沖縄の奥深くへ。森に溶け込む隠れ家「MAGACHABARU OKINAWA」

沖縄の奥深くへ。森に溶け込む隠れ家「MAGACHABARU OKINAWA」

「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産にも登録されている「今帰仁城跡(なきじんじょうあと)」を中心に、沖縄北部ならではの大自然を楽しめる沖縄県国頭郡今帰仁村。その大自然に溶け込むように建つリゾートが「MAGACHABARU OKINAWA(マガチャバルオキナワ)」です。

 

すべてが独立型ヴィラ&プール付きスイートルームの客室は、入った瞬間に心が休まるプライベートな空間。緑に癒やされ、まるでミュージアムのような建築美も楽しめる「MAGACHABARU OKINAWA」滞在記をお届けします。

 

 

 

アクセス・チェックイン

亜熱帯の自然を感じるモダンなリゾートへ

沖縄の奥深くへ。森に溶け込む隠れ家「MAGACHABARU OKINAWA」

今帰仁城に納めるお茶を栽培していたと伝わる地域「曲茶原」に位置し、その名が付けられた「MAGACHABARU OKINAWA」。亜熱帯の緑が生い茂る森の中、人目を気にせずにリラックスできる隠れ家のようなリゾートです。

 

沖縄の奥深くへ。森に溶け込む隠れ家「MAGACHABARU OKINAWA」

沖縄海岸国定公園内にある「MAGACHABARU OKINAWA」までのアクセスは沖縄自動車道「許田IC」より車で約45分、「那覇空港」より車で約105分。深い森の中を走り、ヤシの木に誘われるように進むとエントランスに到着します。

 

沖縄の奥深くへ。森に溶け込む隠れ家「MAGACHABARU OKINAWA」

静寂の中、聞こえてくるのは亜熱帯に生息する鳥の鳴き声、木々のざわめきーー。標高約150mのため夏でも朝晩は涼しく、爽やかな森の風が吹いています。

 

沖縄の奥深くへ。森に溶け込む隠れ家「MAGACHABARU OKINAWA」

博物館をイメージしたというロビーの四隅は曲線を描き、見上げるほど高い天井や2本の円柱が印象的。コンクリートの風合いを生かしながら捻りを効かせた空間となっており、オーナーとデザイナーのこだわりが詰まっています。

 

沖縄の奥深くへ。森に溶け込む隠れ家「MAGACHABARU OKINAWA」

ひときわ目を引くアートは、沖縄の青空から夕陽を表現。無機質なコンクリートとの美しい対比を感じられます。

 

沖縄の奥深くへ。森に溶け込む隠れ家「MAGACHABARU OKINAWA」

チェックインはウェルカムドリンクをいただきながら。シークヮーサージュースはとても爽やかで、沖縄ならではのおもてなしでした。

 

客室

1bedroom

沖縄の奥深くへ。森に溶け込む隠れ家「MAGACHABARU OKINAWA」

広大な敷地のため、各ヴィラへは送迎カートで移動します。約20万平米もの敷地にも関わらず、客室となるヴィラはわずか11棟のみ。ヴィラからレストランやロビーに行きたい時は、電話1本でスタッフが迎えに来てくれます。

 

沖縄の奥深くへ。森に溶け込む隠れ家「MAGACHABARU OKINAWA」

ヴィラは2タイプあり、今回は「1bedroom」に宿泊。山の傾斜に沿うように、1階がリビング、中1階のスキップフロアがベッドルームとなっています。広さは約135平米、定員3〜4人。モダンな客室は、自然と日常から非日常へとスイッチを切り替えられる洗練された空間です。

 

沖縄の奥深くへ。森に溶け込む隠れ家「MAGACHABARU OKINAWA」

大きな窓の外に広がるのは、このヴィラの宿泊者専用プライベートプール。ほぼ手付かずの森を眺めながら、人目を気にせずに泳ぐことができます。

 

沖縄の奥深くへ。森に溶け込む隠れ家「MAGACHABARU OKINAWA」

プールは幅10m・深さ1.3mと幅3m・深さ0.6mの2種類。浅瀬のプールは子どもも安心して遊ぶことができ、家族連れにも人気です。夏季以外にも10月~5月末日までは温水プールになるため、1年中利用可能。

 

沖縄の奥深くへ。森に溶け込む隠れ家「MAGACHABARU OKINAWA」

浮き輪2つとベッドタイプのフローターマットはあらかじめ備わっているので、自分たちで持っていく必要がないのもうれしいポイントです。

 

沖縄の奥深くへ。森に溶け込む隠れ家「MAGACHABARU OKINAWA」

プールで遊んだ後は、日陰のガゼボでくつろいだり、デッキチェアで日光浴を楽しんだり。大人は子どもたちがプールで遊ぶ姿を見守りながら、ガゼボでドリンクを片手にリラックス、という使い方もできます。

 

沖縄の奥深くへ。森に溶け込む隠れ家「MAGACHABARU OKINAWA」

冷蔵庫に入っているドリンクやスナック類はすべて自由に楽しむことができます。「オリオンビール」、「沖縄バヤリースオレンジ」、「さんぴん茶」、沖縄緑茶「かふう」といった沖縄らしいラインナップです。

 

沖縄の奥深くへ。森に溶け込む隠れ家「MAGACHABARU OKINAWA」

オリオンビールは、ぜひ沖縄県産の海洋深層水の塩や黒糖が使用されたナッツ類とともに。夜食など小腹が減った時に食べたい「沖縄そば」も用意されています。

 

