星野リゾートが運営する都市観光ホテルブランド「OMO(おも)」。現在、北海道、東京、石川、京都、沖縄など全国11カ所に展開し、「寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げる」をコンセプトに、旅行者と地域のつながりを大切にしたサービスを提供しています。
そんな地域密着型の星野リゾートの新ブランド「OMO」が「なにわラグジュアリー」を掲げて、2022年4月22日「OMO7(おもせぶん)大阪 by 星野リゾート」を開業。大阪初進出となる「OMO7大阪」の立地として星野リゾートが選んだのは、大阪の縮図ともいえる大阪観光の最強の地・新世界エリアのすぐそば、新今宮駅の目の前です。
ホテルから徒歩5分ほど歩けば、新世界のシンボル・通天閣、串カツ店など約50軒の店が立ち並ぶジャンジャン横丁、ド派手な看板やきらびやかなネオン、路面を走るチンチン電車…。下町風情が色濃く残る新世界エリアが広がります。
そんな大阪一、ディープな街を巻き込んで「OMO7大阪」が、コテコテのまち歩きや館内や館外で楽しそうなイベントを毎日繰り広げているといいます。これは宿泊し体験するしかないということで、オープンしたばかりの「OMO7大阪」へ。
そこには、コンセプト通り、寝るだけでは終わらせてもらえなかった濃~い時間が待っていました。
目次
- ・ 複数の路線が集中する便利なエリア
- ・パブリックスペース「OMOベース」
- ・セルフチェックイン&アメニティ
- ・多彩なゲストルーム
- ・アクティビティ&イベント
- ・大阪の伝統的な食文化を感じるディナーコース
- ・大阪をテーマにしたナイトイベント
- ・旅の疲れを癒してくれる大浴場「湯屋」
- ・朝活体操で1日をスタート
- ・約7,600平米、広大なガーデンエリア
- ・朝から大阪うまいもんを満喫
- ・大阪観光に便利なロッカールーム
大阪観光にもってこい! 複数の路線が集中する便利なエリアに立地
「OMO7大阪」は、JR環状線と南海電鉄が交差する新今宮駅の目の前。駅のホームから大きな広場と白い建物が見渡せます。JR環状線利用の場合、新今宮駅の西出口を出て、すぐ右手にある南海電鉄の南北通路を抜けるのがホテルへの最短ルート。
駅のホームから見て「大きい」と分かっていたものの間近で見ると国内外で50以上のホテルや旅館を運営する星野グループの中でも436室という最大規模の客室数を誇るだけあり、かなりの迫力があります。
ホテルの周辺には、JR、南海電鉄のほか、地下鉄御堂筋線・堺筋線、阪堺電車があり、奈良・京都・神戸・和歌山などからのアクセスもスムーズです。
「OMO」の後ろにある数字が意味するものとは?
ここで「OMO7大阪」の「7」という数字について解説です。「OMO」ブランドのホテルには、「OMO」の後に「1」「3」「5」「7」の数字が付いていて、それぞれ滞在時に受けることができるサービスの幅を表しています。
例えば、「OMO1」はミニマムな旅の拠点に最適な素泊まり専用のカプセルホテルタイプ、「OMO3」はグラブ&ゴーの朝食を提供する気軽な旅に便利なベーシックホテルというように、旅の目的や過ごし方によって選べるようになっています。
「OMO7大阪」の「7」は、「OMO」ブランドの中でも最上級で、「カフェやレストランを備え、ビュッフェスタイルの朝食、ディナーの提供などフルサービスのホテル」という意味になります。
パブリックスペース「OMOベース」には、ゲストを楽しませる仕かけがいっぱい!
