提供:沖縄テレビ
今回ご紹介するのは、車で行ける本部町の離島「瀬底島(せそこじま)」です。那覇から車で2時間前後の場所にあります。瀬底島は周囲およそ7kmほどで、車なら10分で一周できる小さな島です。沖縄美ら海水族館や備瀬のフクギ並木に近く、観光のついでに立ち寄りやすいのもポイントです。
瀬底島は海がとってもキレイで、シュノーケルや撮影スポットにおすすめのビーチがあります。この記事では、いくつかある瀬底島のビーチの中でもアクセスが簡単な「アンチ浜」についてご紹介します。
※本記事は2020年取材時の情報です。最新の情報は施設へお問い合わせください。
アンチ浜の行き方と駐車場
沖縄本島にある本部町(もとぶちょう)の瀬底島。離島といっても 全長762mの瀬底大橋でつながっていて、車でそのまま渡れます。沖縄美ら海水族館や備瀬のフクギ並木、今帰仁城跡の観光ついでにも訪問しやすい立地で、特に夏は大勢の人が訪れる人気スポットです。今回ご紹介するのは、瀬底大橋を渡ってすぐの場所にある「アンチ浜」というビーチ。キレイな海でシュノーケリングや写真撮影を楽しみましょう。
アンチ浜にはふたつの駐車場があります。
ひとつは瀬底大橋を渡ってすぐ左手にある無料駐車場。ここからアンチ浜までは3分ほど歩きます。
もうひとつはアンチ浜の目の前にある、1日500円で駐車できる有料駐車場。ビーチの目の前に停車できるので、こちらの方が便利で人気が高いようです。
どちらもオンシーズンにはすぐ満車になってしまいます。そのため、早い時間に訪れるのがオススメです。
アンチ浜はシュノーケルできる?
瀬底島で人気の海水浴スポットのアンチ浜。 夏になると、たくさんの海水浴客でにぎわいます。ここは監視員のいる管理ビーチではなく、自然のままの天然ビーチです。もちろんシュノーケリングも可能です。透明度の高い海での海遊びを堪能してください。
また、夏期(5月~11月)になるとシャワーや売店が営業し、マリンアクティビティなども楽しめるようになります。
海遊びのおすすめスポット
海に向かい、瀬底大橋の左側は浅瀬になっていて、波も穏やか。ファミリーでの海遊びに向いているエリアです。少し奥に進むと、白い砂が敷き詰められたキレイなスポットもあります。海を安全に楽しみたいなら、こちらの潮流が穏やかなエリアが断然おすすめです。
アンチ浜は波打ち際や海のなかがサンゴや石でゴツゴツしています。裸足やビーチサンダルではなく、マリンシューズや脱げないサンダルで、ケガをしないよう足をしっかりガードしてくださいね。
アンチ浜の撮影スポットは?
アンチ浜は年中開放されているビーチです。ここを訪れて、透明度の高い海のグラデーションを眺めるだけで癒されます。季節を問わず、海の写真を撮りに行けるのも嬉しいですね。
このビーチで撮影するなら11時~15時の間がベストタイム。ビーチ右側にある桟橋方面からだと、瀬底大橋をバックにした雄大な風景が撮影できますよ。
注意してほしいこと
アンチ浜にはクラゲ防止ネットがなく、ライフセーバーも不在です。そのため遊泳は自己責任となります。
海に向かって瀬底大橋の右側にある桟橋付近は、水深がおよそ3m以上と深くなっていて、サンゴやお魚が多く見られるスポットです。しかしこのあたりは潮流が速く、とても危険なエリアといわれています。
沖縄では近年シュノーケルなどの海難事故が多発しています。「これくらい大丈夫」と思わず、ライフジャケットを着用した上で十分注意しながら、無理のない遊泳を楽しんでください。
さあ、瀬底島アンチ浜にでかけよう!
本部町から瀬底大橋を渡っていける瀬底島。沖縄美ら海水族館や備瀬のフクギ並木、今帰仁城からのアクセスも良く、沖縄本島北部ドライブの途中に立ち寄りやすい離島です。今回ご紹介した「アンチ浜」は透明度の高いといわれている天然ビーチで、夏は海水浴やシュノーケリングが楽しめます。島は10分ほどで1周できるので、ドライブルートにもぴったり。ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
※この記事は、2022年9月9日に沖縄テレビ「OKITIVE」で公開された記事を転載したものです。