提供:沖縄テレビ
2023年5月27日に沖縄県那覇市の国際通りと繋がる平和通りにグランドオープンした夜パフェ専門店「ぱふぇんちゅ」。沖縄県産のフルーツや食材を多種多様に使い、見た目もさることながら、素材と深みのある味にこだわっている琉球パフェ。
札幌にてリゾット専門店「Risotteria®︎GAKU 」からスタートし、SNSでも大きくバズった自動販売機で買える「シュートケーキ缶」、「夜パフェ」「シメパフェ(〆パフェ)」の先駆けとなった夜パフェ専門店「Parfaiteria PaL 」を皮切りに、数々のお店を札幌、東京、大阪、福岡にて展開する、株式会社GAKUの橋本 学(はしもと がく)さんが手がける沖縄に初上陸の〆にお酒と合してスイーツを楽しめる、夜パフェ専門店「ぱふぇんちゅ」。
目次
良い夢のために「ぱふぇんちゅ」の夜パフェで〆てみては?
「一日の締めに美味しいパフェで〆て良い夢が見られますように」をキャッチフレーズに2015年に札幌に夜パフェ専門店「Parfaiteria PaL」をオープンしてから約8年の時を流れて那覇市に初上陸した夜パフェ専門店「ぱふぇんちゅ」。
場所は、国際通りとぶつかるアーケード街「平和通り」にあります。
那覇の中心街にとも言える平和通りは、地元の方も観光客も多い飲食店が多いエリアです。〆に夜パフェ専門店「ぱふぇんちゅ」にてスイーツタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか?
沖縄を感じる「ぱふぇんちゅ」の店内
花ブロックをみると沖縄を感じますよね。カウンター席とテーブル席の間には花ブロックの仕切りがあります。奥のテーブル席には大きく描かれたウォールアートがあり、沖縄県産の食材が鮮やかにパフェグラスに収まっているオシャレなデザインです。
イラストで見やすい「ぱふぇんちゅ」のパフェメニュー
天然木でカバーリングされた「ぱふぇんちゅ」のメニュー。右下の「ぱふぇんちゅ」シーサーロゴが愛くるしくて沖縄感が満載です。
「ぱふぇんちゅ」パフェメニュー ※メニュー撮影はNGです。
「ぱふぇんちゅ」ドリンクメニュー ※メニュー撮影は許可を頂いております。
すべてのパフェはイラストで描かれていて、細かく素材(パフェパーツ)の内容が記されています。沖縄らしいネーミングもさることながら、「アルコール入ってます」「入ってません」などの表記は「夜パフェ」らしい、沖縄県産の材料もパフェパーツとして多く記入され一目で想像がしやすく、とても見やすい「ぱふぇんちゅ」メニューです。
これなら、お酒を飲んだあとの〆パフェとしても、そのタイミングの好みに合った「夜パフェ」が選べます。
価格に単品とセットがあるのは、セットはドリンクセットを示しています。
さすが!夜パフェ専門店!ドリンクはアルコールも選べますので、〆の一杯&スイーツが楽しめます。
※パフェのメニューは旬な素材に合わせて全て期間限定(市場次第)となっています。
今回は、「ヨルパフェクイナ」と「琉球朝顔」のドリンクセットをチョイスしました。
やんばるの大自然を彷彿させる「ヨルパフェクイナ」
まずはネーミングですよね(笑)「ヨルパフェクイナ」。さすが、夜パフェ専門店です。
見た目はやんばるの大自然を彷彿させるグリーンとブラウンの色合い。パフェの中央部分には赤いくちばしが印象的な、クッキーで作られたヤンバルクイナがとじ込められています。
セットドリンクは「くら・ザ・ウィスキー ラムカスクフニッシュ」という沖縄のウィスキーと一緒にいただきます。
パフェの提供時に「ヨルパフェクイナ」にはどのようなパフェパーツを使用しているかという、お品書きも添えて提供されます。ぱっと見た感じでも、月桃、黒糖、アガラサー、ジーマミー、ちんすこうなど沖縄の言葉が漂っていてお品書きからも沖縄の食材が多種多様に使われているのが伝わってきます。
「おっぱソフトクリーム」の名前を那覇で見かけるのも珍しいですが、「まじめなカタラーナ」という「Risotteria®︎GAKU」、人気のドルチェが味わえるのも嬉しいですね。
ピスタチオジェラートに重なるおっぱソフトクリーム、月桃のシフォンケーキラスク、豹柄のチョコレート、黒糖メレンゲ、月桃のサータアンダギー、まじめなカタラーナ、ぱふぇんちゅロゴのチョコレートなど、ふんだんにパフェパーツが盛り付けられています。
違う角度で見ると、アーモンドちんすこうと月桃のシフォンケーキラスクが溢れんばかりのさまざまなパフェパーツを支えているのが目に取れます。
