提供:ことりっぷ
スイーツプロデューサー・磯崎 舞が、日常に寄り添うおやつから贈り物にも選びたくなる焼き菓子を紹介する連載『#焼き菓子部』。秋の味覚といったら外せないのは、栗や芋のスイーツ。焼き菓子の滋味深い味わいと相性がよく、ほくほくした食感や甘さが引き立てられ、“食欲の秋”を満たしてくれますよ。今回は「RESTAURANT French Monstar(レストラン フレンチ モンスター)」がプロデュースする、徳島県鳴門市のお菓子工房「フレンチモンスター瀬戸内フードアート」の月へ鳴門へをご紹介します。
フランス料理店による、徳島の魅力を発信するお菓子工房
「フレンチモンスター瀬戸内フードアート」は、鳴門の渦潮や大塚国際美術館から車で5分の場所にある
東京・西麻布にある「レストラン フレンチ モンスター」は、代表の錦織 宏尚さんの故郷・徳島が育んだ素材を活かしたフランス料理店。ユニークな店名は「mon=わたしの」+「star=星」という意味で、“わたしの星(故郷)”を輝かせたいという想いが込められています。2020年には徳島県鳴⾨市島田島の頂上に「フレンチモンスター瀬戸内フードアート」を開業。瀬戸内海や四国連山を一望できる絶景カフェとして話題で、多くの観光客が訪れます。さらに徳島県の魅力を広めるため、今後「レストラン フレンチ モンスター」の2階にテイクアウトショップを開業する予定となっていて目が離せません。
もらって嬉しいオリジナリティあふれるデザイン
「月へ鳴門へ(鳴門金時クリームサンド)2本×6袋」2916円
なかでも徳島銘菓として愛されているのが、徳島名産の鳴門金時を使った焼き菓子・月へ鳴門へ。瀬戸内でナンバーワンのみやげ品を決める「瀬戸内おみやげコンクール2018」で最優秀賞を受賞した自信作です。気軽に購入できる2本×1袋から展開していますが、印象に残る手土産や贈り物を探している方におすすめしたいのが2本×6袋が入った詰め合わせ。夜のパリを舞台に理想のレストランを目指して冒険している2人の男性が描かれた箱は、人生を冒険にたとえたデザインなのだとか。パッケージのインパクトのある筆文字は書家の晶泉さんが書き下ろしたもので、隅々までこだわりを感じられます。
故郷への想いと巧みな技で、他にはないフランス菓子へ昇華
パクッと食べやすい細長い形
一見シンプルに見える焼き菓子ですが、鳴門金時の甘味を最大限に引き出した本格的なフランス菓子に仕上げています。徳島県鳴門市の生産者・喜瀬 康信さんが育てた鳴門金時を、専用の貯蔵庫で熟成させて焼き芋にしてペースト状へ加工。そこに、自家製の生キャラメルを入れてなめらかなクリームへ仕立てます。
甘すぎず、女性に喜ばれる程よいサイズ感
芳醇なバターの香りがするサブレの塩味が、お芋のやさしい味わいを引き立ててほっこり。日が経つにつれてサブレがしっとりとした食感になり、クリームとの一体感を味わえますよ。さわやかな酸味のあるドリンクと合わせるのがおすすめで、徳島の特産茶・阿波番茶や、オンラインショップでも販売しているスペシャリティコーヒー「郷コーヒー」と合わせると、さらに美味しくいただけます。
鳴門金時に新たな価値を吹き込んだ焼き菓子を食べて、ホッと一息ついてみませんか。