ホテル2階に到着すると見えてくるのは、ここは美術館なのかと錯覚してしまいそうな大胆なドット柄を配したおしゃれなゲート。先が見えない設計になっているのは、奥には何があるのかなというワクワク感を演出しているそうです。
たこ焼きをモチーフにデザインされているそうで、よく見るとドットの奥に「たこ焼き」をひっくり返すピックの演出も!出だしからクスッと笑ってしまいそう。これからの滞在に期待も高まります。
たこ焼きゲートを抜けると目の前に広がるのが、全長約85m、高さ約5mもある開放的なパブリックスペース「OMOベース」。大阪の旅を楽しくしてくれるさまざまな仕かけがここにもたくさんあります。
ご近所の情報がたくさん詰まった、まち歩きの強い味方「ご近所マップ」
ゲートを抜けてすぐ左手にあるのが、幅6m、高さ4mの「ドでかOSAKAボード」。ボードには、ホテルへの利用路線である環状線を中心に沿線上にある代表的な観光スポットや名物がイラストで表示されたOSAKAマップと、ご近所のおすすめ店やディープなスポットを紹介した手作り感満載の「ご近所マップ」があり、ざっくりとした位置関係や、すぐに役立つまち歩きの情報が入手できます。
特に「ご近所マップ」は、スタッフが実際にご近所に足を運んで見つけてきた、リアルな街の情報が写真とコメント付きで紹介されているので、要チェック!飲食店は黄色、飲み屋は赤色、喫茶店は青色というように色分けされているのも分かりやすいですね。
それでも迷ったときはスタッフに相談を。実際に行って飲んで食べて見つけ出した、とっておきの情報を惜しみなく教えてくれます。
「ドでかOSAKAボード」の向かいにあるラウンジは、広大なガーデンエリアの景色を一望できる居心地のいいスペース。ここでは、宿泊者限定のイベントが行われます。
この日のチェックイン時には、木彫前田工房の前田さんによる「だんじり彫刻」の実演が行われていました。リズミカルに彫刻刀で切り出され、立体感を増していく様子がとても興味深く見入ってしまいます。
大阪に関する書籍がそろう「ライブラリーラウンジ」
「ドでかOSAKAボード」の先にあるのが「ライブラリーラウンジ」。広々とした空間にゆったりとした椅子とテーブルが配置され、旅の計画を練るのに最適なスペース。
PC作業に最適なコンセントを備えたテーブル席や、おこもりができる特徴的なベンチ席もあるので、読書をしたり、旅の写真を整理したり、ワーケーションと思い思いの過ごし方ができます。
本棚には、大阪のガイドブックのほか、食や笑い、大阪弁、ヒョウ柄など大阪に関するユニークなものまでそろっているので、活字でなにわ文化に触れてみるのもおもしろそう。一角には、ポップな図柄が目を引くオリジナル商品を販売するショップも併設されています。
さらに奥へすすむと奥には軽食やスイーツが楽しめる「OMOカフェ&バル」と、朝食やコースディナーを提供する「OMOダイニング」があります。
このフロアは、くつろいだり、読書をしたり、顔はめボードで記念撮影をしたり、大阪の食文化や伝統を体験したりと、多彩に楽しめる滞在のベース。滞在中に体験できるアクティビティ一覧もボードに書き出されているので、要チェックです。
セルフチェックインでラクラク。アメニティは必要なものだけをピックアップ
チェックインデスクは、パブリックスペースのほぼ中央にあり、非接触型自動チェックイン機で手続きとルームキーの発行ができます。機械は苦手という場合は、スタッフが常駐するレセプションデスクがあるので、ご心配なく。
部屋へと向かう前に、立ち寄っておきたいのが、アメニティ棚。館内着のほか、歯ブラシやブラシ、外履きスリッパなどが用意されているので、必要なものを必要な分だけピックアップしていきます。
エレベーターホールにはユニークな25匹の招き猫。ものすごく歓迎されている気がします。
シチュエーションに合わせて選べる多彩なゲストルーム
