長野県白馬村は、白馬鑓ヶ岳(はくばやりがたけ)、杓子岳(しゃくしだけ)、白馬岳(しろうまだけ)の3つの山を望む、雄大な自然が広がるエリア。
ウィンターシーズンのイメージが強いですが、実は初夏から秋にかけてのグリーンシーズンも見どころが満載です。
山頂で非日常感を味わったり、ペットと特別な時間を過ごしたり、山に咲く花々を眺めたり、地元グルメを味わったりと、グリーンシーズンの白馬を満喫できるおすすめのスポットをご紹介します。
目次
白馬へのアクセス
白馬まで車で行く場合は、長野自動車道・安曇野IC、もしくは上信越自動車道・長野ICからともに約1時間です。
電車では、東京から北陸新幹線を使ってJR白馬駅まで約3時間、新宿からは中央線特急あずさで約4時間。名古屋からも中央線特急しなのを利用すれば約4時間で到着します。
山頂でリゾート気分を満喫「白馬八方尾根 うさぎ平テラス」
「白馬八方尾根 うさぎ平テラス」は、3階建ての建物の中にカフェやレストランなど、複数のショップが集まった施設。ここのオープンテラスから見える、白馬村内の美しい街並みや、八ヶ岳や浅間山は絶景です。
この施設は、白馬駅の西側、車で約7分の場所にある「白馬八方尾根スキー場」の八方尾根ゴンドラリフト「アダム」で山頂に上った先にあります。
山の上のビーチリゾート⁉「Hakuba Mountain Beach(ハクバマウンテンビーチ)」
うさぎ平テラスの屋上にあるのが、山頂でビーチリゾート気分が味わえる「Hakuba Mountain Beach(ハクバマウンテンビーチ)」です。
ここは、標高1,400メートルからの景色を楽しみながら、ラウンジでゆったりとくつろいだり、テントサウナやジャグジーでリフレッシュしたりと優雅な時間が過ごせるエリア。
事前予約で利用できるテントサウナは、ジャグジーありとなしの2種類が用意されています。いずれも貸切なので、友人や家族とプライベートな空間を満喫しましょう。
ビーチラウンジでは、空と海をイメージした「白馬スカイブルーサイダー」(750円)など、見た目も華やかなオリジナルドリンクも楽しめます。
このドリンクは「Hakuba Mountain Beach」内のバーカウンターで販売。テントサウナのチケットには、500円分のドリンク券も付いてきます。好みのドリンクを片手にビーチ気分を堪能してはいかがでしょう。
Hakuba Mountain Beach
- 住所
- 長野県北安曇郡白馬村北城 うさぎ平テラス屋上
- 営業期間
- 2023年シーズン 2023年6月3日~11月5日
- 営業時間
- ビーチエリア 9:00~~16:00(入場無料)、BAR 9:00~15:30
貸切サウナ 10:00~11:30、12:00~13:30、14:00~15:30 ※1回の枠内で3組まで利用可能 - 利用料金
- ジャグジー付貸切テントサウナ 大人(中学生以上)1名6,500円、
貸切テントサウナ 大人(中学生以上)1名5,500円
※小学生以下は利用不可 - 定員
- テントサウナは1棟4人まで ※5人以上はテント2棟以上での予約が必要
- 定休日
- 期間内無休 ※天候等の状況により、営業内容の変更、またはクローズする可能性あり
- アクセス
- 八方尾根ゴンドラリフト「アダム」乗車(約8分)「山頂」駅下車すぐ、うさぎ平テラス屋上
(ゴンドラ運行時間 8:00~16:50)
<備考>
※テントサウナチケット料金には、ジャグジー付貸切テントサウナ(90分)利用料、ゴンドラ往復券、500円分のドリンク券、フェイスタオル、バスタオル、サンダルを含む
※利用時は水着の着用が必須 - 公式サイト
- Hakuba Mountain Beach
うさぎ平テラス
- 住所
- 長野県北安曇郡白馬村北城 白馬八方尾根スキー場内
- 営業期間
- 2023年グリーンシーズン:6/3、6/4、6/10~11/5
- 営業時間
- 8:30~16:30(閉店)※ゴンドラ運行時間 8:00~16:50
- ゴンドラリフト利用料金(2023年グリーンシーズンの料金)
