「ザ・プリンス京都宝ヶ池」新ライトアップ開始！桜シーズンには特別演出も【楽天トラベル】

公開日: 2024/03/24

ドーナツ型の建物が個性的な京都市の高級ホテル「ザ・プリンス京都宝ヶ池、オートグラフコレクション」で、これまで季節ごとに実施されてきた中庭と外周のライトアップが一新。

四季に見立てた新たな光の演出が楽しめるほか、桜の開花時期には中庭で特別なライトアップも行われます。

名建築家・村野藤吾が手がけたドーナツ型ホテル

1986年に開業した「ザ・プリンス京都宝ヶ池」は、数々の名建築を生み出した建築家・村野藤吾が最晩年に手がけたドーナツ型の建築で知られます。

洛北の自然とホテルとの融合をテーマにしており、ロビーや宴会場、客室のディテールなど、あらゆる部分に曲線が多用された意匠が特徴的です。

ドーナツの穴に当たる約2,100平米の中庭には、桜や紅葉をはじめ、さまざま草花が遊歩道に沿って四季折々の風情を見せ、宿泊客の散策の場として親しまれています。

刷新されたライトアップでは、中庭を4つにゾーン分けし、それぞれ四季に見立てた演出が施されました。

このうち、「メインダイニングいと桜」の前は、桜が最も美しい「春」ゾーンに。店名の由来にもなっている中庭の桜を眺めながら、華やかなディナータイムを満喫できます。

また、清々しい竹林が広がる「日本料理宝ヶ池」の前は「夏」、フロントロビーの前は紅葉の映える「秋」、「ロビーラウンジ水の音」「クラブラウンジ」前は「冬」をイメージした照明デザインに一新されました。

いずれのゾーンも日本らしさあふれる繊細で淡い色合いで照らされ、中庭に出て眺めるだけでなく、ロビーやレストランの席からも場所によって異なる演出を楽しめます。

中庭では桜の開花時期だけ楽しめる特別な演出も。庭内に植えられた桜の木が光に照らされて鮮やかに浮かび上がるほか、遊歩道には花びらの模様が投影されます。お花見にぴったりの赤い和傘と腰掛けも設置されていて、宿泊客以外も自由に訪れることができます。

さらに、中庭内に期間限定のカフェ「“HANAMI” Cafe」も開設。満開の桜の下、コーヒーや桜餅をお供にゆったりとした時間を過ごせそうです。

中庭をはじめ、施設外周の桜や紅葉、敷地内の日本庭園など、建物全体が新たな照明デザインで彩られた「ザ・プリンス京都宝ヶ池」。落ち着いた光の色合いと、まるで水墨画の濃淡を感じさせる奥行き感ある陰影の中で、穏やかな春の夜に浸ってみてはいかがでしょうか。