沖縄そばを世界へ。大人気行列店が新店舗オープン!新次元の”沖縄そば”を「EIBUN Tsuboya」(那覇市)

沖縄そばを世界へ。大人気行列店が新店舗オープン!新次元の”沖縄そば”を「EIBUN Tsuboya」(那覇市)

提供:沖縄テレビ

 

開店前から行列ができるほどの人気店「OKINAWA SOBA EIBUN」のすぐ隣に、3店舗目となる沖縄そば屋さん「EIBUN Tsuboya(エイブン ツボヤ)」が新規開店です。

 

沖縄そばを世界へ。大人気行列店が新店舗オープン!新次元の”沖縄そば”を「EIBUN Tsuboya」(那覇市)
沖縄そばを世界へ。大人気行列店が新店舗オープン!新次元の”沖縄そば”を「EIBUN Tsuboya」(那覇市)

1店舗目は2016年に開業となった「OKINAWA SOBA EIBUN」。その後2022年に「STAND EIBUN」が、そして2024年9月24日に壺屋やちむん通り、のうれんプラザの近くに「EIBUN Tsuboya」がオープン!

 

沖縄そばを世界へ。大人気行列店が新店舗オープン!新次元の”沖縄そば”を「EIBUN Tsuboya」(那覇市)

「僕の作りたい“沖縄そば”はまだたくさんあって、その中のひとつを、今回の3号店で表現していきたいと思っています。」と話すのは、岩手県出身の店主 中村栄文さん。

 

沖縄そばを世界へ。大人気行列店が新店舗オープン!新次元の”沖縄そば”を「EIBUN Tsuboya」(那覇市)

サラリーマン時代の2011年。インドネシア駐在から帰国した中村さんは「このまま海外で暮らしたい」とシンガポールにVISAを申請中、渡航まであと1ヶ月というタイミングで3.11東日本大震災が発生しました。
モヤモヤとした感情を抱えながら参加したボランティア活動で出会った仲間のひとりが沖縄出身だったということもあり、沖縄そばに興味を持ち始めたという中村さん。

 

沖縄そばを世界へ。大人気行列店が新店舗オープン!新次元の”沖縄そば”を「EIBUN Tsuboya」(那覇市)

「その人は、酔うと毎回沖縄そばについて熱く語るんです(笑)。何度も聞いているうちに “沖縄そばって面白そう”と思うようになってきて、沖縄そばについて調べてみたんです。僕はそれまで一度も沖縄に行ったことがなかったのですが“沖縄県民に愛され続けている沖縄そば”ってすごいなぁ、と。沖縄そばを極めたら、将来海外に進出できるかもしれない”という兆しも見えました。

 

海外には、まだ沖縄そば専門店がないじゃないですか。ただ、海外にはラーメン屋もうどん屋もある。強力な競合がいるので、今の沖縄そばだと少し弱くて…。ライバルが多い麺業界の中で太刀打ちするためにはどうすれば良いのだろうか。沖縄そばという枠の中でどれくらいレベルを上げていけば海外で活躍している日本の麺業界に対抗できるんだろうか、ということを常に考えています。」

 

2012年に岩手から沖縄に移住をした中村さんは最初の2年で300店舗ほどの沖縄そばを食べ歩き(食べ歩き件数は、現時点で700店舗ほど)、恩納村の「なかむらそば」と那覇市の「識名そば」で修行した後、4年目に独立。

 

沖縄そばを世界へ。大人気行列店が新店舗オープン!新次元の”沖縄そば”を「EIBUN Tsuboya」(那覇市)

「EIBUNでは伝統的な沖縄そばに、僕なりのアレンジを加えています。沖縄そばの価値観を変えて、新しい次元に持っていきたいんです」
常にビジョンの実現に向け、それに沿って日々戦略や計画を立て、表現を明確にしてきた中村さん。

 

沖縄そばを世界へ。大人気行列店が新店舗オープン!新次元の”沖縄そば”を「EIBUN Tsuboya」(那覇市)

店内には椅子がなく立食形式ですが、「早い」「安い」という、これまでの“立ち食いそば”のイメージを覆すのが「EIBUN Tsuboya」。中村さんは沖縄で活動するクリエイターとタッグを組み、スタンドスタイルでありながら、照明から什器に至るまでこだわり、しっとり大人の雰囲気が漂う居心地の良い空間に仕上げました。

 

沖縄そばを世界へ。大人気行列店が新店舗オープン!新次元の”沖縄そば”を「EIBUN Tsuboya」(那覇市)

支払いは完全キャッシュレス決済で、タッチパネルでオーダー。

 

沖縄そばを世界へ。大人気行列店が新店舗オープン!新次元の”沖縄そば”を「EIBUN Tsuboya」(那覇市)

器からはみ出る塩豚肩ロースが印象的!

 

沖縄そばを世界へ。大人気行列店が新店舗オープン!新次元の”沖縄そば”を「EIBUN Tsuboya」(那覇市)

「特上EIBUNそば 黒醤油」は、低温調理でしっとりとした食感に仕上げた合鴨ロースと、甘辛く香ばしい炙り軟骨、沖縄の伝統料理スーチカー(豚の塩漬け)の作り方を取り入れ、塩抜きした後に真空低温調理で素材の旨みを引き出した豚肩ロース、新屋養鶏場の卵で作った半熟の味玉、揚げごぼう、白髪ネギと生姜がトッピングされ、この一皿の中で中村さんの世界観が表現されています。

 

沖縄そばを世界へ。大人気行列店が新店舗オープン!新次元の”沖縄そば”を「EIBUN Tsuboya」(那覇市)

2種類の小麦粉と全粒粉を混ぜ込んだ麺は、製麺所に依頼しているオリジナル麺。ツルッ、もちっとした食感で、喉越しはなめらか。噛み締めるたびに小麦粉の甘味と香りが広がります。

 

沖縄そばを世界へ。大人気行列店が新店舗オープン!新次元の”沖縄そば”を「EIBUN Tsuboya」(那覇市)

出汁は、弱火でじっくりと8時間煮込み、一晩寝かせた豚骨スープに鰹節と昆布の一番出汁を合わせ、さらに、コクを出すためにてびちのゼラチンをプラス。たまり醤油と濃口醤油、樽仕込みの3種類をブレンドした“かえし醤油”と合わせ、ネギと宮崎県産の地鶏の皮、鰹節で作った香味油で香り付けがされています。

 

沖縄そばを世界へ。大人気行列店が新店舗オープン!新次元の”沖縄そば”を「EIBUN Tsuboya」(那覇市)

沖縄そばの伝統を守りつつ、斬新な発想を取り入れた他では味わえない中村さん渾身の一杯です。
“OKINAWA IS AMAZING”を合言葉に、県民に愛され続けるソウルフード=沖縄そばに新たな風を吹き込む「EIBUN Tsuboya」。

 

2025年には製麺所も作り「さらに理想とこだわりの追求をしていきたいです」と更なる目標を掲げる中村さん。沖縄を越え、世界で沖縄そばのムーブメントを起こす日はそう遠くなさそうです。

EIBUN Tsuboya(エイブンツボヤ)

住所
沖縄県那覇市壺屋1-5-14
営業時間 
12:00〜夕暮れ または 売り切れ次第終了
(※10月1日よりテーブルチェック予約優先での案内)
定休日
水曜日

 

※この記事は、2024年9月20日に沖縄テレビ「OKITIVE」で公開された記事を転載したものです。


 

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