- アルペンライン往復 大人3,300円、子ども2,100円、
片道 大人2,200円、子ども1,320円 - 定休日
- 期間内無休
※天候の状況により、営業内容の変更、またはクローズする可能性あり - アクセス
- 八方尾根ゴンドラリフト「アダム」乗車(約8分)「山頂」駅下車すぐ、うさぎ平テラス屋上
※白馬八方尾根スキー場まではJR「白馬」駅から車で約7分 - 公式サイト
- うさぎ平テラス
ペットと旅の思い出を作ろう!「白馬岩岳マウンテンリゾート」
大型ブランコ「ヤッホー!スウィング presented by にゃんこ大戦争」をはじめ、ユニークなアクティビティがそろう「白馬岩岳マウンテンリゾート」は、ペットと一緒に楽しみたい人にぜひ訪れてほしいスポット。
白馬駅から北西へ車で約7分の乗り場から、白馬岩岳ゴンドラリフト「ノア」に約8分乗って、標高1,289メートルの岩岳(いわたけ)山頂へ上がった先にあります。このゴンドラは小型犬や中型犬だけでなく、大型犬の乗車も可能です。
ペットと一緒に白馬のグルメを満喫「山頂カフェレストランHakuba DELI」
山頂まで上がると、目の前には芝生広場「Iwatake Green Park(イワタケ グリーンパーク)」が広がっています。その奥に建つ「スカイアーク」の中にあるのが、「山頂カフェレストランHakuba DELI(ハクバ デリ)」です。
このお店では地元・信州の食材を使った手作りデリが味わえます。「Hakuba DELIスタンダードプレート」(1,500円)はそんなデリをワンプレートにまとめ、2~3パターンから選べます。
ここでは、ペットと一緒に食事を楽しむこともできます。ペット用メニューは、写真の「蒸しささみと温野菜」(50g 450円、100g 600円)を含め3種類。いずれも愛⽝と暮らす同店のスタッフが企画・考案し、栄養バランスも考えた愛犬に優しい内容です。
山頂カフェレストランHakuba DELI
- 住所
- 長野県北安曇郡白馬村北城12056(白馬岩岳マウンテンリゾート内)
- 営業時間
- 9:00~15:30(ランチメニューは11:00~14:30)
- 定休日
- 閑散期は平日休み。週末、繁忙期は無休
※天候等の状況により、営業内容の変更、またはクローズする可能性あり - 備考
- ペット同伴での利用席は店内右側に約30席
※店内ではリード着用、雨の日は体を拭いてから利用など、注意事項は公式サイトを要確認 - アクセス
- 白馬岩岳ゴンドラリフトノア「山麓」駅から約8分、下車後徒歩約1分
- 公式サイト
- 山頂カフェレストランHakuba Deli
涼やかな風を感じる「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR(ハクバ マウンテンハーバー)」
ゴンドラリフトを降りて左へ進むと、山頂テラス「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR(ハクバ マウンテンハーバー)」があります。
ここのテラスからは見えるのは、北アルプスの絶景。緑鮮やかな夏はもちろんですが、木々が色づく秋の紅葉シーズンの美しさも圧巻です。そんな絶景を背に、ペットと記念撮影するのもおすすめ。
併設されている「THE CITY BAKERY(ザ シティ ベーカリー)」では、白馬ならではの素材を使ったオリジナルメニューが販売されています。写真は「白馬豚のクロワッサンサンド」(1,300円)と、芳醇な香りと奥行きのある味わいが特徴の「ブレンドコーヒー」(530円)。テラス席ならペットと一緒に利用できるのもうれしいポイントです。
HAKUBA MOUNTAIN HARBOR
- 住所
- 長野県北安曇郡白馬村北城12056(白馬岩岳マウンテンリゾート内)
- 営業時間
- 「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」8:45~16:30、
「THE CITY BAKERY」9:00~L.O.15:30 ※サンドイッチは10:30から販売 - 定休日
