提供:日本海テレビ
2024年は辰年。鳥取県琴浦町にある「神﨑神社」は、日本一の長さを誇る龍の彫刻が天井一面にある「龍」のいる神社。辰年に合わせた御朱印帳もつくられていて、ぜひ今年訪れてほしい注目のスポットです!
辰年に注目!神﨑神社
訪れたのは、鳥取県琴浦町にある「神﨑神社」です!家内安全、海上安全、牛馬の守護神のご利益があり、スサノオノミコトが祀られています。
本殿は鳥取藩のお抱え大工らによって1853年に建てられ、その26年後に本殿を立てた大工の孫たちが拝殿を建設しました。
全国で最も長い龍の彫刻を発見....!
この日は愛知からのツアーで多くの方が参拝していました!
一見すると普通の神社ですが、果たして龍はどこにいるのでしょうか?まずは参拝してみることに!
手水舎で手と口を清め、お参りをします!お賽銭をし、ふと地面に目を向けるとこんな文字が。
「宝珠の真下」?真上を見てみると。
天井一面に彫られた立派な龍の彫刻を発見!!そして、「宝珠の真下」と記されている場所の真上には、龍の爪でしっかりとつかまれた宝珠がありました。
耐久性に優れたけやきの木が7枚使われているそうです!
ドラゴンボールの真下に立ってパワーを浴びます(笑)
そしてこの龍の彫刻ですが、3D測定器で測定したところ、長さが16mもあるそうなんです!ちょうど拝殿の廊下の長さが16mちょっとあるということで、伸ばすとこんなに長いんだな~とびっくり!
また、この16mという長さは全国で最も長いそうなんです!実際に見るとかなり迫力があり圧倒されます!ぜひ実物で確認してみてください!
芸術的な彫刻がもりだくさん!
神﨑神社には、他にも多くの彫刻があり、芸術作品として楽しむこともできます。
まず拝殿には海をモチーフにした3つの彫刻があります!1つ目は先ほどご紹介した、海から幸せを運んでくる「龍」。
2つ目は、海の女神である「神功皇后」と、神功皇后の子ども(後の応神天皇)を抱く「武内宿禰」。
神功皇后です。お腹の中には後の応神天皇がいます。
330歳まで生きたと言われている武内宿禰です。
3つ目は、浦島太郎や乙姫です!
その他にも唐獅子と牡丹の彫刻などもありました!左右両方の柱に唐獅子はいて、右は「あ」の口、左は「ん」の口の形をしています。
牡丹の朝露は虫を退治する効果があったとされていたため、唐獅子は牡丹の下で寝ていたそうです!
日光東照宮を参考にして建てられた本殿にも様々な動物や植物の彫刻があります!
近くで見てもいいよと言っていただけたので、中に入ってみると、ここにも龍がいました!
多くの動物の彫刻があります。12支の動物のうち彫刻としてないのは、3種類だけとのこと。9種類はいるということなので、探してみました!小さなところにも彫刻が施されているので、簡単には見つけられず、探すのも楽しかったです!
私はうさぎを見つけるのに苦労しました!
パンフレットにも彫刻について書かれているので、探す時の参考にしてみてください。(パンフレットはお賽銭箱の前の机に置いてあります)
辰年に合わせてつくられた御朱印帳や道の駅切符も!
2024年の辰年に合わせて龍が描かれた御朱印帳がつくられていました!
この御朱印帳は、神﨑神社と神﨑神社から車で10分ほどにある清元院で御朱印を購入すると無料でいただけます!
先着300名の道の駅切符
こちらも辰年に合わせてつくられた非売品の道の駅切符です。
裏には龍の絵が描かれています!
琴浦町観光協会で無料配布されていますが、先着300名限定とのことです。2024年は立派な龍の彫刻がある神﨑神社に参拝してみてはいかがでしょうか?
神﨑神社
- 住所
- 鳥取県東伯郡琴浦町赤碕210
- 電話
- 0858-55-0598
※この記事は、2023年12月31日に日本海テレビ「na-na」で公開された記事を転載したものです。