客室はツインルームやキングルームなど8タイプ。いずれの部屋も和紙畳が敷かれており、自宅のように靴を脱いでくつろげるスタイル。「くいだおれ人形」「ビリケンさん」「通天閣」など、大阪らしいモチーフのルームナンバーが出迎えてくれます。
今回は8タイプある客室のなかでも特徴的な3タイプのゲストルームをご紹介。
最大6人まで宿泊可能!ファミリーやグループ旅行に最適な「いどばたスイート」
部屋の中央に大きなテーブルとソファが配された「いどばたスイート」。部屋の四隅にベッドスペースが設けられており、それぞれが仕切られています。グループ旅行でも、就寝時は気兼ねなく熟睡。プライベートスペースとして使えるのもうれしいポイント。長いソファがベッドになるので最大6人まで宿泊が可能です。
壁には大阪の代表的な観光スポットが描かれた「OSAKAボード」。みんなで真ん中に集まって井戸端会議ができるようになっています。ボードを見ながら、観光めぐりの作戦会議を開くのも楽しそう。お部屋には浴室とダブルシンクのパウダールームも用意しています。
二面の大きな窓から大阪を一望!「コーナーツインルーム」
パノラマ写真のように広がる大きな窓から、新世界のシンボル・通天閣や京セラドーム大阪など大阪の街並みが一望できます。夜は窓際のソファに座って、きらめく夜景を眺めながら大切な人と特別な時間を過ごすのによさそうです。
ワクワク空間! 秘密基地のような「だんだんルーム」
ベッドスペースをだんだん(上下)に設置し、秘密基地のようにもぐりこめる、おこもり感抜群の設計。窓際に設置されたソファでくつろいだり、おしゃべりしたり、女子旅におすすめのお部屋。
バスルームは、いずれの部屋も浴槽と洗い場が分かれていて快適な使い心地。シャンプーやコンディショナー、ボディーソープは星野リゾートオリジナルのものが用意されています。
部屋に荷物を置いたら、毎日16:00から始まるOMO名物・ご近所アクティビティ「ほないこか、ツウな新世界さんぽ」へと向かいましょう!
大阪旅をさらに楽しくするアクティビティ&イベントが充実
大阪観光に来たけれども、どこに行ったらよいのか分からない。そんな大阪初心者にも安心のホテルの近所を案内してくれるツアーや、ユニークな館内イベントなどが目白押し。
大阪初心者さんにおすすめ! 「OMOレンジャー」が案内するご近所ツアー
「OMO」ブランドといえば「Go-KINJO」。ホテルから徒歩圏内のご近所、通天閣やジャンジャン横丁などで知られる「新世界」を「OMOレンジャー」と一緒にじっくりとめぐるツアー「ほないこか、ツウな新世界さんぽ」です。
周辺観光のお話を聞きながら徒歩数分で「ジャンジャン横丁」に到着。大阪グルメがズラリと並ぶ活気のある商店街で、「OMOレンジャー」おすすめの寿司店、串カツ店、昭和の雰囲気を残した喫茶店、将棋クラブ、スマートボールの店など、どんどん紹介してくれます。
レンジャーは何度も足を運んでいるだけあって、店の人とも顔なじみ。一人で来ると、足を踏み入れるのに少し勇気がいりそうな常連さんご用達の場所へも、「OMOレンジャー」は自分の庭のようにどんどん突入していきます。
100年以上の歴史があるという「新世界市場」は、レトロ感と寂れ感にあふれている場所なのですが、それがまたいい味を出しているのです。
スポットの紹介だけでなく「ジャンジャン横丁」の名称の由来や、通天閣と「OMO7大阪」が立つ場所との関連性など、ちょっとした豆知識も教えてくれます。ツアーを終えた後には、新世界ツウになっているはずです。
ご近所アクティビティ「ほないこか、ツウな新世界さんぽ」
- 開催日
- 毎日
- 時間
- 16:00~17:00
- 定員
- 10名(最少催行人数1名)
- 集合場所
- 2階ご近所マップ前
- ツアー参加予約
- 前日の22:00まで ※当日空きがある場合は参加可能
- 料金
- 無料
今日は何たべようかと迷ったらこれ!
