提供：Sitakke
北海道の空知（そらち）地方在住のアカヌが、空知の「美味しい」をお伝えします。
今回ご紹介するのは、2024年4月6日（土）に、三笠市にオープンした、フィナンシェ専門店Rire-Sourire（リルスリール）。
三笠市在住の上西歩夢（じょうにしあゆむ）さん・栞（しおり）さんご夫婦が、お店をオープンしました。
歩夢さんは、三笠高校を卒業したのち、「2 Beans Coffee」という店名のキッチンカーで、全道各地を回り、自家焙煎のコーヒー・自家製焼き菓子などを販売してきました。
これまでは店舗を持たず、キッチンカーで移動販売をしていましたが、「地元の方がいつでも気軽に行けるようなお店も作りたい」という気持ちが強くなったという歩夢さん。
キッチンカーでの販売に加え、三笠に店舗をオープンすることにしました。
外壁や店内の壁など、自分たちで塗りました。手作りのお店です。
「キッチンカーは、全道各地を回るので、実は、なかなか地元で販売することができませんでした。三笠のみなさんや近隣の方々にもっと気軽に来ていただけるような…そんなお店が作りたいという思いが強くなりました。遠方のお客さまからも、『三笠へお菓子を買いに行きますね！』という、うれしい声も多くいただけるようになり、三笠に店舗がないと寂しいかなと思い、（オープンを）決めたんです」
フィナンシェ各種250円～、さまざまな味があります！
「Rire-Sourire」の代表を務める、栞さんにもお話をお聞きしました。
栞さんは札幌市出身。2020年4月に三笠市地域おこし協力隊として移住・活動し、歩夢さんと結婚。
お菓子作りは経験がなく、今は「修行中」と話します。
「お菓子作りの経験はゼロなので修行中です！チョコ系のお菓子が好きなので、チョコをたっぷり使ったフィナンシェなど…ちょっと珍しい、ひと工夫したようなアイディアを出していきたいなと思っています」
歩夢さんは、フィナンシェが1番好きな焼き菓子と話します。
「京都でとても美味しいフィナンシェに出会ってから、色々なお店のものを食べましたが…そこのお店を超えられるものはないなと。食感や風味がとても良くて。美味しくて衝撃を受けたそのフィナンシェを、自分が超えられるといいなと思い、作っています。フィナンシェ好きが作ったフィナンシェです(笑)」
外はカリっと、中はねっちりと。アクセントのある焼き菓子なので、食感を特に大事にしているそう。自家製フィナンシェのこだわりは、厳選した原材料。北海道産のバター、砂糖、小麦を使用しています。
「バターは特にミルク感が強い、根釧エリアのものを選びました。フィナンシェに欠かせないアーモンドは、スペイン産のマルコナ種という、アーモンドの女王と呼ばれているものを使用しているので、とても香りが良いですよ」
フランス語でRire=笑う Sourire=笑顔 笑顔を届けたい気持ちが伝わります！
「北海道で1番美味しいと言われるフィナンシェを目指して作っていきたいです！
地域のものを使って、味の種類もたくさんご用意できるように…いつ来ても楽しめるようなそんなお店にしていきたいと思っています。より美味しいものを、近隣の方、遠方から来てくれる方…たくさんの方へ届けていきたいです！」
今後は、たくさんの方にフィナンシェを届けていきたいと、笑顔で話してくれました。
歩夢さん、栞さん、ありがとうございました！
店頭にはさまざまな種類のフィナンシェや、焼きたての朝焼きフィナンシェが並んでいます。
フィナンシェ好きが作るフィナンシェ専門店！味わってみてはいかがでしょうか。
※詳しくはInstagram「rire.sourire」にてご確認ください
フィナンシェ専門店 Rire-Sourire
- 住所
- 北海道三笠市多賀町3-1
- 営業日
- 毎週木・金・土曜日
- 営業時間
- 11:00～15:00
- 公式SNS
- Instagram「rire.sourire」
※2024年4月取材時の情報です。最新の情報はお店のSNS等でご確認ください。
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取材・文： アカヌ 写真：村田峰史
編集：Sitakke編集部・ナベ子
＜アカヌ プロフィール＞
北海道の空知（そらち）地方在住、生まれも育ちも空知！生粋の空知っ子です。
食べること・散歩することが好きで「何食べようかな…」と考えながらよく散歩しています。
他には犬が大好きで、見ているだけで幸せになります…！空知に住んでいるからこその「これが空知！」という発見や、空知で頑張っている方たちをそっと応援していきます！Instagramも更新中！
※この記事は、2024年4月9日にHBC北海道放送のWEBマガジン「Sitakke」で公開された記事を転載したものです。
