提供:(広告主)一般社団法人下呂温泉観光協会
有馬温泉、草津温泉と並び、三名泉のひとつとして人気がある下呂温泉。平安時代の中頃に発見されて以来、「美人の湯」や「健康の湯」と呼ばれ、人々に愛され続けています。
下呂温泉は、歴史が長いことから上質なお宿が多く、大切な友人や恋人同士、夫婦で少しぜいたくをしたいときにはうってつけの場所。
温泉地といえば僻地にあり、車でしか行けない場所も多いですが、下呂温泉街はJR高山本線下呂駅から徒歩10分ほどで到着。車やタクシーがなくても気楽に行けるので、週末に1泊2日でリフレッシュしたいときにも訪れやすいです。
首都圏や関西圏からJR高山本線下呂駅までは、新幹線で名古屋まで行き、「特急ひだ」に乗り換えて向かいます。東京駅からなら約3時間半、新大阪駅からは約3時間で到着します。
また、美しい水や空気に恵まれた飛騨地方はおいしいものも豊富です。街を散策しながらの食べ歩きや、少しリッチなご当地グルメなど、自分へのご褒美として食を堪能できるのも下呂温泉ならでは。
今回は、食や宿の情報に加え、人気の温泉土産や秋限定のイベント情報など、下呂温泉の旅を計画するために役立つ情報を、たっぷりお届けします。
下呂に着いたらまずはここ。温泉街散策!
食欲の秋!食べ歩きグルメ
手軽に飛騨牛グルメが食べられる「湯島庵」
牛のベンチがシンボルの「湯島庵」では、食べ歩きスタイルの飛騨牛グルメが堪能できます。こちらのお店はA5ランクの飛騨牛を一頭買いする、地元で人気の精肉店の系列店なので、肉の品質はお墨付きです。
おすすめは「珠玉の三種盛りセット」。「飛騨牛赤身にぎり」、「飛騨牛霜降りにぎり」に加え、飛騨の自然の中で納豆を食べて育った飛騨納豆喰豚(なっとくとん)の「豚バラにぎり」が食べられるぜいたくなメニューです。
お皿の代わりにえびせんを使っているので、食べ終わった後にゴミを持ち運ぶ必要がないのもうれしいポイント。
飛騨牛がゴロゴロ入った「飛騨牛すき焼きコロッケ」もおすすめ。サクサクの衣とさっぱりとした肉の相性が抜群です。
湯島庵
- 住所
- 岐阜県下呂市湯之島845
- アクセス
- JR高山本線「下呂駅」から徒歩約13分
- 営業時間
- 10:00~17:00
- 定休日
- 水曜日
- 問い合わせ
- 0576-25-6226
「ゆあみ屋」で足湯に浸かりながらまったりプリン
次に紹介するのは、食べ歩き用のスイーツやお土産を取り扱う「ゆあみ屋」。店内には、誰でも無料で利用できる足湯があり、スイーツを食べながら浸かることもできます。
中でも湯で温めた「ほんわかぷりん」は、秋冬にぴったりな一品。温めることで一層甘味が増し、口当たりもなめらかです。
プリンには下呂牛乳や、岐阜県産の卵など、地元の食材がふんだんに使われています。
足湯は営業時間内であれば、いつでも楽しめますが、スタッフの方曰く、夕方は特に人が少なくおすすめだそう。足湯だけの利用も可能なので、冷えた体と疲れた足を優しく労わるためにぜひ訪れたいスポットです。
ゆあみ屋
- 住所
- 岐阜県下呂市湯之島801-2
- アクセス
- JR高山本線「下呂駅」から徒歩約9分
- 営業時間
- 10:00~17:00
- 定休日
- 不定休
- 問い合わせ
- 0576-25-6040
「萩屋ケイちゃん」でローカルグルメとスイーツをテイクアウト
「ケイちゃん」は、鶏肉を一口サイズにカットし特製のタレに漬け込み野菜と一緒に焼いた飛騨・美濃地方発祥の郷土料理。「萩屋ケイちゃん」では、ケイちゃんで使用する国産鶏肉を使用し、食べ歩きスタイルで楽しめる「ケイちゃんからあげ」を提供しています。味噌麹・甘辛タレ・ポン酢の3種類から選べます。中でも味噌麹は、地産の味噌を使用した下呂の旨味がつまったローカルグルメです。
また、お店のオリジナルスイーツ「下呂甘酒ソフト」もおすすめ。下呂の名匠「天領酒造」の甘酒を使用しており、さっぱりしていながらまろやかな風味が広がり下呂の自然が味わえる一品です。