- 期間内無休 ※天候等の状況により、営業内容の変更、またはクローズする可能性あり
- アクセス
- 白馬岩岳ゴンドラリフトノア「山麓」駅から約8分、下車後徒歩約3分
- 公式サイト
- HAKUBA MOUNTAIN HARBOR
ペットも喜ぶおすすめの過ごし方
芝生広場から「スカイアーク」脇を抜けた先にあるのが、「森のワンワン広場」。ここにある「森のドッグラン」では、開放的な空間で愛犬をのびのびと走らせることができます。
森の中なので直射日光があまり当たらず、夏でも涼しく過ごせるのが特徴。地面は人工芝などを敷かずに、自然のままの状態です。入場は無料です。
「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」の近くには、森林浴をしながら愛犬とのお散歩が楽しめる「ねずこの森」もあります。これまではペット立ち入り禁止のエリアでしたが、2023年のグリーンシーズンからペットも入場可能になりました。森林浴をしながらの散歩を楽しみましょう。
森のドッグラン・ねずこの森
- 住所
- 長野県北安曇郡白馬村北城12056(白馬岩岳マウンテンリゾート内)
- 営業時間
- 9:00~16:30
- 利用料金
- 無料
- 定休日
- 期間内無休 ※天候等の状況により、営業内容の変更、またはクローズする可能性あり
- アクセス
- 白馬岩岳ゴンドラリフトノア「山麓」駅から約8分、下車後徒歩約3分
「白馬岩岳マウンテンリゾート」では、ペット同伴でのアクティビティ体験も。「ガイド付きバギークルーズ」では、白馬三山を真正面から望める絶景スポットまで、バギーで連れて行ってもらうことができます(約15分間)。道中は、北アルプスの風景や山の名前、四季で変わる景色などのガイドがあるので、白馬の自然についての理解も深まります。
走っている車両の外に、ペットが思わず飛び出してしまうことがないよう、リードの装着や抱き方など注意が必要となりますので、詳しくは公式サイトをご確認ください。
ガイド付きバギークルーズ
- 住所
- 長野県北安曇郡白馬村北城12056(白馬岩岳マウンテンリゾート内)
- 営業時間
- 9:00~16:00
- 利用料金
- 大人2,000円 子ども1,000円、ペット無料
- 定休日
- 期間内無休 ※天候等の状況により、営業内容の変更、またはクローズする可能性あり
- アクセス
- 白馬岩岳ゴンドラリフトノア「山麓」駅から約7分、下車後徒歩約1分
- 公式サイト
- ガイド付きバギークルーズ
白馬岩岳マウンテンリゾート
- 住所
- 長野県北安曇郡白馬村北城12056
- 営業期間
- 2023年グリーンシーズン:4/28~11/12
- 営業時間
- 8:30~17:00
※ゴンドラ上り最終16:20、ゴンドラ下り最終16:50 - 料金
- リゾート入場料 大人2,400円、子ども1,300円、ペット1頭につき700円
※料金はゴンドラリフト往復分、5線サウスリフト乗車分を含む。片道乗車の場合も同額 - 定休日
- 期間内無休 ※天候の状況により、営業内容の変更、またはクローズする可能性あり
- 備考
- リード着用や排せつ物についてなど、ペット利用時の注意事項詳細は公式サイトを要確認
- アクセス
- JR「白馬」駅から車で約8分
※駅から無料シャトルバスの運行あり、但しペットの乗車は不可 - 公式サイト
- 白馬岩岳マウンテンリゾート
可憐な高山植物にときめく「白馬五竜高山植物園」
標高1,515メートルの、エイブル白馬五竜アルプス平に広がる「白馬五竜高山植物園(はくばごりゅうこうざんしょくぶつえん)」は、6月から10月までの間に300種以上、200万株の高山植物が楽しめるスポット。
「白馬五竜高山植物園」までは、白馬駅から西へ車で約10分のところにある「エスカルプラザ」から、8人乗りゴンドラ「テレキャビン」に乗車して約8分、山頂のアルプス平駅で下車して行くことができます。