アーモンドクロッカンで支えらた天井の中にはヤンバルクイナクッキーと木に見立てたココナッツメレンゲ、ヤンバルクイナの足元にはちんすこうのスクランブルで沖縄の大地が表現されています。
最初はピスタチオとチョコのジェラートに「おっぱソフトクリーム」が混ざりあいながらさまざまな味やパフェーパーツを楽しみ、中盤では天井を崩して濃厚な味のクイナクッキーと上の具材を混ぜて味わう。最後はちんすこうのスクランブル、ボネ、ピスタチオプリン、苦めのカラメルソースが、ほろ苦くウィスキーとちょうど良い感じで交わります。
セットで注文したドリンクは、「くら・ザ・ウィスキー ラムカスクフニッシュ」。
薄張りグラスも模様が入っていて印象的、スモーキーな香りのなかにほのかに薫るラムのアロマを感じるウィスキーです。飲み方はロックで「ヨルパフェクイナ」の様々な味と食感と絡みあいとてもマッチします。
ポップでカラフルな夏を感じる「琉球朝顔」
見た目の通り、日差しのアツい沖縄の朝顔が表現されている「琉球朝顔」。夜パフェ専門店なのに沖縄の日差しを感じてしまうほどのインパクトのある帽子は、パッションチョコレートととうきびダンテルで作られており、まさに大きなストローハットを連想します。
セットドリンクは「ぱふぇんちゅのサングリア 赤」というオリジナルサングリアと一緒にいただきます。
「琉球朝顔」は、アセロラ、ビーツ、ルビーチョコレート、赤肉メロン、マンゴー、キウイ、ブルーキュラソーとさっと見ただけでも色とりどりな多種多様の材料を使用してパフェパーツが作られています。「ブルーキュラソーの寒天」と「泡盛のジュレ」はアルコール入りでまさに〆の夜パフェとして華やかに締められそうな一品です。
帽子のツバは少し塩味があり、赤肉メロンと一緒に食べると甘みを引き立てます。帽子の頭部(クラウン)にはパッションチョコレート、一周しているピンク色のじゃばらはアセロラとビーツのクリーム、リボンはルビーチョコレート。あわせて食べると絶妙な酸味が黒糖ジェラートの甘みとマッチします。
黒糖ジェラートの土台にはソフトクリームとちんすこうのクランブルが敷いてあり、球体の赤肉メロンとも相性がよいです。
一つだけ色の違うあんこ球体が見た目も味もとても良いアクセントとなります。
ソフトクリームの下にはクレームダンジュが盛られていて、アーモンドクロッカンが屋根となり、香草の緑の蔦、アセロラブルーキュラソー寒天でできた真っ赤な花「琉球朝顔」を華やかに支えています。
透明の泡盛のジュレや最下部のマンゴーとパッションのコンフィチュールがさらにみずみずしさを演出しています。
アーモンドクロッカンを崩して、朝顔に濃厚なソフトクリームとクレームブリュレが降り注いだときの甘みと酸味に絡みあい、最下部ではさらに泡盛とマンゴーにて沖縄を感じる。この感覚と後味はとても美味しく印象深いです。
細部までこだわっている「ぱふぇんちゅ」の夜パフェ。「琉球朝顔」は、さまざまなフルーツの味、パフェパーツのチョコレートの酸味とクリームの甘みが混ざり合い、スライスオレンジを浮かべた「ぱふぇんちゅのサングリア 赤」とペアリング度も高いです。一日の最後に夜パフェでさっぱり締めたい方にはオススメです。
夜パフェの先駆け「ぱふぇんちゅ」オーナー橋本 学さんの想い
札幌、東京、大阪、福岡にて夜パフェ専門店を展開していますが、沖縄のフルーツというのは独特なので、他の店舗とは食材をがらっと変えて、フルーツを始め沖縄の食材で作るパフェ屋さんをやりたいと思ったんです。沖縄以外の店舗はメニュー自体は違いますが、使っている食材はほとんど一緒になっていて、なるべく北海道の食材を使っているんです。
今回、沖縄に出店した夜パフェ専門店「ぱふぇんちゅ」に関しては、全てとまではいかないですが、なるべく沖縄県産の沖縄の食材を使うようにしていて、ミルクも沖縄県産の材料を使用しています。
地元の方には親しみのある食材やスイーツも入っていますが、観光などで来てくださった方にもオススメしたいです。
サーターアンダギー、ちんすこう、沖縄のフルーツなどの1種類でお腹が満たされてしまう方もいらっしゃるかと思うので、多種多様の沖縄食材、スイーツをふんだんに使った沖縄県産品がギュッとつまったパフェを楽しんでいただきたいです。
夜パフェ専門店 ぱふぇんちゅ
- 住所
- 沖縄県那覇市牧志3-1-18
- 電話番号
- 098-987-6833
- 定休日
- 火曜、水曜
※この記事は、2023年5月29日に沖縄テレビ「OKITIVE 沖縄テレビ放送」で公開された記事を転載したものです。