「ブティックホテル」の生みの親、イアン・シュレーガー氏によるラグジュアリーライフスタイルホテルブランド「エディション」の国内2号店が東京・銀座にオープン。1号店の「東京エディション虎ノ門」に続き、世界的建築家・隈研吾氏と再びタッグを組んだ注目のホテルです。
マリオット・インターナショナルのラグジュアリーライフスタイルホテルブランド「エディション」は、ニューヨーク、ロンドン、ローマ、上海、シンガポールなど世界19拠点で展開。その土地ごとに異なる個性を打ち出したユニークかつ高級感あるデザインが特徴です。
デザインを手がけた隈氏は銀座について「世界の最先端と日本の伝統文化が織りなす街」と語り、同ホテルも「織る」というコンセプトのもと、街全体を織り上げて世界につなげていく新たなランドマークをイメージして設計したそうです。
外観は、グリーンとメタルが織り成す格子のファサードで覆われたデザインが特徴的。2階まで吹き抜けになったロビーにはゴールドを基調としたバーが設けられ、地元のロースタリーコーヒーやペストリー、フレッシュプレスジュースが用意されます。また、チェックイン・デスクの後ろには20世紀初頭の大型屏風が置かれるなど、随所に日本らしさがちりばめられています。
スタンダードルームも広々。 和テイストで控えめな美が映える客室
同ホテルでは、独立したリビングを備えるスイートだけではなく、各スタンダードルームも41平米以上の床面積を誇り、銀座の一等地とは思えない広々とした客室でゆったりくつろげます。
内装デザインはエディションらしい落ち着きあるトーンに仕上げられていて、シュレーガー氏のニューヨーク的感性と隈氏が表現する日本らしい繊細さが織り交ぜられた空間が、宿泊客に特別なひとときをもたらしてくれそうです。
客室内に置かれる家具はカスタムメイドのこだわりで、トラバーチンやクリーム色のレザーがウォールナット材の床や壁と融合し、心休まる空間を演出しています。
また、全てのバスルームにはグリーンマーブルの洗面台とクロムの水栓が設けられ、オーセンティックな内装にひとさじの艶やかさを加えています。
このほかホテル内には、日本で唯一の「パンチ」にフォーカスしたカクテルバーや、銀座初のナチュラルワインバー、旬の食材を集めたモダンブラッスリー、最先端マシンがそろうフィットネスジムなど、それぞれコンセプトが際立つ施設も充実。街の喧騒から解放され、ラグジュアリー感あふれる空間で心穏やかな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
東京エディション銀座
- 住所
- 東京都中央区銀座2-8-13
- 総部屋数
- 86室
- アクセス
- 東京メトロ「銀座」駅13番出口、または東京メトロ「銀座一丁目」駅8番出口より徒歩約3分
- 駐車場
- あり