山の斜面を利用して作られた植物園なので、最上部から見て回りたい人は、アルプス平駅から約100メートルの距離にある「アルプス展望ペアリフト」の利用がおすすめ。もちろん、園内の植物を鑑賞しながら、徒歩で最上部へ向かうこともできます。広い敷地のため、全体を散策するには1時間30分から2時間ほど必要です。
今回は、最上部から下って見ていきましょう。ペアリフトを降りて、少し登ったところにあるのは「地蔵ケルン」です。ケルン(山頂や登山道などで、石をピラミッド型に積み重ねてできた道標)の中に、お地蔵様が安置されています。
この地蔵ケルンのある一帯は「地蔵の頭」と呼ばれ、ここからは五竜岳や白馬三山といった北アルプスの絶景や、浅間山など信州の山々を眺めることができます。
通常の散策コースを行く場合は「地蔵ケルン」から下って、そのまま植物園を回りますが、大自然をより体感したい人は、さらに足を延ばして「アルプス平自然遊歩道」を一周してから園へ向かいましょう。
遊歩道は1周30分程度。見どころは代表的な高山植物のひとつ「コマクサ」です。例年6月~8月には、ピンク色の可憐な姿が見られます。
遊歩道を満喫したら、そのまま下って植物園へ。標高2,500メートル前後の高山帯に見られる植物が生い茂る「高山の花エリア」や、7月はニッコウキスゲ、8月はシモツケソウなど鮮やかな植物の群生が楽しめる「山の花エリア」など、各エリアの植物を楽しみましょう。
植物園を散策したあとは、「アルプス平駅」へ戻り、併設された「山頂レストラン あるぷす360」で、ひとやすみ。ここのテラス席からも雄大な山岳風景が見えるため、白馬の自然美を堪能することができます。
白馬五竜高山植物園
- 住所
- 長野県北安曇郡白馬村神城22184-10
- 営業期間
- 2023/6/3・4、10・11、17・18、6/24~10/22
- 営業時間
- リフト運行:通常8:15~下り最終16:30
※ほか早朝・特別早朝運転日などあり、詳細は公式サイトを参照
「山頂レストラン あるぷす360」9:30~16:00(ランチ15:00 L.O. 喫茶15:30 L.O.) - 料金
- <ゴンドラ「テレキャビン」往復券>
2023/6/3・4、10・11、17・18、6/24~7/7、9/1~10/22:大人2,200円、子ども1,100円
7/8~8/31:大人2,700円、子ども1,350円
<パノラマ券(テレキャビン往復 + 展望リフト)>
2023/6/3・4、10・11、17・18、6/24~7/7、9/1~10/9:大人2,600円、子ども1,300円、
7/8~8/31:大人3,000円、子ども1,500円
※ほか片道券などもあり - 定休日
- 期間内無休 ※天候の状況により、営業内容の変更、またはクローズする可能性あり
- アクセス
- JR「白馬」駅から車で約20分、JR「神城」駅から徒歩20分、
JR「神城」駅から白馬五竜無料シャトルバス・エスカルプラザ便で約5分 ※白馬五竜バス停経由 - 公式サイト
- 白馬五竜高山植物園
白馬リゾート気分を満喫できるおすすめランチ
グリーンシーズン限定の「古民家カフェ かっぱ亭」
白馬駅から東へ車で約3分、白馬村の大出(おおいで)集落にある「かっぱ亭」は、例年5月~11月第1週の週末まで営業しているグリーンシーズン限定のカフェです。
車で来店する場合は、近くの「大出公園」の駐車場を利用してください。なお、身障者用駐車場は店舗横に用意されています。
築100年の古民家を改装した店内は開放的で、テーブル席や座敷席からはのどかな風景を眺めることができます。
ランチには、大出集落で育った信州サーモンを使った「信州サーモン丼」(1,700円)や、写真の「姫川かっぱ定食」(1,900円※数量限定)など、地元食材を使ったメニューが勢ぞろい。
「姫川かっぱ定食」には、大出集落産の岩魚(いわな)か、山女(やまめ)の塩焼きに、信州サーモンの刺身や白馬豚の角煮、自家製おぼろ豆腐、木崎湖で獲れたワカサギの南蛮など、多彩な小鉢も付いてきます。