「食い倒れの街」「天下の台所」と言われる大阪にはおいしいものがたくさん。串カツにお好み焼き、たこ焼きに、ふぐ…、挙げるときりがありません。そんな時、ぜひ参加したいのが「どっちのグルメショー」。大阪ならではの食の魅力を知り尽くした「OMOレンジャー」がプレゼン形式で、その魅力を全力で伝えてくれます。
今回参加したのは「串カツ VS お好み焼き」がテーマ。内容は日替わりで異なるそうです。「OMOレンジャー」のプレゼンを聞いて、どちらか決めたら、さっそくご近所に出かけましょう。お店はご近所マップを見て決めてもいいし、「OMOレンジャー」の推し店を聞いて行くのもいいかもしれません。
館内アクティビティ「どっちのグルメショー」
- 時間
- 16:30~16:45
- 会場
- 2階OMOベース
- 定員
- なし
- 料金
- 無料
- 予約
- 不要
ほかにも、20:30からはご近所さんをスピーカーとして招き、大阪の歴史や文化を伝える「『なにわ』ってなんやねん」講座も実施しています。
こちらの講座も日により異なるのですが、この日は新世界に店を構える「包丁専門店タワーナイブズ大阪」のビヨン・ハイバーグさんによる講座。カナダ出身、デンマーク育ちの彼が、日本人も知らない包丁の魅力を軽快な大阪弁で教えてくれます。
包丁を研ぐ必要性や、研いだ包丁でニンジンを切る実演も。切れ味のいい包丁は、食材の繊維を潰さないので、表面もツルツル。野菜本来の味が楽しめることなどを教えてもらいました。
ショップは通天閣から徒歩1分程の場所にあるので、翌日の観光コースに組み入れてみるのもいいですね。
館内アクティビティ「「なにわ」ってなんやねん講座」
- 時間
- 20:30~21:00
- 会場
- 2階OMOベース
- 定員
- なし
- 料金
- 無料
- 予約
- 不要
ディナーは大阪の伝統的な食文化を感じられる2種のディナーコースを堪能
「OMOダイニング」では、大阪の郷土料理や大阪で親しまれている食材を、フランス料理をベースにイノベイティブに仕上げた「Naniwa Neo Classic(なにわ ネオクラシック)」と「Naniwa KUSHI Cuisine(なにわ 串キュイジーヌ)」の2コースをいただけます。
「分け合って召し上がっていただいても結構ですよ」という、お言葉に甘えて2つのコースを贅沢にも味わうことができました。
コースはそれぞれ8品出されますが、その中でも特徴的な料理をご紹介します。
大阪の郷土料理をフレンチの技法で華やかにアレンジした「Naniwa Neo Classic」
大阪の郷土料理として古くから親しまれている「箱寿司」に見立てた前菜。酢飯の代わりにアボカドやクスクスのジェノベーゼ、じゃがいもなどを層にして重ね、その上に鯛やシメ鯖、出し巻き、ウニ、アナゴ、カニなどを彩りよくモザイク状に並べたサラダ仕立ての一品。
ふぐの消費量が日本一と言われる大阪では、ふぐの刺身のことを「てっさ」と呼びます。てっさは一般的に、いり酒、芽ネギ、紅葉おろしなどでいただきますが、こちらでは、ネギのソルベ、ビーツのピューレ、いり酒をエキューム(泡ソース)に仕立てて、おしゃれなスタイルで登場します。
「半助」と山椒と抹茶の薬味で描かれた、渋いひと皿。大阪ではウナギの頭を「半助」と呼ぶそうで、その半助を煮凝りに、身は蒲焼をイメージして甘味のあるマデラ酒ソースで煮込んでいます。
大阪料理は食材を余すことなく使い切り、おいしく食べ尽くす「始末の料理」とも言われ、大阪食文化の合理精神を表現した料理のひとつです。
串カツから斬新な変化を遂げた、演出も見事な「Naniwa KUSHI Cuisine」
はじめに登場するのは、おしゃれにアレンジされた串カツ。貝のムースと蓮根、具材にあわせたソースを盛り付けたカニやタコのコロッケやエビフライ、極細の麺生地で包んだサーモンの5種。揚げたサクサクの串カツにあわせて、8種の野菜料理を味わいます。料理はもちろん、大阪らしさを忘れない器にも注目。
刻み生姜がのったいわしのツミレも、まるでたこ焼きのよう。鶏レバーのパテとメルバトーストと一緒にいただきます。
サラダは、ガーデンエリア「みやぐりん」の花畑に蝶が舞い降りた様子をイメージしたものだそう。野菜の下にシーザードレッシングが隠されていて、アスパラガスとベーコンの串を混ぜるとシーザーサラダに。クロッシュ(蓋)の取っ手にとまっている蝶はゴルゴンザーラ風味のチュイルなので、サラダと一緒にいただきます。
全8品、最後のデザートもワクワクする仕上げで、ディナータイムも楽しい思い出に。食事を存分に堪能したら、20:00からガーデンエリアで開催される「PIKAPIKA NIGHT」へ向いましょう。
花火も上がる!?ガーデンエリア「みやぐりん」で大阪をテーマにしたナイトイベント
ガーデンエリア「みやぐりん」で行われる夜のイベントも必見!1年中楽しめるように、季節毎に内容が異なる催しが用意されており、宿泊時は「PIKAPIKA NIGHT」が開催されていました。「なにわネオンアート」や小腹を満たすグルメ、ラストを飾る打ち上げ花火など、寝る直前まで宿泊者を楽しませてくれます。
浴衣に着替え、「ぴかぴか提灯」でお祭り気分!
