北海道札幌市街区を南北に流れる創成川。その東岸エリアに「ホテル創成札幌Mギャラリー」が、2024年1月30日にオープンします。フランス・パリを中心に展開されているブティックホテルコレクションによる、北海道の過去と未来をつなぐ新拠点です。
アコーグループのプレミアムホテルブランド「Mギャラリー」
今回オープンする「ホテル創成札幌Mギャラリー」は、クラブハウスのように訪れるたびに快適さが増すホテルとして同地で30年にわたり愛されてきた「ホテルクラビーサッポロ」の後継ホテル。
「サッポロ不動産開発株式会社」が、フランス・パリを拠点に世界110カ国に5,500を超えるホテルやレジデンスを展開しているアコーグループとホテルマネジメント契約を結び、同グループによるプレミアムホテルブランドコレクション「Mギャラリー」の一拠点としてリブランドオープンするものです。
その土地の歴史や文化を尊重する独創的なホテルを旨とする同コレクションの方針に従い、「ホテル創成札幌Mギャラリー」では「創成イーストエリア」に色濃く残る、開拓当時の趣きをデザインコンセプトに採用。開拓使の邸宅を思わせる、和洋折衷の美しい空間へと生まれ変わらせました。
全室に洗い場付きバスルームを備える118室の客室には、キングルーム、ツインルームやスイートなどが。地元食材をふんだんに使った料理と世界中から厳選したワインがそろうレストランや、ニーズに合わせて利用できるフィットネスセンターなど、設備も充実しています。
開拓当時の趣きを残す「創成イーストエリア」
同ホテルが開業する「創成イーストエリア」は、北海道札幌市街を南北に流れる創成川の東岸。明治時代の開拓当時から、工業区域として北海道の発展を支えてきたエリアです。
西欧から招かれた知識人や技術者が多く住まい、ドイツに学んだ中川清兵衛が、日本初のビール醸造所として札幌開拓使⻨酒醸造所を立ち上げたのもこの場所。のちに「サッポロビール工場」となった醸造所はショッピングモールや映画館などがある複合施設に生まれ変わり、周辺にはクリエイティビティあふれるカフェやレストラン、ショップなどが並んでいます。
当時の開拓使の邸宅が公開されている「永山記念公園」や「サッポロビール博物館」、「さっぽろテレビ塔」、「二条市場」といった人気スポットにもほど近く、観光にも便利。開拓当時のフロンティアスピリットを感じながら、札幌の過去と現在を堪能する滞在がかなうでしょう。開拓使の精神が宿る街に新たに誕生したランドマークホテル。北海道旅行を考えているなら、こちらでのステイを検討してみてはいかがでしょうか。
ホテル創成札幌Mギャラリー
- 住所
- 北海道札幌市中央区北2条東3丁目サッポロファクトリー西館
- 総部屋数
- 118室
- アクセス
- JR「札幌」駅より車で約5分