食後にぜひ食べていただきたいのは、自家栽培のほおずきを使った「白馬産フルーツほおずきのバスク風チーズケーキ」(550円)。フルーツほおずきのさわやかな味わいは、豆の産地に合わせて焙煎度合いを見極め、ハンドドリップする「自家焙煎珈琲」(480円)との相性もぴったりです。
食後はお店の水車を眺めたり、川のせせらぎに耳を傾けたりと、ゆっくりと余韻に浸ることができます。
古民家カフェ かっぱ亭
- 住所
- 長野県北安曇郡白馬村大字北城大出7286
- 営業期間
- 例年5月~11月第1週の週末まで
- 営業時間
- 10:00~16:00 ※ランチ11:00~14:30頃(なくなり次第終了)
- 定休日
- 火・水曜 ※ほか臨時休業あり、公式サイトで要確認
- アクセス
- JR「白馬」駅から車で約3分または徒歩約14分
- 公式サイト
- 古民家カフェ かっぱ亭
スペシャルな鉄板焼きランチを楽しむ「鉄板焼Dining やまなみ」
白馬駅から西へ車で約4分進んだ先にある「鉄板焼Dining やまなみ」は、「信州プレミアム牛」や白馬産「信州サーモン」など、長野県産の上質な肉や食材を使った鉄板焼きダイニング。店主が、国内外問わず多くの人に長野の食材を楽しんで欲しいという想いを込めて2017年にオープンしたお店です。
オープンキッチンを備えた店内は、広々と開放的でカジュアルな雰囲気。鉄板焼ダイニングは、敷居の高いイメージもありますが、ここは肩ひじを張らずに楽しめます。
鉄板焼きに使用するのは、地元精肉店から仕入れた厳選の牛肉。写真は長野県独自ブランド「信州プレミアム牛」です。
せっかくなので、今回は鉄板で焼く工程を間近に見られるカウンター席へ。ジュージューと肉が焼ける音や香ばしい香りが食欲をそそります。
「信州プレミアム牛ステーキ丼」(5,480円)をはじめ、ランチにはサラダとおかわり自由のスープがセットになっています。ステーキ丼のご飯はプラス300円でガーリックライスにも変更可能です。
そのほかにも外国産の赤身サーロインを使った「ランチステーキ丼」(1,700円)や、牛肉のステーキや白馬豚のグリル、信州サーモンのグリルといったメインに、前菜プレート、コーヒーまたは紅茶が付くセットメニューなど、豊富なランチメニューがあります。
ディナーでは、メインを信州プレミアム牛サーロイン(100g)と信州プレミアム牛フィレ肉(80g)から選べる「やまなみ信州和牛コース」(8,600円)などのコース料理に加え、ワインなどドリンクと合わせて楽しめるアラカルトメニューも充実。
ディナーは混雑することが多いので、予約してからの来店がおすすめです。
鉄板Dining やまなみ
- 住所
- 長野県北安曇郡白馬村北城3020-30
- 営業時間
- 11:30~14:30(L.O.13:30)、17:30~21:00(最終入店19:30、L.O.20:00)
※ディナーは予約での来店を推奨 - 定休日
- 日曜 ※季節により月曜も休業になる場合あり。祝日の場合は変動あり、公式サイトで要確認
- アクセス
- JR「白馬」駅から車で約4分または徒歩約20分
- 公式サイト
- 鉄板Dining やまなみ
好みのカフェでオリジナルスイーツを味わう
絵本の1ページを思わせる「COCCOLA J(コッコラ ジェイ)」
国道148号線を折れた通り沿いにたたずむ「COCCOLA J(コッコラ ジェイ)」は、夫婦2人で営む居心地の良さが魅力のカフェ。
各所にドライフラワーが飾られ、絵本の1ページを思わせる可愛らしい店内には、子ども連れに人気の座敷スペースも用意されています。
名物は、とろけるような食感のフレンチシフォン。自家製シフォンケーキには、北海道産の小麦をブレンドして使い、卵は卵黄だけを使用するなどこだわりがふんだんに盛り込まれています。お店の人によると、提供し立てが一番おいしいようなので、テーブルに運ばれてきたらすぐにいただきましょう。
長野県産の杏子やブルーベリー、シャインマスカットなど旬のフルーツとの組み合わせが楽しめる季節のフレンチシフォンも提供。ハーフサイズもありますが、一部をカリッと香ばしくキャラメリゼしているのはレギュラーサイズのみとなっています。
