登山とトレッキングの違いって?
2016年に「山の日」が国民の祝日に制定され、登山やトレッキングへの注目度も上昇。”山ガール”と呼ばれる、お洒落なアウトドアファッションで登山やハイキングを楽しむ若い女性たちも注目されています。
一般的に、「登山」は山の頂上を目指して登ることで、「トレッキング」は山に登ることにこだわらない山歩きのこと。さらに「ハイキング」は比較的軽装で景色を楽しみながら一定のコースを歩くことを目的にしています。
これから山歩きや山登りを始めるという方は、まずは斜度が低く、ハイキングで多くの人が利用している山から挑戦するのがおすすめです。
世界遺産にも登録され、登山者憧れのスポットといわれる屋久島。大自然の風景がそのまま広がり、「大川の滝」や「千尋の滝」、「白谷雲水峡」といった風光明媚な見どころも満載です。
屋久杉を代表する最大級の巨木「縄文杉」へのコースは、トレッキングルートがしっかり整備されているので、さほど危険な箇所もなく、歩きやすいことでも人気です。とはいえ、往復10時間のコースなのでしっかり準備をして挑みましょう。
縄文杉荒川登山口 の情報
- アクセス
- 屋久杉自然館から荒川登山バスで約40分(3月~11月)
- 登山可能時期
- 通年 ※12月~2月は積雪もあるため雪山歩きの装備が必要
- 駐車場
- あり ※冬季以外はマイカー規制
白馬連峰は日本アルプスの最北部に位置し、古くから登山愛好家に親しまれ、気楽に楽しめるトレッキングコースも充実しています。
白馬三山が水面に映る絶景が見られる「八方池」へのコースは、八方アルペンラインのゴンドラとリフトを乗り継ぎ、約1時間半のトレッキング。道中には日本百名山の11峰を見渡せる絶景スポットが点在しています。
八方アルペンライン の情報
- アクセス
- JR白馬駅から白馬八方(八方バスターミナル)まで路線バス、白馬八方からゴンドラリフト「アダム」まで徒歩約10分
- 営業時期
- グリーンシーズン:6月~10月 ※冬期営業期間中も運行
- 駐車場
- あり
穂高連峰は難易度の高い縦走路や登攀ルートを数多く抱え、迫力ある急峻な岩稜や稜線からの大パノラマは登山者を魅了しています。
残雪、新緑、紅葉など、季節に応じて静かな渓谷美を愛でることができる景勝地「高瀬渓谷」。高瀬川に沿って3つのダムが作られており、エメラルドグリーンの湖水を眺められます。散策道が整備されているためトレッキングに最適です。
高瀬渓谷 の情報
- アクセス
- 【電車】JR信濃大町駅から渓谷入口のエネルギー博物館まで市民バス運行
【車】安曇野ICから北アルプスパノラマロードまたは国道147号線、県道326号線で約40分、七倉ダムまではマイカー可
- 登山可能時期
- 5月~11月頃 ※冬期(12月~4月下旬)七倉ダム手前より通行止
- 駐車場
- 大町ダムのダム展望広場などにあり
日本でもっとも有名な湿原のひとつといわれる「尾瀬ヶ原」。ミズバショウをはじめ、湿地の花が四季折々に咲き誇り、いくつものルートが整備されているので快適なハイキングが楽しめます。
そんな尾瀬ヶ原を眼下に一望できる「至仏山」も、初心者が比較的気楽に楽しめる登山スポットとして人気。一方「皇海山」は鎖場やハシゴの難関ルートがあります。
尾瀬ヶ原 の情報
- アクセス
- 【電車】上毛高原駅から戸倉まで定期バス約1時間50分
【車】沼田ICから国道120号で約1時間
- 登山可能時期
- 5月~10月 ※冬季の尾瀬への入山は中上級者に限られます
- 駐車場
- 尾瀬第一駐車場・第二駐車場(有料)など複数箇所あり
九州本島の最高峰を形成するのが、東西13kmにおよぶ火山群である「九重山」です。一帯が阿蘇くじゅう国立公園に指定されていて、広大な湿原や美しい高山植物を楽しむことができ、初心者でも安心して登ることができることから多くの登山客に愛されています。
長者原九重登山口 の情報
- アクセス
- 【電車】JR豊後中村駅から九重町コミュニティバス約50分、くじゅう登山口下車すぐ
【車】九重ICから県道681号線など経由約40分
- 登山可能時期
- 通年
- 駐車場
- あり
周囲を大小様々な山に囲まれた甲府は、南アルプスの玄関口としても有名で、登山者だけではなくライトなトレッキングスポットも数多くあるため夏には多くの人で賑わいます。
清流と石の渓谷美を楽しめる昇仙峡は、渓流沿いの山路を楽しめるトレッキングコースがあるのでおすすめです。
昇仙峡 の情報
- アクセス
- 【電車】JR甲府駅からバス約30分
【車】甲府南ICから約45分
- 登山可能時期
- 通年
- 駐車場
- あり
北アルプスの最南端に位置する標高3,026mの「乗鞍岳」。バスでアクセスできる畳平から山頂までは90分ほどなので、この標高にしては簡単な登山の部類。それでも遠くの山々や雲海など、360°広がる山頂からの景色は、息をのむほど感動的です。
「新穂高ロープウェイ」を利用すると北アルプスの雲上の世界を気軽に体感できます。山頂駅の西穂高口駅外に広がる千石園地の原生林の樹間を縫う散策コースでは、5~10月には山野草や高山植物の可憐な花が楽しめます。
新穂高ロープウェイ の情報
- アクセス
- 【バス】平湯からバスにて新穂高まで約40分
【車】松本ICより国道158・471・県道475経由で約90分
- 登山可能時期
- 通年
- 駐車場
- あり
稚内の西に浮かぶ利尻島は、島全体が「利尻山」の山頂に向かって引き絞られた形をしています。「利尻富士」の別名を持つその美しさは、多くの登山ファンを魅了。山頂からは遮るもののない360°のパノラマが広がります。高山植物の宝庫でもあり、リシリヒナゲシ、リシリオウギなど固有の植物のほか、南斜面にはチシマザクラの群落も見られます。
利尻山 の情報
- アクセス
- 稚内からフェリーで「鴛泊フェリーターミナル」まで約1時間40分、利尻北麓野営場まで徒歩約1時間
- 登山可能時期
- 6月~10月
国内屈指の大自然を満喫できる高原リゾート地、裏磐梯。磐梯山を望む高原には神秘的な湖沼群が広がっています。
裏磐梯の自然の不思議を楽しめる「五色沼自然探勝路」は全長約3.6km、約1時間10分の比較的平坦なハイキングコースです。探勝路の入口は2箇所あり、それぞれに駐車場と路線バス停留所があります。
五色沼自然探勝路 の情報
- アクセス
- 【バス】磐梯東都バス五色沼入口(東側)もしくは裏磐梯高原駅(西側)停下車
【車】東西の駐車場を利用し、片道は路線バス利用が便利
- 登山可能時期
- 通年
- 駐車場
- あり
福島県を代表する山、安達太良山(あだたらやま)。標高約1,700mとそれほど高くはないものの、緑豊かななだらかな道や赤い石がゴロゴロと転がる岩場や火口など、バラエティーに富んだ景観で人気を誇っています。花や植物の群生を眺めたり、休憩しながら、自分のペースで登山を。登山コースも多く、ほとんどの入下山口に温泉があるのも魅力です。
安達太良山 の情報
- アクセス
- JR二本松駅から奥岳までタクシーで約30分
- 登山可能時期
- 通年
- 駐車場
- あり
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