※このランキングは、楽天トラベルが行ったアンケート「本当に行ってよかった世界遺産ランキング」の結果をもとに算出しています。
アンケート期間:2019年10月10日~10月15日(投票者数:6,167)
朱く塗られた大鳥居が海にそびえる姿は圧巻。現在の鳥居は1875年(明治8年)に建立されたもので、平安時代から数えると8代目です。嚴島神社を中心として、海や弥山(みせん)原始林など宮島の14%ほどが世界遺産に登録されています。
- 分類
- 文化遺産
- 登録年
- 1996年
元はチェコの建築家によって建てられたヨーロッパ風の建物で、原爆により変わり果てた姿が、核兵器の惨禍を伝える建築物として世界文化遺産に登録されました。核兵器の廃絶と恒久平和の大切さを世界へと発信するシンボルになっています。
- 分類
- 文化遺産
- 登録年
- 1996年
かつての日本の首都として、さまざまな歴史の舞台となった京都。街のあちこちに文化財が立ち並ぶ古都には、国内外から多くの人が訪れます。京都にある数多くの文化財の中から、16社寺と1城が世界遺産に登録されています。
- 分類
- 文化遺産
- 登録年
- 1994年
1333年に砦が築かれて以来、歴代の城主が拡張を重ねいま見られる全容は1617年に整いました。当時の建築技術を極めた傑作と言われていて、その美的完成度や保存状態の良さが認められ、法隆寺とともに日本初の世界文化遺産に指定されました。
- 分類
- 文化遺産
- 登録年
- 1993年
18万ヘクタールもの広大な敷地内には多数の文化財が現存していて、法隆寺の建造物47棟と法起寺(ほうきじ、ほっきじ)の三重塔を加えた48棟が世界遺産に指定されています。中でも、法隆寺の西院伽藍は世界最古の木造建築として広く知られています。
- 分類
- 文化遺産
- 登録年
- 1993年
豪雪地帯に合わせた建築様式で、急勾配の屋根は雪が降っても自然に下に落ちるように工夫されています。「合掌造り」の名の由来は、屋根の形が合掌した時の手の形に似ていることから。茅葺屋根は30年~40年に1度葺き替えられます。
- 分類
- 文化遺産
- 登録年
- 1995年
徳川幕府の聖地である東照宮と、1200年の法灯(ほうとう)を伝えてきた輪王寺の二社一寺が世界遺産として登録されています。美しく豪華な9棟の国宝と94棟の重要文化財があり、その周辺の山林には樹齢360年を越える杉などを見ることができます。
- 分類
- 文化遺産
- 登録年
- 1999年
東大寺、興福寺、春日大社、元興寺、薬師寺、唐招提寺、平城宮跡、春日山原始林の8資産からなる世界遺産。宮殿の遺跡と都に計画的に建設された木造建築群、自然の山や森が一体となった文化的景観が守られていることが特徴です。
- 分類
- 文化遺産
- 登録年
- 1998年
世界遺産に指定されているのは、知床半島とその沿岸海域。海から陸へとつながる生態系がわかりやすく見られること、希少な動植物の生息地となっていること、それらの自然を保全する管理体制が整っていることが評価されました。
- 分類
- 自然遺産
- 登録年
- 2005年
昔から、山岳信仰のシンボルとして崇められてきた富士山。成層火山としての美しさはもちろんのこと、日本人と密接な関係を持つ信仰の対象であること、文学や芸術の源泉として多くの文化発展にも影響を与えたことが評価されました。
- 分類
- 文化遺産
- 登録年
- 2013年
10位以下も必見!日本の全世界遺産をご紹介!
