時代劇などの撮影を見学できる、京都のテーマパーク型屋外スタジオ「東映太秦(うずまさ)映画村」で、全国公開中の映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』とのコラボイベント「ゲゲゲの妖怪村」が、2024年4月20日〜6月30日まで開催。
施設全体を使ったスタンプラリーや、劇中に登場するシーンを再現したセットの展示など、ファン垂涎の企画が盛りだくさんです。
国民的アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』の始まりを描いた衝撃作
原作者・水木しげるの生誕100周年記念として2023年11月に公開された映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』は、55年にわたって愛されている国民的アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』の最新作。
シリーズの「エピソードゼロ」に位置付けられている本作では、かつての目玉おやじである「鬼太郎の父」が初めて描かれます。呪われた村「哭倉(なぐら)村」を舞台に、鬼太郎の父と野心を持った男・水木との出会い、そして2人が立ち向かう怪奇な運命から、主人公・鬼太郎誕生の秘密に迫った衝撃作です。
映画村が「妖怪村」に! 超難解スタンプラリーなどコラボ企画が目白押し
東映太秦映画村で開催されるコラボイベント「ゲゲゲの妖怪村」では、ここでしか楽しめない特別な企画が盛りだくさん。
映画村全域を舞台に繰り広げられるスタンプラリー「妖怪村ラリー」では、鬼太郎の父や水木たちが妖怪村の住人から聞いた話を元に村内を歩き回り、証言に合う場所を探したり、妖怪村の住民から直接ヒントを聞き出したりしながら、村にまつわる真実に迫ります。
見事任務を達成すると、「妖怪村に来た記念に撮った写真風ポストカード」全3種のうちランダムで1種がプレゼントされます。ただし、映画村で過去に行われたコラボイベントと比べても、難易度は随一とのこと。大人もじっくり楽しめる内容に期待が高まります。
スタンプラリー中、もしかすると映画に登場した妖怪にばったり遭遇する……なんてこともあるかもしれません。
「潜入!哭倉村」と題したフォトスポットも。作中に登場した「座敷牢」や「鬼太郎の父と水木が酒を飲み交わした墓場」が、映画村内に忠実に立体再現されます。
普段、映画やドラマのセットを担当している東映京都撮影所の美術チームが制作したという展示は臨場感たっぷり。セットの中に入って写真を撮ることもできます。
「妖怪縁日」のコーナーでは、射的とガラポンの2種類のゲームが用意されます。作中で見事な銃の腕前を披露している水木のように、一発で景品をゲットできるか挑戦してみては。
景品には缶ミラーやクリアファイルなど、映画村限定のグッズが数多く用意されています。
期間中は映画をモチーフにしたコラボフードも多数登場。イートインだけではなくテイクアウト可能なメニューもあるので、店の外に出て、村の風情を楽しみながら味わうのも乙かもしれません。
さらに会場では、職人手作りのお香や京扇子、八つ橋など、京都らしい限定コラボグッズの販売も行われます。一味違ったお土産としても喜ばれそう。
同イベントでは、鬼太郎の父(CV 関俊彦)と水木(CV 木内秀信)の限定撮りおろしボイスが数カ所に用意され、会場を盛り上げます。妖怪たちの息づかいを随所に感じる奇々怪々な映画村で、大人も子どもも楽しめる鬼太郎ワールドを肌で感じてみてはいかがでしょうか?
東映太秦映画村「ゲゲゲの妖怪村」
- 開催場所
- 東映太秦映画村(京都府京都市右京区太秦東蜂岡町10)
- 開催期間
- 2024年4月20日~6月30日
- 営業時間
- 9:00~17:00(最終入村16:00)
- チケット
- 【当日券】大人 4,600円、中高生 3,600円、子ども(3歳以上) 3,400円
- アクセス
- 嵐電「撮影所前」駅より徒歩約2分
JR「太秦」駅・嵐電「太秦広隆寺」駅より徒歩約5分 - 詳細
- 「ゲゲゲの妖怪村」公式HP
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