沖縄県読谷村の「ホテル日航アリビラ」がSDGsを実践する宿泊施設の国際認証を取得

沖縄本島中部の西海岸沿いに位置する「ホテル日航アリビラ」

沖縄本島の中頭郡読谷村(なかがみぐんよみたんそん)に建ち、目の前にサンゴ礁の海が広がる「ホテル日航アリビラ」。開発時から環境保護に関する取り組みを続け、2023年6月9日にSDGsを実践する宿泊施設の国際認証である「Sakura Quality An ESG Practice」と「A Clean Practice」を取得しました。

 

SDGsに関する環境保護や安全対策が評価

アクティビティのリーフトレイル風景

同ホテルは沖縄本島の中頭郡読谷村のビーチに建つリゾートホテルです。亜熱帯の自然に囲まれ、目の前には「アリビラブルー」ともいわれる本島屈指の透明度を誇る海が広がっています。

ホテルでは豊かな自然を満喫するセーリングやSUP、シュノーケリングといった豊富なアクティビティを提供。県産の食材を駆使した料理をオーシャンビューのレストランで味わい、客室で水平線を眺めながらくつろぐ、上質な安らぎがそこにあります。そんな同ホテルでは開発時より大切な資源である自然を守るため、周辺の環境保護に取り組んできました。
 

「Sakura Quality An ESG Practice」と「Sakura Quality A Clean Practice」の認証マーク

同ホテルが取得した「Sakura Quality An ESG Practice」認証とは、米国の「GSTC(Global Sustainable Tourism Council)」より承認を受けた日本国内の宿泊施設を対象とするSDGs認証制度です。第三者委員会による認証プロセスを経てSDGsへの真摯な取り組みが評価され、5段階のうち3番目のRestorative「環境修復貢献施設」にあたる「3御衣黄(ぎょいこう)ザクラ」を取得しました。

同時に取得した「Sakura Quality A Clean Practice」は、適切な感染症対策や衛生対策を行っている施設に対して「A Clean Practice」マークが与えられる認証です。使用している消毒用薬剤の品質、消毒の手順、スタッフの安全確保といった環境面のほか、薬剤の保管と廃棄、記録管理の内容などが実地調査され、適切とみなされなければ取得することができません。
 

エネルギー対策や地域貢献で多角的な取り組み

「オーシャンフロントツイン」の客室

「Sakura Quality An ESG Practice」と「A Clean Practice」を取得した同ホテルの、具体的な取り組みをご紹介します。

 

自然環境

環境負荷の少ない施設運営のため、下記のような対策を導入しています。
・雑排水を海へ流さずに再利用する「中水システム」の稼働
・エネルギー使用量を一元管理して効率化をはかる「BEMS(ビルエネルギーマネジメントシステム)」の稼働
・空調熱源の変更
・節水システムの導入 など
 

ホテル周辺の風景

地域共生社会

地域の一員として、共に持続可能な社会へ向けた取り組みを行っています。
・地域行事への積極的な参加
・近隣ビーチの清掃活動
・食品残渣の飼料化 など
 

ホテル館内の「午後の回廊」

勤務環境

年齢、性別、国籍を問わずに誰もが活躍できる職場環境を目指しています。
・各種研修による人材育成
・職場と家庭の両立支援 など

 

同ホテルは読谷村の地域社会と共生し、稀有な自然環境を守り続けています。「ホテル日航アリビラ」で滞在し、その取り組みの成果やアリビラブルーの海を体感してはいかがでしょうか。
 

ホテル日航アリビラ

住所
沖縄県中頭郡読谷村字儀間600
総客室数
397室
アクセス
【車】那覇空港より約70分
駐車場
あり(250台・1滞在1,000円)
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