提供:ことりっぷ
2023年7月、大阪なんばに開業した「センタラグランドホテル大阪」は、タイを代表する高級ホテルの日本第一号店。バラエティに富んだお部屋をはじめ、本格タイ料理を味わえるレストラン、大阪の絶景を見渡せるルーフトップバーやスパもあり、今、大阪で注目度急上昇中のホテルです。
エントランスをくぐると、たちまちバンコク旅行の気分に♡
ロビーフロアで、まっ先に目に飛び込んでくるトゥクトゥク
南海電鉄なんば駅から徒歩4~5分。大阪市内最大級の複合施設「なんばパークス」から望める、ひときわ高い建物が「センタラグランドホテル大阪」。ロビーがある2階部分とパークスはデッキでつながっているので、雨の日でもほとんど濡れずにアクセスできます。
エレベーターホールはバンコクのランタンフェスティバルをイメージ
このホテルは、タイのホテルチェーン「センタラホテルズ&リゾーツ」が手がける高級ホ テルブランドで、日本に初進出し話題を集めています。館内にはトゥクトゥクが飾られ、レセプションでほほえみを浮かべて迎えてくれるのは、美しいタイ女性のスタッフ。タイ人シェフが腕を振るうレストラン、伝統的なタイマッサージを提供するスパ、さらに本国タイからのお客様も多く、大阪の人気エリアでバンコク旅行の気分に浸れます。
ラグジュアリーから二段ベッド付きまでお部屋はお好み次第
明るく清潔感あふれる客室。コネクティングルームがあるのも便利
33階建ての高層ホテルに、客室は515室。そのバリエーションの豊富さも魅力です。ラグジュアリーなスイートルーム、友だち同士やカップルにおすすめのツインルーム、おひとりステイにおすすめのキングベッドのお部屋のほか、2室をつなげて使えるコネクティングルームは、3~4人の女子旅でもゆったり過ごせます。
また、キングベッド+二段ベッド付きというユニークなタイプもあり、人数と目的に応じて選べますよ♪
夜景が楽しみな、高層階のコーナールーム 二段ベッドのある部屋で、賑やかに過ごすのも楽しそう
ワンランク上の「雅クラブフロア」に滞在しラウンジを満喫
「雅クラブフロア」の宿泊者だけが利用できるクラブラウンジ
自分へのご褒美ステイにおすすめなのが、26~31階の上層階にある「雅クラブフロア」です。このフロアの客室に滞在すると、32階のクラブラウンジでチェックインとチェックアウトの手続きができ、コンシェルジュが滞在中の案内をサポート。また、客室のアメニティは世界中の高級スパで使われている、タイ発のオーガニックスキンケア・ブランド。スパのトリートメントメニューを割引で利用できるなど、魅力的な特典がいっぱいです。
ラウンジでは朝食、スイーツ、軽食やアルコールまで楽しめる
さらにラウンジでは、卵料理、お粥といったアラカルト料理のほか、タイ料理を味わえる朝食、スイーツが魅力のアフタヌーンティー、夕刻にはイブニングカクテルと軽食もご用意。もちろん無料で利用でき、このメニューだけでも十分に贅沢な気分に浸れます。スタンダードフロアより少々、お値段は高くなりますが、滞在すれば価格以上の価値を感じられるはずです。
タイらしいおもてなしを感じるレストラン&バーが8店
豊富なレストランやバーは1泊では楽しみ尽くせないほど
ホテルに滞在するゲストはもちろん、地元・大阪で働く女性たちにも評判なのが、カジュアルなお店から高級レストランまで多彩にそろう8カ所のレストラン&バー。タイ人シェフが腕を振るうオールデイダイニングを筆頭に、大阪の絶景とともにディナーを楽しめるメインダイニング、大阪市内を一望するスカイレストラン、スタンディングでお酒を楽しめるバーまで、バラエティに富んだスペースと料理を提供しています。
タイのフードコートのような雰囲気も楽しいオールデイダイニング