「コーヒー」(500円)は、隣の大町市にある「美麻珈琲」や村内の「山笑う珈琲」の豆を使った2~3種類を用意。ポップに書かれた特徴から好みの風味が選べます。
ほろ苦いエスプレッソソースが後を引く「焼きバナナと自家製エスプレッソソース ヘーゼルナッツとエスプレッソのアイス添え」(レギュラーサイズ900円)は卵の優しい甘さと、薫り高いコーヒーの相性が抜群。至福のひとときを堪能することができます。
ランチでは「はくば豚100% ハンバーグ」(1,400円)や「特製デミグラスソースのオムライス」(1,200円)といった食事メニューも充実。上記のフレンチシフォンとのお得なセットメニューもあるので、両方を楽しむのもいいですね。
COCCOLA J
- 住所
- 長野県北安曇郡白馬村北城828-309
- 営業時間
- 11:30~18:00(L.O.17:00)
- 定休日
- 木曜、第1・3水曜
- アクセス
- JR「白馬」駅より車で約8分
- 備考
- 5名以上で来店の場合は要事前連絡
白馬農場の新鮮食材が味わえる「白馬農場 ジェラテリア」「Kitchen&Marché農かふぇ」
白馬駅から松本方面へ1駅の飯森駅から徒歩約5分の場所にあるのは、「白馬農場 ジェラテリア」と「Kitchen&Marché農かふぇ」です。
ここは白馬村の豊かな自然環境に配慮しながら、お米や野菜などの農作物を生産する「白馬農場」が手掛けるジェラート屋とカフェです。
「白馬農場 ジェラテリア」では、いちごやブルーベリー、パッションフルーツ、枝豆、ミニトマトなど農場で栽培した旬のフルーツや野菜を使ったジェラートが味わえます。
店内のコルクボードに書かれた種類の中から、毎日8種類をラインナップ。
取材日は、白馬農場産の完熟いちごや完熟ブルーベリーをソースに使った「いちごミルク」や「ブルーベリーミルク」、同じく白馬農場産のビーツを使った「ビーツとクリームチーズ」などが用意されていました。
新鮮な食材をたっぷりと使用しているため、見た目の鮮やかさはもちろん、素材の濃厚な味わいも楽しめます。
サイズは写真の「シングル」(400円)と2つの味が選べる「ダブル」(500円)、3つの味が選べてカップサイズも大きい「トリプル」(600円)の3種類です。
白馬農場 ジェラテリア
- 住所
- 長野県北安曇郡白馬村神城23603
- 営業時間
- 10:30~16:00
- 定休日
- 木曜
- アクセス
- JR「白馬」駅から車で約5分、JR「飯森」駅から徒歩約5分
- 公式サイト
- 白馬農場 ジェラテリア
隣の「Kitchen&Marché農かふぇ」は、ウッディな雰囲気のお店。ペット同伴も可能なテラス席も完備しており、ジェラテリアで購入したジェラートの持ち込みも可能です。
このお店で人気なのは、白馬農場産のお米を使った「おにぎり定食」(1,000円)。オーダー後に炊き立てご飯をやさしく握ったおにぎりは、お米のおいしさが引き立つように梅と昆布のシンプルな具材のみで提供されています。
店内には物販スペースも併設され、「白馬農場」が手掛ける自社ブランド「白馬そだち」のジャムやケチャップ、味噌のほか、カフェでも使用しているお米も購入できます。
Kitchen&Marché農かふぇ
- 住所
- 長野県北安曇郡白馬村神城23603
- 営業時間
- カフェ&デザート 9:00~17:00
ランチ 11:30~14:00(L.O.14:00)
ディナー 17:30~21:00(L.O.20:30)※冬季限定 - 定休日
- 木曜 ※ブルーベリー園の営業期間中(7月・8月)は無休
- アクセス
- JR「白馬」駅から車で約5分、JR「飯森」駅から徒歩約5分
- 公式サイト
- Kitchen&Marché農かふぇ
旅の思い出やお土産にアウトドアギアやスイーツを
アクティブな人におすすめ「THE NORTH FACE GRAVITY HAKUBA (ザ・ノース・フェイス グラビティ ハクバ)」
