味わいのソフトクリームに自家製のお芋ペーストがたっぷりと絞られた一品。他に、外カリッ中モチのカヌレも人気です。
朝8時からオープン「UTSUROI Tsuchiya Annex」
旧城崎消防署をリノベーションした素泊まりの宿に併設されているカフェ&ギャラリー「UTSUROI Tsuchiya Annex(ウツロイツチヤアネックス)」。
こちらのカフェは2階の宿泊客も利用できるようにと、1階のカフェは8時からオープン。10時半までのモーニングは、トーストに野菜に地鶏のゆで卵が味わえます。宿泊客でなくとも利用可能なのもポイント。朝早くからオープンしているお店が少ない城崎温泉エリアで、覚えておきたい貴重なカフェです。
丁寧に作られる上質なペイストリーが美味「PARADI」
温泉街から少し入った木屋町通、静かに流れる大谿川沿いにある「PARADI」。情緒ある景色を眺めながら、窯から出来立てのクロワッサンやフォカッチャ、タルトなどのペイストリーと、コーヒーやオリジナルブレンドティーが味わえます。
オーガニックファームの野菜、果実をたっぷり使った、その時期にしか口にできない味わいをどうぞ。
散策の合間にくつろげる「さんぽう西村屋本店」のサロン
城崎散策に欠かせない存在として、地元民や観光客に愛されている「さんぽう西村屋本店」。ダイニング、ギフトショップ、サロンから構成されており、昼夜問わずいろいろなシーンで利用することができます。
2階にあるサロンは、休憩はもちろん、一人でゆったりと読書をしたり、ワーケーション、勉強をするのにも最適。1回利用は1000円、出入り自由な1日利用は2000円で、ワインやソフトドリンクなどのドリンクやオリジナルのお菓子が並ぶスナックビュッフェがあり、身も心も満たされます。
レターラウンジには、ポストカードやレターセット、ステーショナリーを用意。大切な人へ手紙をしたためて、旅先での思い出を共有したいですね。
さんぽうサロン
城崎温泉の新ランドマーク「TOKIWA GARDEN」
JR城崎温泉駅から温泉街へと向かう駅通り、川沿い正面にある「TOKIWA GARDEN」。旅館「ときわ別館」の跡地に建つカフェ&レストランです。
カフェメニューは、営業時間中ずっとオーダー可能。京都の人気店「DRIP & DROP COFFEE SUPPLY」のプレミアムコーヒーや、アフォガードやプリンなどのスイーツは、ホッとひと息つきたい湯上りにもおすすめです。お腹を満たしたい方は、フィッシュ&チップスや、ホットドッグ、スープなどの軽食も楽しめます。
文:ことりっぷ編集部