なかでも、朝食から本格タイ料理を味わえるのが、メインロビーの2階にあるオールデーダイニング「スアンブア(Suan Bua)」。ナイトマーケットや屋台をイメージしたインテリアが楽しく、ランチとディナーは宿泊しなくても気軽に利用できます。同じフロアには新鮮なシーフードとカニ料理を味わえる「エンバシー・オブ・クラブ(Embassy of Crab)」が隣接し、タイ料理とシーフードをメインにしたビュッフェやコースも楽しみです。
タイ人シェフが腕を振るう本格的な料理を味わって
贅沢なディナータイムを過ごすなら、最上階のルーフトップレストランへ。地上約130mの高さから大阪の街を眺めながら、ステーキやシーフード、フレンチの技法と燻製料理を組み合わせたメニューを味わえます。
最上階のレストランはロマンチックディナーにおすすめ
ユニークなコンセプト&インテリアは、さすが大阪♪
アフタヌーンティーは一人からでも注文OK(6587円)
タイのエッセンスがいっぱい詰まったホテルですが、大阪らしいセンスも忘れてはいません。その代表が、アフタヌーンティーとワインやカクテルを提供する「スモーク&スピン(Smoke &Spin)」。市街地の眺望とともにマレーシア出身の女性シェフが手がけるアフタヌーンティーが、“ヌン活”の女性を中心に評判です。
昭和レトロなグッズの数々が並ぶコーナー
その一角に飾られているのが、往年のプロ野球ファンや、70~80年代のポップスファンが見たら、涙して喜びそうなグッズの数々。ホテルのある場所が元・南海ホークスの球場だったことから、昭和の時代にオマージュしたコーナーを設けたのだそうです。
ディナーの後のカクテルタイムや、仕事帰りのビジネスマンにも人気なのが、カクテルをセルフで作って味わえる新感覚のバー「オートマタ(Automata)」。近未来的なネオンに照らされたスペースには、生ビールとクラフトビールのほか、焼酎、ハイボール、サワー、シロップなどが用意され、自分でサーバーを操作して好みのアルコールドリンクを作れます。
ビールの泡に好きなデザインや写真をプリントできるマシンも楽しくて、つい何杯もお代わりしたくなるので、飲み過ぎに気を付けてくださいね。場所は32階のステーキ&ウイスキーのレストラン「ウイスキーノヴァ(WhiskeyNova)」の奥。入り口が少々わかりにくいのですが、ぜひ訪れてみてください。
ホテル内でレストラン&バー巡りができる。右下が「オートマタ」
タイの伝統的なトリートメントに癒されるスパ
スパのベッド、ハーブやアロマオイルもタイから取り寄せたもの
ホテルのもうひとつの自慢が、タイに伝わる伝統的なトリートメントを提供する「スパ・センバリー(Spa Cenvaree)」。スパの国際アワードを何度も受賞している極上のトリートメントを体験できるのは、日本でここだけです。
トリートメントルームは、専用シャワールーム付きのシングルルームが2室と、カップルや友だち同士で同時に施術を受けられる、バスルーム付きツインルームが2室。ほかに、フットトリートメントの専用スペースも。緩やかな音楽と、アロマの香りに包まれてうとうとしていると、本当にタイの高級ホテルのスパで過ごしている気分になりますよ。タイマッサージの場合、力加減は少々強め。重点的にほぐしてほしい部分など、遠慮なくリクエストするのが、よりリラックスするポイントです。
タイの空気に癒され、アジアと大阪の勢いを感じるホテル
日本らしい風情も感じられ、本国タイからの旅行者にも人気
このホテルを訪れて感じたのは、大阪とタイのバンコクは街の雰囲気がどこか似ているということ。心地よく過ごせる客室と、バラエティに富んだレストラン&スパ、伝統的なタイのトリートメントも体験できる「センタラグランドホテル大阪」で、1泊2日のバンコク旅行気分を体験してみてはいかがでしょうか。
文:永田さち子