ビリケンさんや通天閣などのイラストが描かれたキュートな提灯を片手に、夜のガーデンエリアへ繰り出しましょう。
大阪を象徴するモチーフがデザインされたネオンアート
デッキテラスは、ふぐやタコ、くいだおれ人形などをかたどった色とりどりのネオンアートが光って、ポップで楽しげな雰囲気が漂います。
たこ焼きやクラフトビールの振る舞いも!
「湯屋」前のテラスデッキスペースには「湯上がりご近所スタンド※1」が出現。この日は、たこ焼き発祥の店で知られる「会津屋」のたこ焼きと、クラフトビールが提供されていました。こちらは宿泊者のみ受けられるサービスで、ルームキーをスタッフに提示すると無料で味わうことができます。(季節により提供メニューの内容が異なります)
「会津屋」のたこ焼きは、ソースやネギ、カツオ節などをかけて食べるたこ焼きとは異なり、生地に特製の醤油だしを使用しているので、そのまま食べるのが特徴です。
そして、たこ焼きに合うビールを提供してくれるのは、ご近所のクラフトビール工場で作られている「Derailleur Brew Works(ディレイラブリュワークス)」。原材料に柚子の皮、アメリカンホップを使用した爽やかな飲み口のサワーIPAと、ニガウマッを探求したという本格派DIPAの2種。夜風を感じながらの一杯は最高です!
イベントのラストを飾る、PIKAPIKA ファイアーワークス!
イベントの最後を飾るのは、建物全面をキャンバスに打ち上がる大きな花火※2。壁面を覆う5,265枚もの白い膜に約13,000個のLED照明を使って、映像として見せるという演出。
次々と打ち上がる花火の中には、タコやトラ、くいだおれ人形など大阪をモチーフにしたものが。何のモチーフが上がったか、当てながら見るのも楽しいです。
館内イベント「PIKAPIKA NIGHT」
- 期間
- 開催中~2022年8月31日(水)予定
- 開催時間
- 20:00~22:00
※1:「湯上がりご近所スタンド」は天候状況により、実施内容の変更や中止になる場合があります。また、商品の仕入れ状況により、提供内容が変更になる場合があります。
※2:「PIKAPIKA ファイアーワークス」は1日2回(21:00~21:10、21:50~22:00)、通年実施予定です。
旅の疲れを癒してくれる大浴場「湯屋」
「みやぐりん」に併設されている湯屋は、大阪のお風呂文化が花盛りとなった時代を参考に「光と影」を表した造りが特徴。
天井部分には外に通じる天窓が設置されていて、浴室にいながら外の空気を感じることができます。外から光が差し込む時間帯には、浴槽内に優しく光が反射して、清々しい気分に。エキサイティングな旅の合間にうれしい、リラックスできるとっておきの場所です。
温浴棟「湯屋」
- 時間
- 6:00~10:00/15:00~24:00
- 料金
- 1人1,000円(宿泊者限定)
※入浴の際はルームキーと入浴券が必要。入浴券は2階レセプション、または湯屋エントランスのセルフレジで購入となります。
1日の始まりは、ユニークなポーズを取り入れた朝活体操から!