アジア各国の交流の中心地として栄えた琉球王国の歴史を伝える、今帰仁城(なきじんぐすく)跡、座喜味城(ざきみぐすく)跡、勝連城(かつれんぐすく)跡など9つの資産で構成されています。今は失われた琉球社会の象徴的存在であり、考古学的遺跡としても貴重な遺産です。
※2019年10月31日に発生した火災で、首里城「正殿」「北殿」「南殿」など主要な建造物が焼失しました。最新の被害・営業状況は以下よりご確認ください。
首里城公式Webページ
- 分類
- 文化遺産
- 登録年
- 2000年
中尊寺、毛越寺(もうつうじ)、観自在王院(かんじざいおういん)跡、無量光院(むりょうこういん)跡、金鶏山の5つの資産で構成されています。アジアからもたらされた建築技術によって建てられた寺院群と美しい庭園、周辺の自然環境とともに浄土の世界を具現化しています。
- 分類
- 文化遺産
- 登録年
- 2011年
和歌山県、奈良県、三重県にまたがる3つの霊場と、熊野参詣道、大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)、高野山町石道の参詣道が世界遺産に指定されています。昔から紀伊山地は神々が鎮まる特別な地域と考えられていて、日本の宗教・文化の発展に大きな影響を及ぼしました。
- 分類
- 文化遺産
- 登録年
- 2004年
白神山地とは、青森県南西部から秋田県北西部にまたがる広大な山地帯の総称。このうち原生的なブナ林で占められている区域、約17,000ヘクタールが世界遺産に指定されています。東アジア最大級の原生的なブナ天然林が見どころです。
- 分類
- 自然遺産
- 登録年
- 1993年
樹齢7200年以上の縄文杉をはじめ1,500種類の植物が確認されていて、その数は日本の植物の7割以上とも言われています。さらに屋久島のみに自生する固有種が約40種類もあるなど、その特異な生態系から「東洋のガラパゴス」とも呼ばれています。
- 分類
- 自然遺産
- 登録年
- 1993年
島根県にある、1526年から約400年にわたって採掘された日本を代表する鉱山遺跡です。高品質であった石見銀山の銀は東アジアのみならずヨーロッパでも広く知られていて、世界との経済的、文化的交流に重要な役割を果たしました。
- 分類
- 文化遺産
- 登録年
- 2007年
養蚕の技術革新と製糸業の近代化により生糸(絹糸)の大量生産を実現し、世界中の人々の生活や文化をさらに豊かなものに変えました。それらの技術を軸に、世界と日本の間の技術交流を実現したことも評価の一因です。
- 分類
- 文化遺産
- 登録年
- 2014年
世界から輸入した技術と日本の伝統文化を融合させ、幕末から明治にかけて急速な発展をとげた炭鉱、鉄鋼業、造船業に関する施設が指定されています。三菱長崎造船所は、現在も稼働している珍しい遺跡ですが見学はできません。
- 分類
- 文化遺産
- 登録年
- 2015年
独自に進化した、特異な生態系が見られる小笠原諸島。過去に大陸とつながったことがないため小笠原でしか見ることのできない固有種の割合が高く、陸産貝類(カタツムリなど)や植物の進化の過程がわかる貴重な証拠が残されています。
- 分類
- 自然遺産
- 登録年
- 2011年
新たに登録された日本の世界遺産も必見!
<NEW>大阪府
百舌鳥(もず)・古市古墳群 -古代日本の墳墓群-
2019年7月大阪府の堺市、羽曳野市、藤井寺市に点在する49基の古墳群が世界文化遺産への登録が決定。この地域の古墳は、4世紀後半から5世紀後後半にかけて数多く築かれたもの。土を盛った墳丘を持つお墓は、権力を象徴するものであり、当時の身分の高い人が葬られています。百舌鳥エリア(堺市)には、歴史の教科書などで紹介される、世界最大の前方後円墳「仁徳天皇陵古墳」があり、周辺にも大小さまざまな古墳が密集しています。
- 分類
- 文化遺産
- 登録年
- 2019年
長崎県・熊本県
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産
キリスト教の信仰が禁じられた江戸時代から明治初期の日本で、長崎地方の潜伏キリシタンが地域社会と共生しながら密かに信仰を続ける中で育んだ、世界に類を見ない布教の文化的伝統を物語る12の構成資産。
国宝「大浦天主堂(おおうらてんしゅどう)」、「外海(そとめ)の出津(しつ)集落」や「原城跡」などがあり、熊本県の「天草の崎津(さきつ)集落」なども含まれています。
- 分類
- 文化遺産
- 登録年
- 2018年
福岡県
「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群
古来から「神様がいる島」として、航海の安全と外国との交流の成功のために祈りが捧げられた「沖ノ島」と、その祈りを受け継いできた「宗像大社(むなかたたいしゃ)」。登録された構成資産は、沖ノ島の3つの岩礁を含め8資産で、古代の自然信仰の形成と継承の過程を物語る世界でも例のない遺産群です。島自体がご神体なため、沖ノ島を訪れることは禁止されていますが、大島の沖津宮遙拝所から沖ノ島を拝むことができます。
- 分類
- 文化遺産
- 登録年
- 2017年
東京都
ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-
2016年7月東京・上野にある国立西洋美術館が世界文化遺産への登録が決定。ル・コルビュジエの建築作品のうち、フランスを中心としたヨーロッパ各地と日本、インドの7か国に残る建築群が対象となっており、大陸をまたぐ初の世界遺産登録となりました。 ル・コルビュジエは、20世紀を代表するフランス人建築家で、国立西洋美術館本館は、戦後、日仏間の国交回復・関係改善の象徴として設計されました。
- 分類
- 文化遺産
- 登録年
- 2016年