白馬駅から徒歩約5分。改札を出てそのまま真っすぐ進むと、右手に見えてくるのは「THE NORTH FACE GRAVITY HAKUBA (ザノースフェイス グラビティ ハクバ)」です。ここは、アメリカ・カリフォルニアの国立公園にあるビジターセンターをイメージしたアウトドアショップ。
窓からの光が差し込む明るく開放的な店内には、「THE NORTH FACE」を中心にライフスタイルアイテムやアウトドアギアがそろっており、夏は登山、冬はスノーアイテムといった季節のアイテムも購入することが可能です。
中には「GRAVITY」限定や、白馬店オリジナルの珍しい商品も。こちらもシーズンごとにラインナップが入れ替わるので、来店の際にはぜひチェックしてください。
「NEUTRALWORKS.(ニュートラルワークス.)」などが手掛けるサウナウェアは、汗をかいても快適に過ごすことができる機能性に優れたアイテム。普段使いにも最適です。
店内のキッズスペースには、バックパックや各種ウェアのほか、トレッキングシューズも充実。家族でアウトドアを楽しみたい人にはうれしいポイントです。
2階にある「Cafe greens(カフェグリーンズ)」では、コーヒーやレモネードといったドリンクや、ホットドッグなどの軽食が楽しめます。
カフェの一角には「FIELD INFORMATION DESK(フィールドインフォメーションデスク)」が設けられています。ここでは、白馬エリア周辺の情報を中心とした、アクティビティのプランニングをサポートしてもらえるので、お出かけの前にぜひ尋ねてみてください。
THE NORTH FACE GRAVITY HAKUBA
- 住所
- 長野県北安曇郡白馬村大字北城5930-1
- 営業時間
- 夏季 11:00~19:00 ※冬季は時間変更の予定
- Cafe greens
- 夏季 11:00~19:00(L.O.18:30)※冬季は時間変更の予定
- 定休日
- 不定休
- アクセス
- JR「白馬」駅より徒歩約5分
- 公式サイト
- THE NORTH FACE GRAVITY HAKUBA
信州産素材を使った焼菓子をお土産に「白馬SWEETS工房 Ricca(リッカ)」
白馬駅から南西へ車で約5分進むと「白馬SWEETS工房 Ricca」があります。白馬土産を買うのにぴったりのスイーツショップです。店名は雪の異称「六花(りっか)」にちなんでおり、雪との関わりが深い白馬の地に店をかまえることから、この名を付けたそう。
周囲の自然に溶け込む外観は、可愛らしい三角屋根が目印です。
甘い香りに包まれた店内は、焼菓子やケースで彩られています。
2010年のオープン以来、人気を博している「はくばうむ」は、白馬土産にうってつけの一品。
地元産の蜂蜜がたっぷり入った「はくばうむ(はちみつ)」(幹1,500円)や、白馬産のお米を使った「はくばうむ(ゆめしなの)」(幹1,600円)、信州味噌を使用した「信州味噌ばうむ」(幹1,600円)の3種類があります。
サイズは、お試しサイズの「葉」と、カットサイズの「枝」、ホールサイズの「幹」の3タイプ。
店内の工房で1本ずつ丁寧に手焼きされているので、売り切れてしまう場合もあります。確実に購入したいという人は、公式サイトのメールアドレスから事前予約をするのがおすすめです。
ホールサイズのパッケージを開けると、白馬三山を描いたイラストが。店内の窓から見られる風景を描いたものだそうで、旅から戻ったあとも白馬旅の思い出話に花が咲きそうです。
白馬SWEETS工房 Ricca
- 住所
- 長野県北安曇郡白馬村北城2548-2
- 営業時間
- 平日・土曜10:30~17:30、日曜10:30~17:00
- 定休日
- 水曜
- アクセス
- JR「白馬」駅から車で約5分
- 公式サイト
- 白馬SWEETS工房 Ricca
新緑が輝く初夏から始まるグリーンシーズンは、白馬村をはじめ、信州で育まれた多くの農産物が旬を迎える時期でもあります。そんな貴重な白馬の夏を、友人や家族、愛するペットとともに訪れてみてはいかがでしょうか。
掲載スポット一覧MAP
取材・文/児玉 さつき 撮影/Piro Photo Works