京都のたまごサンド専門店「NINUKI」で、バリエーション豊かなたまごの魅力を堪能♪

京都のたまごサンド専門店「NINUKI」で、バリエーション豊かなたまごの魅力を堪能♪

提供:ことりっぷ

 

「たまごサンド」とひとことで言っても、たまご焼き、目玉焼き、だし巻き、たまごサラダなど、パンにサンドするたまご料理はさまざまです。たまごをこよなく愛する“たまごソムリエ”による京都のたまごサンド専門店「NINUKI(ニヌキ)」では、バラエティ豊富でボリュームもたっぷりのたまごサンドをはじめ、フレンチトースト、プリン、ミルクセーキまで、たまごが主役のメニューが勢ぞろい。たまごの魅力を存分に楽しめます。

 

街なかの住宅街で目を引くたまご色

街なかの住宅街で目を引くたまご色 たまごの看板やたまごカラーの車が目印

地下鉄烏丸線五条駅から歩いて8分ほど。五条通を経て西洞院通を上がっていくと左手に医薬や農耕の神様を祀る五條天神宮の石鳥居が立っているのが目に留まります。通りを挟んだ神社のすぐ目の前が「NINUKI」です。「にぬき」とは、関西の言葉で「煮抜く」こと。ゆで卵を意味します。

扉を開けると、インテリアはビビッドなたまご色でまとめられていて、壁掛け時計、足元にあしらわれたデザイン、スタッフの制服やキャップまでもたまごがモチーフです。

 

たまごを愛するたまごソムリエ

たまごを愛するたまごソムリエ 店内にはテーブル3席があり、イートインもできる

お店を営むのは、たまごを愛してやまない横山万桜(まお)さん。「栄養価も高くて無限の可能性を秘めているけれど、脇役になりがちなたまごを主役にしたい」と2022年9月にたまごサンドの専門店をオープン。横山さんは“三ツ星たまごソムリエ”の称号をもちますが、さらなるステップアップをと、たまごに関する論文や試験などをクリアして得られる難関資格“五ツ星たまごソムリエ”を目指しているそう。

 

ショーケースに並ぶたまごサンドや店内のたまごモチーフたち

 

看板メニューは「NINUKIサンド」

看板メニューは「NINUKIサンド」 「NINUKIサンド」770円(2個)

7種ほどをそろえるたまごサンドは、2種類の京都産たまごを使い分けています。京都産宇治茶を配合した純国産餌で育った純国産鶏の「茶乃月卵」は、濃厚で力強い味わい。丹波黒大豆を配合した餌で育った鶏の「くろ丹波卵」は、独自のコクと旨みをもっています。

お店の名を冠する「NINUKIサンド」は、くろ丹波卵3個をやわらかな半熟状のスクランブルエッグに仕立て、もちっとした食感の湯種食パンでサンドしています。たまごサンドに使うパンは、二条城近くにある人気ベーカリー「Kurs(クルス)」や、御所南「ブルーデル」のもの。「ブルーデル」は、京都の老舗喫茶・イノダコーヒのモーニングでおなじみの、あのクロワッサンを作っている名店です。

 

どれも気になる、多彩なたまごサンド

どれも気になる、多彩なたまごサンド 「ツブツブサンド」820円(2個)

「ツブツブサンド」は、京都茶乃月卵を3個使用して半熟のゆで卵にし、マヨネーズではなくオリジナルの特製クリームをあわせて作るたまごサラダをサンド。塩もみしたスライスきゅうりが、濃厚なたまごの味を引き締めています。どのたまごサンドを選ぶか迷ったときは、「NINUKIサンド」と「ツブツブサンド」、人気の2種がセットになった「Wたまごサンド」もありますよ。

 

「ハムたまごサンド」610円(2個)

ほかには、目玉焼き、たまごサラダ、ハム、玉ねぎをサンドし、ブラックペッパーをピリリと効かせた「ハムたまごサンド」、ふわとろのたまごとチェダーチーズ、明太子入りの「明太子チーズたまごサンド」、自家製照り焼きチキンと目玉焼き、たまごサラダが入った「照り焼きたまごサンド」なども。

 

「明太子チーズたまごサンド」580円(2個)

 

たまごを使ったスイーツも

たまごを使ったスイーツも 「フレンチトースト」400円

卵黄だけを使った特製アパレイユ(卵液)に一晩漬けこんでからきつね色に焼目をつけたフレンチトーストは、フランスの塩をほんのり効かせてたまご感を際立たせています。

注文後に茶乃月卵、国産のきび糖、バニラビーンズ、ミルクを合わせて作る、できたての「ミルクセーキ」や、茶乃月卵まるごと1個分が入って、卵本来の甘さと国産きび糖のやさしい甘さが溶け合ったプリンも。たまご型のオリジナルケースもユニークで、おみやげにぴったりです。

 

「ミルクセーキ」730円 「たまごプリン」370円

サンドイッチ、フレンチトースト、ドリンク、スイーツなど、たまごソムリエの手によってたまごが華麗に七変化。イートインでゆっくり味わうほか、これからの季節は京都旅のおともにしたり、徒歩20分ほどの鴨川べりで味わったりするのもおすすめです。

 

 

文:佐藤理菜子 撮影:櫛ビキチエ

 

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