少し早起きして、ぜひ参加したいのが「OMO7大阪」オリジナルのポーズを取り入れた「なにわめぐり体操」。
朝の爽やかな空気の中、広大な芝生広場で行われる体操。グリコ? 通天閣?たこ焼き? らしき、ユニークなポーズを取り入れた、ちょっと笑えるアクティビティ。なにわパワーを取り入れて朝からすっきり!
館内アクティビティ「なにわめぐり体操」
- 時間
- 6:30~7:00
- 会場
- ガーデンエリア「みやぐりん」
- 定員
- なし
- 料金
- 無料
- 予約
- 不要
約7,600平米もある広大なガーデンエリア
前日は、ゆっくりとガーデンエリアで過ごすことができなかったので、朝食までここで過ごすことに。約7,600平米もある芝生広場は、都会にありながら緑豊かで開放感にあふれた丘のようなエリア。
芝生広場を囲むように、デッキテラスや東屋が配置されていて、それらを散策路がつないでいます。
広場全体を望めるテーブル席、目の前にJR新今宮駅のホームがあり電車の発着を楽しめる席、「あべのハルカス」をはじめ天王寺エリアの建物が先に広がるカウンター席など、気に入った場所で思い思いに過ごせます。 「OMOカフェ&バル」で、ドリンクや軽食を購入してアウトドアで楽しむのもいいですね。
ねぎ焼きやうどんなどの粉もんも! 朝から大阪のうまいもんが食べられる
「OMOダイニング」のモーニングビュッフェでは、香り立つダシをたっぷりと注いでくれるきつねうどんや、焼きたてアツアツのねぎ焼き、ホテルから徒歩15分程の場所にある、なにわの台所「木津市場」から届く総菜など、活力がわく和洋食が楽しめます。
朝からガッツリ、いただいたメニューを紹介します。必食は、削りたてのふわふわのカツオ節をたっぷりとのせてくれるきつねうどんと、目の前で焼いてくれるねぎ焼き。
そして、木津市場から届いた、豆のやわらか煮、筍とふきの土佐煮、ひじきの煮物、かぼちゃの煮物のほか、だし巻き玉子や鯖の塩麹焼きを少しずつ。
洋食は、新鮮な野菜のサラダに、ココナッツパインマフィン、ヴィエノワ・ショコラ、サーモンマリネ・レッドオニオン・クリームチーズフェッテを挟んだベーグル、ブリオッシュにイチゴとカスタードクリーム・ホイップクリームをたっぷり入れたマリトッツォなど。朝から体操したこともあってか、いつもよりたくさんいただいてしまいました。
もうひとつ、おすすめしたいのがフルーツ系ドリンク。抹茶ライムやホワイトライチ、パインりんご、オレンジジュースなどがあり、中でもイチ押しなのが「がりレモン」。がり(生姜)のピリピリっとした感じが心地よく、一気に体がシャッキリします。
しっかり、朝食をいただいたら、今日も大阪観光へと出かけましょう!
大阪観光に便利なロッカールーム
2階エレベータの左手、ゲートの手前には無料で使えるロッカールームがあるので、チェックアウト後(もちろんチェックイン前もOK)に荷物を預けて、出かけることも可能。とことん、ゲストの利便性を考えてくれるこの配慮もうれしいですね。
「OMO7大阪」いかがでしたか? 大阪を存分に楽しんでもらおうと「笑い」と「おせっかい」を取り入れた、ほかでは体験できない大阪らしいサービスの数々に感動。何度も訪れたことのあるエリアなのに、最初から最後まで楽しくてワクワクがとまりませんでした。
次の大阪旅行は、泊まるだけでなく、その土地の魅力を丸ごと体験できる、新しい大阪のランドマーク「OMO7大阪」へぜひ。
OMO7大阪 by 星野リゾート
- 住所
- 大阪府大阪市浪速区恵美須西3-16-30
- アクセス
- 交通アクセスJR「新今宮」駅東出口より左手目の前
南海電鉄「新今宮」駅北出口より右手目の前
大阪メトロ「動物園前」駅6番出口から左手 - 駐車場
- 30分/200円、24時間最大 1,000円
- チェックイン
- 15:00
- チェックアウト
- 11:00
撮影:福羅広幸 取材・文:惣元 美由紀