時間を忘れて過ごせる、しまなみ海道の島カフェ3選

しまなみ海道の島カフェ

提供:ことりっぷ

 

瀬戸内海に浮かぶ美しい島々と橋が織りなす海上ロード「しまなみ海道」。広島県尾道市と愛媛県今治市を結び、サイクリストの聖地としても知られています。今回は2020年にオープンした3軒の島カフェにご案内します。瀬戸内海の絶景や本、おいしいコーヒーをおともに、思わず時間を忘れてしまうしまなみ海道のカフェタイムを過ごしてみませんか。

 

【大島】自家焙煎コーヒーと本の店「こりおり舎」

「みかんジュース」400円、「ホットコーヒー」500円

島ののどかな場所にひっそりとたたずむ「こりおり舎」。築80年の古民家を、カフェと本屋の2つのスペースに改装しています。大島に移住した夫婦が営み、カフェでは旦那さんが手廻しでていねいに焙煎するコーヒーや柑橘のドリンク、島の果物を使った自家製ケーキなどを提供しています。「いろんな国のコーヒーを楽しんでもらいたい」と、コーヒーは常時10種類ほどを用意。さらに四季をイメージした季節のブレンドも人気で「島の自然」や「花の甘さ」など、四季ごとにテーマを決めてブレンドしています。

(左)梁はそのまま残してスタイリッシュに改装したカフェスペース(右上)本は古本から新刊まで幅広くそろう(右下)カフェの入口。本屋は建物の右側に別の入口がある

隣の部屋の本屋には、靴を脱いでお邪魔します。どこか懐かしい店内には、空間になじむ古道具の棚や机に4000冊以上の本が並びます。選書は書店員経験のある奥さんが担当。暮らしや移住、コーヒー、アートにまつわる本を中心に、小説、雑誌、エッセイ、絵本などが幅広いジャンルでセレクトされています。本屋にカフェのドリンクを持ち込めるので、ゆっくりと読書を楽しんでくださいね。

 

【大島】本と音楽と風景を楽しむ、海辺のカフェ「CAFE SHOZAN」

窓側のカウンター席が特等席

大きな窓から眺めるのは、造船場と島々が織りなすしまなみ海道らしい景色。オーナー夫妻が約1年かけて、できるだけ自分たちで手がけたというハーフビルドの店内は、温もりあふれる空間です。ジャンルレスな約1500冊の本が並ぶのも本好きな夫妻ならでは。こだわりのスピーカーから流れる音楽に耳を傾けながら、本と音楽、風景に癒やされる時間を過ごしてくださいね。

「ランチSET(サラダ・ドリンク付き)ミートソース」1430円

こちらで味わえるのは、厚切りトーストやスパゲッティ、ビーフカレーからメインを選べるランチをはじめ、季節によってメニューが変わるケーキなど。地元の常連さんやサイクリストの立ち寄りカフェとしてもにぎわう居心地のいいカフェです。

 

【大三島】橋と海を目の前に眺めるカフェ「WAKKA」

(左上)ソファを備えるテラス席(右上)和風スパイスの「鶏キーマカレーセット」1650円(数量限定)(左下)「しまなみフラッピー」940円(右下)併設のツアーデスクでは、アクティビティなどの案内も

サイクルサポートや宿泊施設、カフェなどで構成される複合施設。目の前に瀬戸内海の島々と多々羅大橋を望むロケーションが魅力です。

自転車を持ち込めるサイクルフレンドリーなカフェでは、島素材を使ったベーグルサンドや愛媛県今治名物の焼豚玉子飯、鶏キーマカレーといったランチメニューを提供。フレンチトーストやタルトなど5種類のケーキは、バリスタが淹れるコーヒーと一緒に味わってくださいね。

(左・右下)全室オーシャンビューのドームテント(右上)海に面したコテージ

こちらに併設する宿ではBBQグリル付きのコテージやドミトリーなど、バリエーション豊富な客室を用意しています。なかでもグランピングができるドームテントは、瀬戸内海をひとり占めできる解放的な空間が魅力。サイクリング途中の休憩や、宿泊におすすめの一軒です。

しまなみ海道にはまだまだ素敵なカフェが点在しています。絶景や古民家の風情、おいしい島食材に出会える一軒に足を運んでみませんか?

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