憧れの銀座カウンター鮨ランチ5選。本格的でリッチなのにコスパ抜群の名店とは?

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ランチタイムに銀座でコスパ抜群の鮨を楽しみたい方に朗報! “いい1日”を過ごすためのおでかけ情報をお届けする月刊誌「OZmagazine(オズマガジン)」より、今回は「憧れの銀座カウンター鮨。本格的でリッチなのにコスパ抜群の鮨ランチ5選」をご紹介。銀座でお得にカウンタ―鮨デビューしてみては? 

【木挽町 鮨 石島】おいしさを引き出す銀座鮨の理想形

木挽町 鮨 石島ランチ限定12貫(6600円コース)>中トロ、真イカ、サバ

石島の付け場に立つのは鮨職人歴28年のオーナー・石島吉起さん。自身が考える江戸前鮨の奥義は、シャリとネタの温度とそのバランス。ネタに包丁を入れてから、あえてまな板の上で時間を置き、適切な温度になる頃合いを見極めて手早く握る。合わせるシャリは江東区木場にある與兵衛の赤酢で仕上げたもの。濃いめの色付きが、つやを帯びた新鮮な魚をさらに美しく引き立ててくれる。カウンターごしに繰り広げられる端正でしなやかな握りの所作にも惚れ惚れ。

店舗データ|木挽町 鮨 石島

住所/東京都中央区銀座1-24-3
営業時間/11:30~14:00(13:30LO) 18:00~21:00(20:30LO) 
定休日/日・祝・第1・3土
アクセス/新富町駅より徒歩3分
価格例:ランチ限定12貫(6600円コース)

【鮨正】吟味されたネタの新鮮さと手間をかけた職人の仕事

鮨正本日のおまかせ握りランチ11貫(4950円)>本マグロ赤身のヅケ、シマエビの昆布締め、コハダ酢締め

全国展開する仙台生まれの鮨処の旗艦店・鮨正。同店の開業は2013年。高級感漂う黄金色の和空間で、豊洲市場から毎朝目利きする上質なネタを昼4950円〜味わえる。特筆すべきは、新鮮なネタの一つひとつに工夫が凝らされている点。赤酢に米酢を合わせたほどよい酸味のシャリで、2種の煮切り醤油や岩塩、薬味を使い分け供される鮨は驚きの味わい。ごろりと大きな新ショウガのガリもユニーク。カウンターのほか個室も含め44席あり訪れやすいのも嬉しい。

店舗データ|鮨正

住所/東京都中央区銀座5-14-5光澤堂GINZAビルB1F
営業時間/11:30~14:30(14:00LO) 17:00~22:30(22:00LO)
定休日/水、ほか不定休あり
アクセス/東銀座駅よりすぐ
価格例:本日のおまかせ握りランチ11貫(4950円)

【鮨 辰巳】アットホームな雰囲気と旬のネタで幸福感を

鮨 辰巳ランチ雅 上にぎり13貫(6000円)>赤貝、ノドグロ

鮨 辰巳は2002年の開店時は深夜まで営業していたが、10年前から営業時間を早めランチをスタート。昼3000円~というコスパのよさから平日昼も満席が続く人気に。大将の岩藤さんみずから朝豊洲市場に足を運んでネタを厳選し、マグロやノドグロ、甘鯛などは数日間熟成させてうまみを高めて提供。ふっくらとした米酢のシャリが多彩なネタに寄り添う。ランチの最後はいなりずしとデザートでお腹いっぱいに。アットホームなお店で緊張せずいただけるから、ひとりでも臆せず訪れて。

店舗データ|鮨 辰巳

住所/東京都中央区銀座8-5-19 園枝ビル1F
営業時間/11:30~14:30(11:30~と13:00~の二部制)※土~15:00 17:30~23:00(22:00LO)※土~22:00
定休日/日・祝
アクセス/新橋駅より徒歩5分
価格例:ランチ雅 上にぎり13貫(6000円)

【GINZA SUSHI BANYA KAI】カジュアルなおまかせ鮨は豪華さもボリュームも満点

GINZA SUSHI BANYA KAIおまかせコース全21品(8470円)>ノドグロ、天然ヒラメ、穴子、ウニ

銀座のカウンター鮨店ながら、昼夜ともおまかせコース全21品8470円という圧倒的お得さで予約困難のGINZA SUSHI BANYA KAI。その秘密は、独自の仕入れやコース1本に絞った仕入れロスの削減に加え、若手職人の育成の場でもあるから。母体の「大東企業」が職人不足の解消に向け開講した板前スクールで一定レベルに達した新人職人が、ベテラン職人とともに働きながら技術を学んでいる。懐石料理歴26年の料理長・大川さん監修の鮨と料理が交互に供され、幸せ気分に。

店舗データ|GINZA SUSHI BANYA KAI

住所/東京都中央区銀座1-5-10GINZA 1st.5 BLDG 7F
営業時間/17:00~22:30(21:30LO)※土・日・祝は12:00~14:30(13:30LO)も営業
定休日/なし
アクセス/銀座一丁目駅よりすぐ
価格例:おまかせコース全21品(8470円)

【鮨・學】伝統の技を駆使して驚くほどのうまみを引き出す

鮨・學お昼の握り10貫(6600円)>マグロ赤身のヅケ、ダイ昆布締め、コハダ

“冷蔵庫がなかった時代の魚の常温保存食”という鮨の原点を重視する鮨・學の大将・増田さん。酢や昆布で締めたり醤油に漬けたりと手間をかけて保存しつつ味も高める江戸前鮨の伝統技術に、みずから試行錯誤した現代の技術を融合させた独自の鮨を提供。「人間の味覚は古来から常温のほうが感じやすい」と提供温度にも気を配る。繊細な熟成の技でうまみが凝縮したネタを、一粒ずつほどけるような赤酢のシャリと味わえば、その奥深さに思わず目を見張る。

店舗データ|鮨・學

住所/東京都中央区銀座4-13-15銀座近富ビルB1F
営業時間/18:00~22:30※水・木・土・日は12:00~14:00も営業
定休日/月
アクセス/東銀座駅よりすぐ
価格例:お昼の握り10貫(6600円)

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