「萩屋ケイちゃん」では、イートインでもこだわりのケイちゃんが食べられます。岐阜や下呂の木材を使用した店内は、落ち着いた雰囲気でデートにもぴったりです。
お食事処 萩屋ケイちゃん
- 住所
- 岐阜県下呂市湯之島 547-7
- アクセス
- JR 高山本線「下呂駅」から徒歩約10分
- 営業時間
- 11:30~19:30
- 定休日
- 水曜日(他不定休あり)
- 問い合わせ
- 0576-25-5151(hagiya-kchan.co.jp)
ランチはご褒美旅にぴったりな飛騨牛ステーキ
ランチで訪れたのは、老舗旅館「懐石宿 水鳳園」に併設された「飛騨牛茶寮 神月」。料理長は、フレンチ料理店での修業経験があり、趣向を凝らした飛騨牛のステーキメニューを考案しています。
今回いただいたのは「飛騨牛ランチコース」。A4クラスの飛騨牛ステーキを、御嶽山の溶岩板で焼いて楽しみます。料理長曰く、溶岩板で焼くことでじっくり火が通り、肉質が柔らかくなるのだそう。
コースの内容は毎月変わるため、下呂で採れた野菜や、飛騨産のお米「銀の朏(みかづき)」など、飛騨牛以外の旬の特産品も堪能できます。
店内は、水鳳園の雰囲気に合わせた和のテイストで統一されており、夫婦やカップルでも落ち着いて食事を楽しめる半個室席がメインです。席から眺められる美しい庭園は、誰でも散策したり写真を撮ったりすることが可能。これからの季節は緑も色付き、紅葉や雪景色も楽しめるのだとか。
飛騨牛茶寮 神月 STEAK KANGETSU
- 住所
- 岐阜県下呂市森2510-1
- アクセス
- JR高山本線「下呂駅」から徒歩約19分
- 営業時間
- 11:00~14:00、17:30~21:30(最終入店時間 19:00)
- 定休日
- 火曜日(水曜日も休む場合有)
- 問い合わせ
- 0576-74-1129
週末旅を彩る特別な宿泊施設をご紹介
ゆったりと大人時間が過ごせる老舗旅館
1932(昭和7)年創業の老舗旅館「水明館」では、個性豊かな3つの大浴場が楽しめます。
まずは、巨岩と木々に囲まれた開放的な空間で、湯に浸かることができる「野天温泉」。山間を吹きわたる風や、飛騨の星空など、自然を堪能しながらゆったりとしたひとときを過ごせます。
続いては一面ガラス張りの「展望大浴場」。窓から下呂温泉の街並みや飛騨の山々が一望できます。24時間利用できるので、自分たちの好きなタイミングで利用できるのもうれしいポイント。
最後は天井、壁、柱までヒノキにこだわった大浴場「下留の湯」。高温浴槽、低温浴槽、檜風呂、サウナなど豪華な設備が備わっています。
さらに特別な時間を過ごしたいという方は、館内の貸切露天風呂や、離れ「青嵐荘」もおすすめ。「青嵐荘」は数寄屋造りの建物に、全5室のみの客室が備わったぜいたくな空間で、よりプライベートな時間を過ごせます。
水明館
- 住所
- 岐阜県下呂市幸田1268
- アクセス
- JR高山本線「下呂駅」から徒歩約3分
下呂温泉を見渡せる!全21室の小さな隠れ宿
「下呂温泉 今宵天空に遊ぶ しょうげつ」は、下呂温泉の高台に位置する旅館で、客室や露天風呂から温泉街を一望できます。大きな窓から望む景色はまさに絶景。まるで雲の上から見渡すような眺望を堪能することができます。夜が更けると、宿泊客の特権である美しい夜景も楽しめるので、恋人や夫婦で泊まれば、ロマンチックなひとときを過ごせるでしょう。
部屋数は各フロア3部屋のみの計21室。白木の美しい数寄屋造が特徴で、次の間付きのゆったりとした空間です。貸切風呂からの眺めも見もので、その季節ならではの風景を眺めることができます。
下呂温泉 今宵天空に遊ぶ しょうげつ
- 住所
- 岐阜県下呂市幸田1113
- アクセス
- JR高山線「下呂駅」から徒歩約15分
ご褒美旅を締めくくるお土産選び
地酒【すますま/天rroir】
