京都の花街・宮川町に高級一棟貸し宿「鈴京都宮川筋 hitotose 穐-Aki-」が誕生【楽天トラベル】

公開日: 2024/04/08

古くからのお茶屋が立ち並ぶ京都五花街の一つ「宮川町（みやがわちょう）」に、京町家の風情を感じられる一棟貸しの高級宿泊施設「鈴京都宮川筋 hitotose 穐-Aki-」がオープンしました。

日本の伝統工芸である「和紙」をふんだんに活用したモダンな内装が特徴で、客室には露天風呂やサウナも完備。京都らしさを肌で感じる極上のステイを満喫できます。

「鈴京都宮川筋 hitotose 穐-Aki-」の詳細・宿泊予約

日本古来の美学「陰影礼賛」を具現化した空間デザイン

京都の伝統的な街並みが残る宮川筋に2024年3月1日にオープンした「鈴京都宮川筋 hitotose 穐-Aki-」は、町家タイプの一棟貸し宿泊施設。陰影に美を見出す日本古来の考え「陰影礼賛（いんえいらいさん）」にインスピレーションを得たという落ち着きある室内は、まるで宮川町の街並みが建物の中まで続いているかのような、しっとりとした情緒をまといます。

この宿の特徴は、リビングやキッチンなど至る所に和紙を活用している点。和紙職人・ハタノワタル氏による独創性あふれる意匠が、日本の伝統工芸技術とモダニズムが融合した唯一無二の空間を演出しています。照明は日本らしい「行灯（あんどん）」をイメージしたもので、繊細で奥行きのあるライティングが和紙の内装を引き立てます。

施設2階に2部屋設けられている寝室にも、和紙がふんだんに使用されました。特にメインベッドルームは、天井から床までが特殊加工の和紙で包まれた大胆なデザインが印象的。

ヘッドボード側の壁面には柳をイメージした和紙のこよりがひとさじのアクセントに。

露天風呂やサウナが一体となった大人のラグジュアリー空間

シックでモダンなLDKが広がる1階部分は、扉をオープンにすることでリビングと露天風呂が一つにつながります。

1階にはサウナも完備。本場フィンランドのVETO社製オートロウリュ・ストーブが導入されていて、本格的なロウリュが体験できます。施設内には別途浴室やシャワーブースがあるため、リビングにつながる露天風呂を水風呂にすることで、じっくりと「ととのう」時間を過ごせそうです。

ペニンシュラ型のオープンキッチンには調理器具や食器類などが完備されているので、ケータリングを楽しんだり、観光先で購入した食材を調理することが可能。また、施設内にはドリンクやスナック類、京都発のデニッシュ専門店「GRAND MARBLE」のマーブルデニッシュもサービスで用意されています。

「鈴京都宮川筋 hitotose 穐-Aki-」の「hitotose」は春夏秋冬の一巡りを表し、「秋」を意味する「穐」は芸妓や舞妓にもゆかりがある舞台用語「千穐楽（せんしゅうらく）」から取ったものだそうです。

季節ごとに異なる表情を覗かせる京の花街で、大切な人と贅沢なひとときを過ごしてみてはいかがですか。