沖縄の奥深くへ。森に溶け込む隠れ家「MAGACHABARU OKINAWA」

リビングやプールも美しいのですが、MAGACHABARU OKINAWAの象徴的な空間が「バスルーム」。バスルームだけで約32平米もの広さをぜいたくに使った、「まるでバスタブのあるリビング」です。バスタブは身体に沿うようにフィットし、心地よいバスソルトの香りとともに癒やしのバスタイムへと導きます。

 

沖縄の奥深くへ。森に溶け込む隠れ家「MAGACHABARU OKINAWA」

アメニティはフランスのフレグランス・コスメティックブランド「Guerlain(ゲラン)」。フレッシュかつフローラルな「オーインペリアル」のシャンプー・コンディショナー・シャワージェル・ボディローションです。沖縄県内でGuerlainのバスアメニティを提供しているのはMAGACHABARU OKINAWAだけ。高貴な香りが、ラグジュアリーな気分を高めてくれます。

 

沖縄の奥深くへ。森に溶け込む隠れ家「MAGACHABARU OKINAWA」

必要な場合、スキンケアのリクエストも可能。真珠層・真珠貝由来成分を配合したミキモト コスメティックス「ムーンパール」の洗顔フォーム、メイク落とし、ローション、保湿クリームを受け取れます。

 

沖縄の奥深くへ。森に溶け込む隠れ家「MAGACHABARU OKINAWA」

ダブルベッドが2台置かれた、心休まるベッドルーム。3名で宿泊する場合はエキストラベッドが1台追加可能で、ダブルベッド2台+シングルベッド2台が設置された4名で宿泊できる客室もあります。

 

沖縄の奥深くへ。森に溶け込む隠れ家「MAGACHABARU OKINAWA」

ルームウェアはバスローブとパジャマが用意されています。上下セパレートのパジャマはなめらかな生地で、肌触り抜群。上質な睡眠をサポートしてくれます。

 

 

夕食

プールサイドのガゼボで豪華なBBQ

沖縄の奥深くへ。森に溶け込む隠れ家「MAGACHABARU OKINAWA」

空が青から紫へと移り変わる頃合いに、プライベートプールのガゼボでBBQディナーをスタート。黒毛和牛、やんばる島豚あぐー、海鮮盛り合わせ、地元産を中心にした新鮮野菜を自分たちで自由に焼くことができます。「足りない、ということがないように」というシェフの想いがこもった食材はボリューム満点。内容はその日によって変わりますが、取材日はサーロイン・ヒレ・カルビの3種類の黒毛和牛、そして本部港から仕入れた沖縄県の三大高級魚「アカマチ」も楽しめました。

 

沖縄の奥深くへ。森に溶け込む隠れ家「MAGACHABARU OKINAWA」

味わいに変化を付けて楽しませてくれるのが、多彩な調味料。しょうゆベースの自家製ダレ、塩、胡椒、醤油、ポン酢、わさび、ネギを組み合わせて好みの味わいを見つけることができます。締めのご飯として用意された「おにぎり」は、自家製ダレもしくは醤油を付けて、焼きおにぎりとして食べるのもとてもおいしかったです。

 

沖縄の奥深くへ。森に溶け込む隠れ家「MAGACHABARU OKINAWA」

上質な食事は、上質なお酒と楽しむのも幸せ。ルームサービスとして、ドリンクの注文が可能です。シャンパンで乾杯し、料理に合わせて白ワインや赤ワインを楽しむこともできます。

 

沖縄の奥深くへ。森に溶け込む隠れ家「MAGACHABARU OKINAWA」

食後はナイトプールでひと泳ぎ。客室のプールがライトアップされ、より幻想的な空間となります。静けさが増す夜の時間帯にフローターマットに身体を預け、プカプカと浮くだけで極上の癒やしです。

 

 

朝食

沖縄の食材を使った洋食を堪能

沖縄の奥深くへ。森に溶け込む隠れ家「MAGACHABARU OKINAWA」

翌朝はレストランで「洋朝食」を。大きな窓越しに亜熱帯の自然を感じながら、ゆったりと食事ができます。

 

沖縄の奥深くへ。森に溶け込む隠れ家「MAGACHABARU OKINAWA」

子ども連れなど、希望する場合は個室利用も可能。連泊する場合、2泊目は「和琉朝食」です。

 

卵料理を中心とした洋朝食はスープ、サラダ、ココナッツミルクのグラノーラ、フルーツ、パン、ドリンクと、心もお腹も満たされるラインナップです。

 

特にドラゴンフルーツ&パイナップルの自家製ドレッシングで味わう地元の野菜を使ったサラダはシャキシャキと音が鳴るほど新鮮で、元気をもらえるおいしさ。マンゴージャムやトロピカルジュースも楽しみ、沖縄らしい朝食を堪能できました。

 

沖縄の奥深くへ。森に溶け込む隠れ家「MAGACHABARU OKINAWA」

亜熱帯の自然に身を置き、心休まる極上の休日を過ごせる「MAGACHABARU OKINAWA」。宿泊者同士がなるべく顔を合わせないよう配慮されるため、ほかの人が泊まっていることを忘れるほどプライベート感のある滞在をかなえてくれます。沖縄北部の森の奥深くで過ごす、非日常の旅へとでかけませんか。

 

MAGACHABARU OKINAWA マガチャバル オキナワ

住所
沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊2498
アクセス
沖縄自動車道 許田ICより車で約45分(那覇空港からは約105分)
駐車場
有り 11台 無料 予約不要
チェックイン
14:00 (最終チェックイン:21:00)
チェックアウト
11:00
総部屋数
11室

 

 

撮影/川畑公平 取材・文/小浜みゆ

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