岐阜県には50軒以上の酒蔵があり、古くから酒造りが盛んな地域です。岐阜の地酒は、軟水から生まれる口当たりのやわらかさが特徴で、全国にもファンが多いのだとか。
飛騨街道湯之島宿にある「おがわや酒店」では、約200種類の地酒を取り扱っています。
※2024年9月時点の情報です。
「天領酒造」のスパークリング酒「すますま」は、食前酒として人気の地酒。飲みやすい口当たりで、お土産にもぴったりです。
日本酒が好きな人に贈るお土産なら、同じ天領酒造の「天rroir(テンロワール)」。下呂産の米「飛騨ほまれ」を使って作られたやや辛口の銘柄で、米のしっかりとしたコクが味わえます。
※お酒は20歳になってから。
おがわや酒店
- 住所
- 岐阜県下呂市湯之島230-1
- アクセス
- JR高山本線「下呂駅」から徒歩15分
- 営業時間
- 8:00~19:00
- 定休日
- 水曜日
- 問い合わせ
- 0576-25-2215
お菓子【GERO琥珀/下呂げろまんじゅう】
「GERO琥珀」は、お土産ショップの「ゆあみ屋」が、下呂の自社工場で製造する琥珀糖です。琥珀糖は、カラフルで宝石のような見た目からその名が付き、中はやわらかく、外はシャリシャリとした食感が特徴のお菓子。全部で5種類の味と色があり、色違いで並べたくなる美しさです。
カエルの鳴き声の「ゲロゲロ」と「下呂」を掛けたことから、下呂温泉街では町のあちこちにカエルのモチーフが出現します。カエルの形をした「下呂げろまんじゅう」も、下呂温泉ならではの人気土産。もっちりとした生地の中に、甘さ控えめの枝豆餡が詰まっており、食べ応えも十分です。
ゆあみ屋
- 住所
- 岐阜県下呂市湯之島801-2
- アクセス
- JR高山本線「下呂駅」から徒歩約9分
- 営業時間
- 9:30~18:00(季節により変動あり)
- 定休日
- 不定休
- 問い合わせ
- 0576-25-6040
10月実施!飛騨牛豪快焼き&秋の味覚満喫フェア
秋の下呂温泉街では、下呂のおいしいものが堪能できるイベントが開催されています。中でも幸田河川敷で行われる「下呂温泉謝肉祭」は、大好評につき、毎年開催されている目玉イベントです。
今年は飛騨牛豪快焼きと、地元特産米「飛騨産コシヒカリ」のごはん、きのこ汁のセットを1人前500円で提供予定。数量限定のため、早い者勝ちとなりますが、宿泊者は前売券の購入もできます。
「飛騨産コシヒカリ」は、全国各地で作られている「コシヒカリ」の中でも、知る人ぞ知るおいしいお米。豊かな甘みとふっくらとした炊きあがりは、飛騨の美しい水や空気の賜物です。
また当イベントには、下呂の中学生・高校生も関わっています。学生たちは、この日のために事業者へアンケートを取り、観光マップや食べ歩きフードを開発するなど、イベントを成功に導くために、さまざまな形で協力してくれているのだとか。
当日は足湯コーナーも設置されるので、天然温泉100%の湯を気軽に楽しめます。その他キッチンカーや、木工製品・飛騨牛の販売も行われる予定。せっかく下呂に行くなら、飛騨・下呂の名物が一気に集結するイベントにも、ぜひ参加してみてください。
飛騨牛豪快焼き&秋の味覚満喫フェア
- 日時
- 2024年10月20日(日)
- 場所
- 幸田河川敷 いでゆ大橋上流側(入場無料)
- 営業時間
- 9:30~18:00(季節により変動あり)
- 問い合わせ
- 下呂温泉旅館協同組合 0576-25-2064
上質な温泉と宿、そして食に恵まれた下呂温泉。関東圏・関西圏ともにアクセスしやすいことから、週末のご褒美旅にぴったりのスポットです。
今回紹介した宿泊施設では、色浴衣を借りることができるので、浴衣に着替えてから2人で温泉街を散策するのもおすすめです。
下呂温泉への旅は「特急ひだ」でのまったりとした移動時間も含め、一緒に行く人との仲を深める濃密な時間になることでしょう。秋の旅先に迷っている方は、日頃の疲れを癒やす下呂の旅へ、ぜひ出かけてみませんか。