山形県飯豊町(いいでまち)の白川湖では、例年春の2カ月間のみ現れる奇跡の絶景「水没林」が話題です。今シーズンからは水没林が出現する期間にライトアップも開催。光と闇の異空間アートを楽しめます。
神秘的な映えスポット「白川湖 水没林」
山形県飯豊町の白川湖では、例年春の2カ月限定で「水没林」が出現します。豪雪地帯である飯豊連峰から大量の雪解け水が流れこんで湖の水位が上昇。シロヤナギの木があたかも水の中に生えているような不思議な風景が見られるのです。
幻想的で神秘的、写真映えするスポットということで、2021年のJR東北ディスティネーションキャンペーンに採用された「水没林」。2022年には『ナショナルジオグラフィック日本版』の巻頭にて「春を告げる霧幻の森」として大きく取り上げられ、さらに話題となりました。
そんな「水没林」では、2024年4月20日(土)から5月18日(日)の期間、ライトアップが実施されます。周辺の自然環境に配慮した蓄電池を使用し、奇跡の「水没林」をさらに幻想的に演出。漆黒の闇に包まれた「水没林」のもう一つの表情を楽しめます。
土日とGW期間は「水没林Bar」も登場!
さらに、期間中の土・日曜日と4月27日から5月6日までのゴールデンウィーク期間は、「水没林Bar」も同時開催。バーベキューハウスを改装した「水没林Bar」では、カウンター越しにライトアップされた「水没林」を眺められ、ドリンク片手にチルな時間を過ごすことができます。不定期で焚き火の実施も。
他にも、地元の自然に精通したインタープリターによる「水没林秘密の裏道ツアー」や「水没林カヌーツアー」、「水没林でととのう 絶景サウナイベント」など、この時期だけの楽しいイベントが盛りだくさん。料理雑誌『オレンジページ』とコラボしたメニューやご当地グルメも楽しめます。
3月下旬から5月中旬までの期間限定で楽しめる「白川湖 水没林」。なかでも、新緑が芽吹きはじめる4月中旬からの時期は、湖面も一層濃い緑色に輝き、鳥たちのさえずりとともに非日常を楽しめる絶好のシーズンです。
白川湖 水没林ライトアップ
- 開催期間
- 2024年4月20日(土)から5月18日(日)18:30〜21:00
※荒天時、ライトアップは中止 - 開催場所
- 白川湖岸公園(山形県飯豊町数馬218-1)
- 料金
- 協力金としてライトアップ期間中の土・日と4月27~5月6日までのGW期間中のみ車1台につき1,000円(ソフトドリンクチケット1枚付き)
※協力金は水没林の環境整備やライトアップを含めた観光振興に使われます - アクセス
- 【電車】山形新幹線「米沢」駅、「高畠」駅、「赤湯」駅からそれぞれ車で約45分、JR米坂線「手ノ子」駅から車で約20分
【車】東北中央自動車道「南陽高畠」ICから赤湯バイパス経由で約40分 - 詳細
- 白川湖の水没林